「ゲーミングモニターを120fps対応で買いたいけど、PS5とPCで選び方って違うの?」「とりあえずHDMI 2.1対応のものを選べば間違いない?」——こんな疑問を持っていませんか?
結論から言います。PS5でフルHD(1080p)の120fps出力を楽しむなら、HDMI 2.1は必須ではありません。一方でPCゲーマーは、GPUの性能に合わせたリフレッシュレートと解像度のバランスが何より重要です。 この違いを無視してモニターを選ぶと、せっかくの性能を活かしきれず、「思ってたのと違った」という後悔につながります。
この記事では、2026年8月時点の最新の価格帯やユーザーのリアルな声を交えながら、あなたの環境に最適なゲーミングモニター120fps選びを徹底解説します。よくある誤解を解き、予算別・目的別の判断基準を独自に比較表にまとめました。最後まで読めば、あなたにぴったりの1台が見つかるはずです。
ゲーミングモニター120fpsを選ぶ前に知っておきたい基本の“誤解”
ゲーミングモニターの選び方を調べると、まず「リフレッシュレートが高いほど滑らか」という説明に行き当たります。これは事実ですが、120fps(120Hz)を出すためには、モニターだけでなく、接続する本体やPCの性能が大きく影響するという点が軽視されがちです。
特に多くの記事で見られるのが、「PS5で120fpsを出すにはHDMI 2.1対応モニターが必須」という情報。しかしこれは正確ではありません。HDMIフォーラムの公式仕様(HDMI Forum)によると、HDMI 2.1は4K/120Hzなどの高帯域幅伝送に必要な規格です。フルHD(1920×1080)解像度での120Hz出力は、HDMI 2.0の帯域幅でも十分にまかなえます。つまり、フルHDのゲーミングモニターを選ぶ場合、HDMI 2.1非対応でもPS5の120fpsモードは問題なく利用できるというわけです。
この点を混同して「とりあえずHDMI 2.1対応の高価格モデル」を選んでしまうと、予算をオーバーするだけでなく、自分には不要な機能にお金を払うことになりかねません。まずは自分の使用環境を明確にすることが、失敗しない第一歩です。
あなたはどっち?PS5ユーザーとPCゲーマーで変わる「最適解」
ここからが本題です。ゲーミングモニター120fpsの選び方は、プレイするハード(PS5かPCか) とプレイするゲームのジャンルで大きく分かれます。あなたのスタイルに合わせて、必要なスペックを整理してみましょう。
PS5ユーザー向け:手軽に120fpsを楽しむならフルHD+HDMI 2.0で十分
PS5で120fps対応タイトルを遊ぶ場合、重視すべきは「対応タイトルが限られていること」と「解像度とフレームレートのトレードオフ」です。
Sonyの公式情報(PlayStation公式)によれば、PS5は4K/120fps出力に対応していますが、実際にその両方を実現するタイトルは多くありません。多くのゲームでは、フル解像度を落としてでもフレームレートを優先する「パフォーマンスモード」が用意されており、このモードではフルHD解像度で120fps出力が安定します。 つまり、4Kにこだわらなければ、そこまで高価なモニターは必要ないのです。
実際のユーザーの声を見ても、「PS5で120fps対応タイトルを遊ぶなら、コスパの良いモニターで十分」という意見がSNSやQ&Aサイトで複数確認されています(2026年8月時点)。PS5をメインで使うエンジョイ勢には、以下のようなスペックがおすすめです。
- 推奨解像度:フルHD(1920×1080)
- 推奨リフレッシュレート:120Hz〜144Hz
- 接続端子:HDMI 2.0で十分(フルHD/120Hz対応)
- その他:内蔵スピーカーがあると便利(スピーカーがないモニターを選んで後悔するユーザーが多く見られました)
PCゲーマー向け:GPU性能とモニターを“同時に”考えよう
PCの場合は話が少し複雑です。なぜなら、モニターの性能を活かせるかどうかは、あなたのPCに搭載されているGPU(グラフィックボード)の性能に完全に依存するからです。
上位記事では「PC性能が重要」と抽象的に述べられることがほとんどですが、具体的なGPUの目安が示されていません。ここでは、Steamのハードウェア調査(Steam、2026年7月)などを参考に、現実的なラインを考えてみましょう。
例えば、FPS(シューティングゲーム)や対戦格闘ゲームをプレイする場合、144Hzや240Hzなどの高リフレッシュレートが効果を発揮します。しかし、その性能を引き出すには、RTX 3060 / RX 6600 XT クラス以上のGPUが実質的に必須と言えます。これ以下のGPUでは、設定を下げても120fpsを安定的に維持するのが難しく、せっかくの高リフレッシュレートモニターが宝の持ち腐れになってしまうのです。実際に、「PCの性能が足りず、モニターを活かしきれなかった」という不満の声は多くの掲示板で見受けられます。
一方、『Cyberpunk 2077』のような美しいグラフィックを売りにするAAAタイトルをプレイするなら、リフレッシュレートよりも色再現性の高いIPSパネルや高解像度(WQHD〜4K) が重視されます。この場合も、RTX 3070 / RX 6800 XT クラス以上のGPUが推奨されます。
【独自比較表】目的別・ゲーミングモニター選びの判断基準
以上のポイントを整理し、ゲーマーのタイプ別に最適なモニター選びの基準を独自に比較表にまとめました。この表を基準にすれば、あなたがどのスペックを優先すべきかが一目でわかります。
| 評価軸 | PS5ユーザー(エンジョイ勢) | PS5ユーザー(ガチ勢) | PCゲーマー(FPS/対戦重視) | PCゲーマー(AAAタイトル重視) |
|---|---|---|---|---|
| 推奨解像度 | フルHD (1920×1080) | WQHD (2560×1440) | フルHD (1920×1080) | WQHD または 4K |
| 推奨リフレッシュレート | 120Hz ~ 144Hz | 120Hz ~ 144Hz | 144Hz ~ 240Hz | 120Hz ~ 144Hz |
| 最重要機能 | 120Hz出力対応(HDMI 2.0で可)、内蔵スピーカー(またはヘッドホン端子) | VRR(可変リフレッシュレート)対応、低入力遅延 | 高リフレッシュレート、低応答速度(1ms) | 高色再現性(IPSパネルなど) |
| 推奨パネルタイプ | IPS(視野角と発色のバランスが良い) | IPS または TN(応答速度を優先する場合) | TN または Fast IPS(応答速度最優先) | IPS または OLED(画質最優先) |
| 必要なPC/本体性能 | PS5本体(対応タイトルに限る) | PS5本体 + HDMI 2.1対応ケーブル(WQHD/120Hz用) | RTX 3060 / RX 6600 XT クラス以上のGPUが必須 | RTX 3070 / RX 6800 XT クラス以上のGPUが必須 |
| 予算目安(2026年8月現在) | 〜2万円台前半 | 3万円台〜 | 2万円台〜 | 4万円台〜 |
ユーザーのリアルな声から見えてくる“買ってから後悔”のパターン
ゲーミングモニター120fpsに関する実際のユーザーの口コミを、Q&AサイトやSNSで集計したところ(2026年8月21日確認)、いくつかの共通した傾向が見えてきました。
ポジティブな声としては、「60Hzから120Hz(144Hz)への乗り換えは体感できるほど滑らかで満足度が高い」という趣旨の投稿が多く見られました。特にFPSプレイヤーからの評価が高く、「エイムが安定した」「動きが追いやすくなった」という実感が語られています。
一方で、ネガティブな声・不満は以下のような点に集中していました。
- 「4K/120fps対応モニターを買ったのに、PS5で設定しても120fpsにならない」
これはおそらく、モニター側の設定(入力設定やゲームモード)が適切でなかったり、HDMIケーブルが規格に対応していないことが原因です。高価なモニターを購入したのに、初期設定でつまずいてしまうケースが後を絶ちません。 - 「PCのGPU性能が足りず、折角の高リフレッシュレートを活かせていない」
モニターだけ先にグレードアップし、PCのスペックが追い付いていないというパターンです。 - 「スピーカーが内蔵されていないことに購入後に気づいた」
これは盲点ですが、ゲーミングモニターにはスピーカー非搭載モデルも多く、別途スピーカーやヘッドホンが必要になることを見落としているユーザーが少なくありません。
これらの声は、上位の解説記事ではほとんど触れられていません。記事を読むだけではわからない「生のつまずきポイント」を知っておくことが、満足度の高い買い物をするための鍵になります。
120Hzと144Hzの差は体感できる?気になる“微妙な数値”の正体
上位記事の多くは「リフレッシュレートは高いほど良い」と結論づけていますが、ユーザーは「120Hzと144Hzの差」を具体的に気にしていました。この点についても、明確にしておきましょう。
結論から言えば、120Hzと144Hzの差は、体感できると言えるレベルではあるものの、ほとんどのユーザーにとっては“誤差”の範囲です。プロのeスポーツ選手や、シューティングゲームを極限まで突き詰めたい上級者であれば、その差が有利に働く場面もあるでしょう。しかし、一般的なエンジョイプレイヤーが「144Hzでなければ勝てない」ということはありません。
むしろ重要なのは、120fpsを安定的に出力できる環境を整えることです。高リフレッシュレートに対応したモニターを買っても、ゲーム側のフレームレートが不安定では意味がありません。滑らかさを体感するためには、モニターと出力機器のバランスが何より優先されるべきです。
予算別・おすすめゲーミングモニター(120fps対応モデル)
ここからは、上記の選び方を踏まえた上で、2026年8月時点でコストパフォーマンスに優れたゲーミングモニターを紹介します。いずれもフルHD/120Hz以上の出力に対応しており、PS5・PC問わず活用できるモデルです。
BenQ MOBIUZ EX2510Sは、PS5との相性が特に良いモデルです。HDMI 2.0ポートを搭載し、フルHD/120fps出力に問題なく対応。内蔵スピーカーも搭載しているので、別途音響機器を用意しなくてもすぐにゲームを始められます。IPSパネルによる発色の良さも魅力で、FPSからRPGまで幅広く活躍してくれます。
ASUS TUF Gaming VG249Q1Aは、コストパフォーマンスを最重視する方におすすめです。フルHD/144Hz表示に対応し、応答速度1ms(MPRT)を謳うなど、FPSゲーマーにも十分なスペックを備えながら、価格は2万円台前半に収まるコスパの塊です。HDMI 2.0端子を装備しており、PS5との接続もスムーズです。
Dell G2422HSは、PCゲーマーに人気の高いモデルです。165Hzの高いリフレッシュレートに対応し、Fast IPSパネルにより応答速度と画質を両立しています。AMD FreeSync Premiumにも対応しており、画面のティアリング(ちらつき)を抑えた滑らかな映像を楽しめます。PCと接続するDisplayPort端子もしっかり搭載しています。
ゲーミングモニター120fps選びで最も大切なこと
最後に、もう一度この記事の結論を確認しておきましょう。
ゲーミングモニター120fps選びで最も大切なことは、「自分のプレイ環境(PS5かPCか、そしてGPUの性能はどれくらいか)」と「プレイするゲームのジャンル」を正確に把握した上で、必要十分なスペックのモデルを選ぶことです。
・PS5ユーザーなら、フルHD/120Hz対応かつHDMI 2.0搭載のモニターで十二分に楽しめます。無理にHDMI 2.1対応の高価格モデルを選ぶ必要はありません。
・PCゲーマーなら、目指すフレームレートに合わせてGPUのスペックを最初に確認しましょう。モニターだけ先に高性能モデルを買っても、GPUが追い付かなければ宝の持ち腐れです。
・そして何より、スピーカーの有無や初期設定の複雑さといった、レビュー記事だけではわからない実用的なポイントにも目を向けることが、後悔しない買い物への近道です。
この記事で紹介した比較表やユーザーのリアルな声を参考に、あなただけのベストな1台を見つけてください。快適なゲーミングライフが待っています!





コメント