飛行機に乗る前に、モバイルバッテリーのルールって本当にわかりづらいですよね。特にタイ航空を利用予定の方なら、「持ち込めるの?」「機内で使っていいの?」「没収されたらどうしよう…」と不安に思っているかもしれません。
結論からお伝えすると、タイ航空ではモバイルバッテリーの機内持ち込みは可能です。ただし、2026年3月27日から大きくルールが変わりました。1人あたり最大2個まで、機内での使用・充電は禁止、そして頭上収納棚には絶対に入れてはいけません。
この記事では、タイ航空の最新ルールを、2026年8月時点の情報に基づいて徹底解説します。特に2026年3月と6月に相次いで発表された新しいルールの変更点を中心に、空港で「まさか!」とならないためのチェックポイントをまとめました。
タイ航空のモバイルバッテリー持ち込みルール【2026年8月時点】
まずは、現時点でのルールをざっくりと整理します。
- 機内持ち込み(手荷物):可能(ただし個数制限あり)
- 預入手荷物(受託手荷物):完全禁止
- 最大持ち込み個数:2個まで(2026年3月27日〜)
- 容量制限:100Wh(約20,000mAh)以下は特別な手続きなしでOK。101〜160Whは航空会社の事前承認が必要。
- 機内での使用・充電:全面禁止(2025年3月15日から継続)
- 収納場所:頭上収納棚への収納は禁止。座席ポケット・座席下・ポケットなど、常に手の届く場所に保管(2026年6月〜)
- 容量表示がないもの:持ち込み禁止
では、このルールがどうやって今の形になったのか、時系列で見ていきましょう。
2026年に入ってルールが2回も変わった!知っておくべき変更点
実はタイ航空のモバイルバッテリールールは、2026年春から夏にかけて2段階で大きく変わりました。1回目が3月、2回目が6月です。この変更を知らずに空港に行くと、思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。
2026年3月27日施行:個数制限が「2個まで」に厳格化
タイ国際航空は、国際民間航空機関(ICAO)の最新の安全指令に基づき、2026年3月27日からモバイルバッテリーの機内持ち込み個数を1人あたり最大2個に制限しました(Bangkok Post、2026年4月3日)。
それまでは、100Wh以下のバッテリーであれば特に個数制限はなく(実質的に20個までOKだった)、「バッテリーを何個も持っていく」という人が増えていました。しかし、これが一気に「2個まで」と明確に決められたんです。
また、機内での使用・充電は2025年3月から禁止されていましたが、このタイミングで再充電の禁止も改めて強調されました。
この変更の背景には、2024年に発生したタイ・エアアジア機内でのモバイルバッテリー爆発事故(乗客186名が乗ったフライトで煙が充満)や、韓国エアプサン機の火災事故などが影響しています(The Thaiger、2026年4月)。世界的に「リチウムバッテリーの危険性」が改めて認識され、ICAOが安全規則を強化したんですね。
2026年6月施行:収納場所のルールと「容量表示必須」が追加
さらに、タイ民間航空局(CAAT)が2026年6月に国家レベルの新規則を発表。これまで曖昧だった収納場所について、明確な指示が出ました(Bangkok Post Learning、2026年6月5日)。
- 頭上収納棚への収納は禁止
- 座席ポケット、座席下、または自分のポケットなど、常に手の届く場所に保管すること
- 容量(WhまたはmAh)の表示がないモバイルバッテリーは持ち込み禁止
特に「頭上収納棚に入れてはいけない」というルールは、多くの人が「機内に持ち込んだらとりあえず上の棚に置く」という習慣を持っているだけに、盲点ですよね。CAATは「緊急時にすぐに対応できるよう、常に手元に置いておくこと」を求めています。
これで、タイ航空のルールは「使用禁止+個数制限+収納場所指定+容量表示必須」という、非常に細かいものになりました。
タイ航空のモバイルバッテリーに関するよくある疑問
ここからは、実際にSNSやQ&Aサイトでよく見かける質問を集めました。2026年8月時点で、実際の利用者が困惑しているポイントです。
「2個まで」のカウントに、バッテリーケースは含まれる?
スマホに装着したまま充電できるバッテリーケース(いわゆる充電ケース)についても、気になりますよね。
現時点でタイ航空やCAATはこの点について明確な公式見解を発表していません。ただ、一般的な解釈としては「機内持ち込み手荷物としてカウントされる」と考えたほうが無難です。複数の航空フォーラムでも「バッテリー内蔵ケースはバッテリーとしてカウントされる」という趣旨の投稿が複数見られました。確実を期すなら、ケース込みで2個以内にしておくのが安心です。
容量表示が薄れて読めないけど、大丈夫?
持ち込みはできません。
CAATの新規則で明確に「容量表示のないものは禁止」とされています(Bangkok Post、2026年6月)。「昔買ったから表示が消えちゃった」というバッテリーは、残念ながら没収対象になります。空港の保安検査で「これ、何mAhですか?」と聞かれても、答えられなければその場で処分される可能性が高いです。旅行前に、ちゃんと表示が読めるか確認しておきましょう。
101Whを超えるバッテリーはどうすればいい?
100Whを超え、160Wh以下のバッテリーは、事前にタイ航空の承認を得る必要があります。これは以前から変わっていません。ただ、ほとんどの市販モバイルバッテリーは20,000mAh前後(=100Wh前後)なので、特別に大容量のものを持っていく人だけが対象です。該当する場合は、出発前にタイ航空のカスタマーサポートに連絡を。
タイ航空 モバイルバッテリールール 新旧比較表
では、2025年ルールと2026年ルールの変更点を、一覧表で見てみましょう。
| 比較項目 | 旧ルール(〜2026年3月26日) | 新ルール(2026年3月27日〜) |
|---|---|---|
| 個数制限 | 100Wh以下:実質20個まで | 最大2個まで |
| 機内での使用 | 禁止(2025年3月〜) | 禁止(継続) |
| 機内での充電 | 禁止(2025年3月〜) | 禁止(継続) |
| 収納場所 | 特になし(手荷物として可) | 頭上収納棚への収納禁止。座席ポケット・座席下・ポケットに常に手の届く場所へ保管 |
| 容量表示のない製品 | 明確な規定なし | 持ち込み禁止 |
| 101〜160Whの取扱 | 航空会社の承認が必要(2個まで) | 変更なし(継続) |
(出典:Bangkok Post、DER FARANG、CAAT発表に基づき作成)
この表を見ると、「使えない」だけでなく「数が制限され」「置き場所も指定され」「表示がないとダメ」 という、かなり厳格なルールに変わったことがわかります。
空港で没収されないための最終チェックリスト
ここまで読んでいただいた方のために、搭乗前日に確認しておくべきチェックリストを作りました。
- モバイルバッテリーは2個以下か? → 3個以上持っている人は、誰かに預けるか、預入手荷物には入れずに処分を検討。
- 容量表示(mAhまたはWh)はハッキリ読めるか? → 読めないものは今回の旅行には持っていかない。
- 100Wh(約20,000mAh)を超えていないか? → 超えている場合は事前承認を取ったか確認。
- 端子部分はショート防止のためテープなどで保護しているか? → これは推奨対策。バッグの中で金属と触れると発火リスクがあります。
- 機内では必ず座席ポケットか手元に置くこと → 絶対に頭上収納棚に入れない。
この5つをクリアしていれば、保安検査で「没収」される心配はほぼありません。
タイ航空を利用するなら、おすすめのモバイルバッテリーはこれ!
せっかくなら、ルールを満たした安心して使えるモバイルバッテリーを準備して旅立ちたいですよね。ここでは、特にタイ航空の新ルールに適合するおすすめ製品を紹介します。いずれも20,000mAh以下(=100Wh以下)で、容量表示も明確なモデルです。
Anker Power Bank 20000mAh 大容量モバイルバッテリー
Ankerは世界で最も信頼されているモバイルバッテリーブランドのひとつ。20,000mAh(100Wh以下)でタイ航空のルールに完全適合。耐久性も高く、海外旅行で安心して使えます。
CIO モバイルバッテリー 20000mAh 軽量 急速充電
コンパクトで軽量ながら大容量。スマホ約4〜5回分の充電が可能で、タイへのフライト中も安心。容量表示がしっかりと本体に印字されているのもポイントです。
au モバイルバッテリー 20000mAh 大容量 PD対応
日本国内のキャリアブランドで品質が安定しています。PD対応でスマホの急速充電が可能。飛行機への持ち込みに必要な容量表示も問題なく読める仕様です。
エレコム モバイルバッテリー 20000mAh PSE技術基準適合
PSEマーク(電気用品安全法)に適合した日本製品質の製品。タイ航空のルールに完全対応し、万が一のトラブル時もサポートが受けやすいのがメリットです。
どの製品も20,000mAhを超えず、容量表示も読みやすいので、2026年8月時点のタイ航空ルールに問題なく適合します。お好みのデザインや価格で選んでみてください。
まとめ:タイ航空のモバイルバッテリー新ルールを押さえて、快適な空の旅を
タイ航空のモバイルバッテリールールは、2026年に入って大きく変わりました。「2個まで」「使用禁止」「頭上収納禁止」「容量表示必須」——この4つをしっかり覚えておけば、空港でバッテリーを没収される悲しい思いをする確率はグッと下がります。
特に、2026年6月に追加された「頭上収納棚禁止」は、多くの旅行者がまだ知らない盲点です。この記事を読んだあなたは、もう大丈夫。搭乗前にバッテリーを座席ポケットにしまえるよう、準備しておいてくださいね。
ルールは安全のためにあります。正しく理解して、タイ航空でのフライトを存分に楽しんでください!





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