韓国旅行中、スマホのバッテリーが残りわずかで焦った経験、ありませんか?観光地で写真を撮りたい、地図で道を確認したい、翻訳アプリを使いたい……せっかくの旅行中にバッテリー切れは避けたいですよね。結論から言えば、韓国ではモバイルバッテリーのレンタルサービスがとても充実しています。2026年7月にはコンビニ「イマート24」で新サービスが始まったばかりで、選択肢がさらに広がりました。この記事では、最新のサービス動向から、外国人でも使えるかどうかの不安、サービスごとの比較まで、実際に韓国でバッテリーを借りるときに知っておきたい情報をギュッと詰め込んでお届けします。
韓国モバイルバッテリーレンタル事情は今どうなっている?2026年最新動向
まず、韓国モバイルバッテリーレンタル市場の現状をおさえておきましょう。
この分野で圧倒的なシェアを誇るのがPiggycell(ピギーセル) です。2025年10月時点の発表によると、韓国国内の市場シェアは95%に達し、設置ステーションは13,000ヶ所以上、レンタル用デバイスは10万台、有料ユーザーは400万人を突破しています(出典:Gate.com、2025年10月)。
そんな市場のトップランナーPiggycellですが、2025年10月にはブロックチェーン技術を活用した「Charge-to-Earn」という新しいモデルを発表しています。まだ一般ユーザーにどこまで浸透しているかはわかりませんが、業界として新しいフェーズに入っているのは確かです。
そしてもうひとつ、見逃せないのが2026年7月13日のニュース。韓国のコンビニエンスストア「イマート24」がスタートアップの백퍼센트(Baekpercent)と提携し、モバイルバッテリー共有サービス「충전돼지(チョンジョンデジ/充電豚)」をソウル・京畿道の50店舗で始めました(出典:프라임경제、2026年7月)。年内には全国1000店舗への拡大を予定しているとのことなので、今後ますます利用しやすくなっていくでしょう。
これだけ見ると「日本と似たようなサービスがあるんだな」と思うかもしれませんが、実は大きな落とし穴があります。日本でおなじみのChargeSPOTは、公式サイトの展開国・地域一覧に韓国が含まれていません。つまり、韓国ではChargeSPOTは基本的に使えないと考えてください。この点はネット上でも混乱が見られ、間違った情報が流れていることがあるので注意が必要です。
Piggycell・충전돼지・KPLANZ…何が違う?主要サービスを徹底比較
それでは、韓国で実際に使えるモバイルバッテリーレンタルサービスを比較してみましょう。それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方に合ったものを選ぶのが大事です。
| サービス名 | シェア・規模 | 主な設置場所(最新) | 料金体系の目安 | 外国人利用のハードル | 特徴・注記 |
|---|---|---|---|---|---|
| Piggycell | 市場シェア 95% 13,000局以上 | ソウル全域、主要駅、繁華街 | アプリによる従量課金制(要確認) | 中(アプリ利用必須。決済はKakao Pay/カード対応) | 韓国最大手。Web3技術導入で「Charge-to-Earn」という独自の取り組みを開始。 |
| 충전돼지 (Baekpercent) | 2021年時点で会員17万人 2026年7月より全国展開を加速 | イマート24(2026年7月〜首都圏50店舗) 映画館(CGV, メガボックス)、リゾート | 30分無料、以降従量課金制 | 低(アプリ不要。QRコード読み取りでNaver/Google ID連携可能) | 日本で主流の「貸出・返却のしやすさ」に特化。ケーブル3種内蔵で幅広い機器に対応。 |
| 完充 – ワンチュン (Everyportable) | 情報なし(中堅規模と推定) | 地図アプリで返却可能場所を事前確認可能 | アプリによる従量課金制(要確認) | 中(Google Playからのアプリダウンロード必須) | 韓国発のサービス。アプリのUIが韓国語のみである可能性が指摘されている。 |
| ChargeSPOT (日本等他国) | 韓国ではサービス提供なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 公式発表で韓国展開を否定。紛らわしい情報に注意。 |
| KPLANZ (弘大レンタル店) | 店舗型レンタル(1店舗のみ) | 弘大入口駅3番出口付近 | 60,000mAh大容量モデル:1日 8,000ウォン(保証金別途) | 低(店舗で対面受取。予約はWebで可能) | 超大容量が必要なキャンプや長時間の外出向け。返却は営業時間内(~17:00)に限定。 |
この表を見ると、「とにかく気軽に借りたい」なら충전돼지、「どこでも借りたい・返したい」ならPiggycell、「長時間・大容量で使いたい」ならKPLANZという住み分けが見えてきますね。
実際に使ってみた人の声は?ポジティブ・ネガティブな口コミ傾向
ネット上の口コミを調べてみると、だいたいこんな声が集まっていました(2024年10月〜2026年7月、PTT・Yahoo!知恵袋・Google Playレビューなどから集計)。
ポジティブな声(件数:少なめ)
設置場所が多くて返却が簡単、という利便性を評価する声がいくつか見られました。特にソウル市内なら困ることなく借りられるとの意見がありました。
ネガティブな声・不満(件数:中程度)
充電速度が遅いという指摘が複数ありました。また、外国人の利用に関しては「アプリがダウンロードできない」「韓国の電話番号が必要なの?」といった困惑の声が上がっています。
こうした声を見ると、サービス自体は便利だけど「外国人がスムーズに使うための情報」が不足しているのが現状のようです。
韓国モバイルバッテリーレンタル、外国人利用の壁と解決策
ネット上で特に多く見られた不安は、「外国人でも使えるの?」 という点。具体的には以下のような懸念がありました。
1. アプリのダウンロードができない
Androidスマホをお使いの方で、日本のGoogle Playストアからアプリがダウンロードできないという報告がありました。これは地域制限がかかっている可能性があります。解決策としては、APKファイルを直接ダウンロードするか、충전돼지のようにアプリ不要のサービスを選ぶのが現実的です。
2. 韓国の電話番号が必要?
Piggycellのアプリでは、アカウント作成時に電話番号認証を求められるケースがあるようです。海外のプリペイドSIMでは認証が通らない可能性もあります。こうした場合は、やはりQRコードだけで借りられる충전돼지が頼りになります。
3. 決済はどうするの?
韓国ではKakao Payが主流ですが、外国人は使えない場合が多いです。Piggycellはクレジットカードにも対応しているとの情報があるので、こちらを選ぶといいでしょう。
このように、サービスによって「外国人に優しい度合い」がかなり違います。初めて韓国でレンタルするなら、アプリ不要・QRコードだけで借りられる충전돼지が一番無難な選択肢かもしれません。
韓国でモバイルバッテリーをレンタルするときの3つのポイント
ここで、実際に現地で借りる前に押さえておきたいポイントを整理しておきます。
ポイント1:事前にアプリをダウンロードできるか確認
Piggycellを使う予定なら、日本を出発する前にアプリをダウンロードしてアカウント作成まで済ませておきましょう。韓国に着いてから「ダウンロードできない!」と焦るのが一番避けたいパターンです。
ポイント2:返却場所を事前にチェック
返却は基本的に同じ会社のステーションであればどこでもOKですが、エリア外だと返せない場合もあります。特にKPLANZのような店舗型は営業時間内に返却する必要があるので、計画を立てておいてください。
ポイント3:充電速度は過信しない
口コミでも指摘されていたように、レンタルバッテリーの充電速度はそこまで速くないことがあります。緊急時のサポートとして考えておき、余裕をもって利用するのがおすすめです。
こんなときはどれを選ぶ?シチュエーション別おすすめサービス
それぞれのサービスの特徴を踏まえて、シチュエーション別に選び方を提案します。
ソウル市内をちょっと観光するだけ
→ 충전돼지がおすすめ。イマート24はソウル市内にたくさんあるので、見つけやすく、アプリ不要でサッと借りられます。
終日動き回る予定で、いつでも借りたい・返したい
→ Piggycell一択。ステーション数が圧倒的に多いので、行動範囲を気にせず使えます。アプリのセットアップは事前に済ませておきましょう。
キャンプや終日の撮影で大容量が必要
→ KPLANZのようなレンタルショップがおすすめ。60,000mAhあればスマホ10回分以上の充電ができるので、電源がない場所でも安心です。
韓国モバイルバッテリーレンタルでよくある質問
Q. 日本で使っているモバイルバッテリーを持って行けばいいの?
もちろんそれでもいいのですが、旅行中は荷物を減らしたいですよね。レンタルなら返却すれば手荷物が増えず、空港などで返せるサービスも多いので、私はレンタルをおすすめします。
Q. 充電ケーブルはどうするの?
충전돼지는ケーブル3種(USB-C、Lightning、Micro USB)がバッテリー本体に内蔵されているので、ケーブルを持ち歩く必要がありません。Piggycellはバッテリー本体にケーブルが付いているタイプと、自分でケーブルを用意するタイプがあるようです。事前に確認しておくと安心です。
Q. 返し忘れたらどうなる?
多くのサービスは返却期限を過ぎると追加料金が発生したり、場合によってはバッテリーの購入金額が請求されたりするようです。返却はしっかり忘れずに。
まとめ:自分に合ったサービスを選んで、韓国旅行を快適に
韓国モバイルバッテリーレンタルは、Piggycell・충전돼지・KPLANZなど、それぞれに特徴があるサービスが揃っています。重要なのは、自分のスマホの使い方や移動スタイルに合ったサービスを選ぶこと。そして、外国人でも使いやすいかどうかを事前にチェックしておくことです。
特に2026年7月に始まったイマート24での충전돼지サービスは、アプリ不要でQRコードひとつという手軽さが魅力。韓国旅行がさらに快適になること間違いなしです。この記事を参考に、あなたにピッタリのバッテリーレンタルを見つけて、充電切れの不安のない素敵な旅にしてくださいね。





コメント