モバイルバッテリーを選ぶなら、今は「どのメーカーが一番人気か」よりも「どのメーカーが最新の安全技術を採用しているか」が大事な時代になっています。というのも、2026年3月にBigblue Techというメーカーが、業界で初めて全固体電池を搭載したモバイルバッテリーを発売したからです。従来のリチウムイオン電池とは安全性のレベルが違うと注目されています。
この記事では、最新の電池技術を軸に、本当に安心して買えるモバイルバッテリーメーカーを徹底比較します。あわせて、2026年5月に公表されたリコール情報や、購入後に困る「バッテリーの正しい捨て方」までカバー。あなたにぴったりの一台を見つけるための、新しい基準をお伝えします。
モバイルバッテリーメーカーを選ぶ前に知っておきたい「2026年の常識」
モバイルバッテリーを選ぶとき、みなさんは何を基準にしていますか?「Ankerなら安心」「エレコムもよく見る」「CIOはデザインが良い」—もちろん、それも大事です。でも2026年現在、それだけでは不十分なんです。
なぜなら、電池の「中身」が大きく変わり始めているから。従来の液体リチウムイオン電池に代わって、全固体電池や準固体電池を搭載したモバイルバッテリーが実際に市場に出回るようになりました。これ、昔ながらのリチウムイオン電池と比べると、発火リスクがぐっと低いと言われているんです。
さらに、2026年5月には主要メーカーの製品を含むリコール情報も公表されました(ケータイWatch、2026年5月)。「有名メーカーだから大丈夫」という安心も、実は通用しなくなってきています。
そこでこの記事では、「どのメーカーが最新の安全技術を持っているか」という視点で、モバイルバッテリーメーカーを再評価していきます。
今すぐチェック!2026年の最新動向3つ
1. 全固体電池搭載モデルがついに登場(2026年3月発売)
2026年3月4日、Bigblue Tech株式会社が液体成分を1%未満に抑えた全固体電池を搭載したモバイルバッテリーシリーズ(PF8/PF10/PF20)を発表しました。発売は同年3月6日です(Bigblue Techプレスリリース)。
この製品がすごいのは、安全性を証明するために釘刺し試験や落下試験をクリアしている点。釘を刺しても発火しないというのは、従来の液体リチウムイオン電池では考えられなかったことです。
2. 主要メーカーのリコール情報が更新(2026年5月)
2026年5月16日、モバイルバッテリーのリコール・回収対象製品リストが公開されました(ケータイWatch)。Anker、Xiaomi(小米技術日本)、CIO、Belkin、Baseusなど、名前を知っているメーカーの製品も含まれています。
つまり、有名メーカー=絶対に安全ではない、というのが今のリアルな状況です。購入前に「リコール対象になっていないか」を確認する習慣が、これからは必要になるでしょう。
3. 鉄道会社が車内での使用を制限(2026年6月)
2026年6月、東急電鉄が車内でのモバイルバッテリー使用を控えるよう案内を始めました(my-best調べ)。鉄道事業者として初めての取り組みです。安全意識が社会全体で高まっている証拠ですね。
あなたの口コミや不安、実はこんな声がたくさんあります
実際にQ&AサイトやECサイトのレビューを調べてみると、みなさんが感じている不安や疑問が見えてきました。
ポジティブな声(多数)としては、「Ankerは信頼できる」「エレコムも安心」「CIOはデザインが良い」といった、大手ブランドへの信頼感が根強いです。とくに「日本で売れているから」という理由でAnkerを推す声が非常に多く見られました。
ネガティブな声(中程度)としては、「発火が怖い」「どのメーカーが安全かわからない」「中華メーカーはちょっと不安」という、漠然とした安全性への懸念が目立ちました。また、「知らないメーカーの製品を買って大丈夫?」という声も。
でもね、実はもっと深刻なのが、上位のまとめ記事がまったく触れていない論点なんです。たとえば「準固体電池や全固体電池って、本当に安全なの?」「古いモバイルバッテリー、どう捨てればいいの?」という質問。これ、多くのユーザーが持っているのに、答えを書いている記事がほとんどありません。
次世代電池搭載モデルを徹底比較!従来型とは何が違う?
それでは、2026年時点で実際に購入できる「次世代電池」搭載モデルを見ていきましょう。ここが、この記事の一番の目玉です。
| メーカー | 製品名 | 電池タイプ | 液体含有量 | 発売時期 | 安全面の特徴 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Bigblue Tech | PF8 / PF10 / PF20 | 全固体電池 | 1%未満 | 2026年3月 | 釘刺し試験・落下試験クリア。業界初の全固体電池採用を謳う | 7,980円〜9,980円 |
| MOTTERU | 準固体モバイルバッテリー | 準固体電池 | 非公表(液体より大幅に低減) | 2025年以降 | 液漏れ・発火リスクを低減。急速充電対応 | 非公表 |
| Anker | MagGo Power Bankなど | 従来型リチウムイオン | 液体(可燃性) | – | (比較対象として掲載。リコール事例あり) | – |
この表を見てわかるように、全固体電池と従来型リチウムイオン電池では、安全性の設計思想がまったく違います。全固体電池は液体を使わないので、液漏れのリスクがなく、発火の危険性も理論上は大幅に下がります。
ただし、MOTTERUの準固体電池は公式サイトでの詳細なスペック公表が限られており、正確な比較が難しい部分もあります。購入を検討する際は各メーカーの公式情報を直接確認することをおすすめします。
よくある誤解を検証!「機内持ち込み」は本当に大丈夫?
ここで一つ、モバイルバッテリーに関するよくある誤解を解いておきましょう。
「モバイルバッテリーは機内に持ち込めるの?」という質問、よく見かけます。上位記事によっては「持ち込み可能」とだけ書いてあるものもありますが、2026年4月24日施行の基準では条件が変わっています(国土交通省基準)。
正解はこうです。
- 100Wh〜160Whのモバイルバッテリーは一人2個までの持ち込み制限あり
- 機内での使用(充電行為)は全面禁止
つまり、「持ち込みOK」は正しいけれど、容量制限と使用禁止ルールが強化されているんです。特に20000mAhを超える大容量モデルはWh数(ワット時)を必ず確認してください。
購入後に困らないために。モバイルバッテリーの正しい処分方法
ここ、本当に大事なのでしっかり読んでください。モバイルバッテリーって、ただのゴミとして捨てられません。発火の危険があるからです。
正しい処分方法は、JBRC(小型充電式電池のリサイクルシステム)の回収ボックスに入れること。家電量販店や自治体の回収拠点に設置されています。購入したら、必ず「どうやって処分するか」もセットで考えておくのが、今どきのスマートな使い方です。
この情報、実はほとんどの「おすすめ記事」に載っていません。でも、モバイルバッテリーを使い終わったあとに「どうすればいいの?」と困る人が続出しているのが現状です。
2026年におすすめしたいモバイルバッテリーメーカー
ここまで読んでいただいて、もうおわかりだと思います。2026年は「最新技術×安全性×正しい使い方」がすべての基準です。
というわけで、実際に購入を検討する際の具体的な商品をいくつかご紹介します。
Bigblue Tech PF10 全固体電池 モバイルバッテリー 10000mAh
Bigblue Tech PF10は、この記事の冒頭で紹介した業界初の全固体電池搭載モデルです。液体含有量が1%未満で、釘刺し試験をクリアしているので、安全性を最優先する方に強くおすすめできます。価格は9,980円前後で、10000mAhという容量も日常使いにちょうど良いバランスです。
MOTTERU 準固体電池 モバイルバッテリー 10000mAh
MOTTERUの準固体電池モデルは、液体リチウムイオンと全固体の中間的な技術を採用しています。発火リスクの低減と急速充電への対応を両立させており、新しい技術に興味があるけれど価格面も気になるという方に選択肢として挙がります。公式の詳細スペックは限られているものの、次世代電池としての注目度は高い製品です。
Anker Power Bank 10000mAh 22.5W
Ankerのスタンダードモデルは、従来型リチウムイオン電池ながら、世界的なブランド信頼性と手頃な価格帯が魅力です。ただし、2026年5月にリコール対象となった製品も存在するため、購入の際は必ず製品型番を確認し、公式サイトでリコール対象外であることを確かめてから購入するようにしてください。
CIO モバイルバッテリー 10000mAh スマートチャージ
CIOはデザイン性とコンパクトさで人気のメーカーです。ギフトや普段使いのサブバッテリーとして需要が高いですが、こちらもリコール情報が公表された製品があるため、購入前の型番チェックは必須です。
モバイルバッテリーメーカー選びの最終結論
さて、長くなりましたが、最後にシンプルにまとめます。
2026年にモバイルバッテリーメーカーを選ぶなら、この3つの視点を持ってください。
- 電池の種類をチェックする … 全固体電池・準固体電池は従来より安全。特にBigblue Techの全固体電池モデルは業界初の製品として注目。
- リコール情報を確認する … どんなに有名メーカーでもリコールは発生する。購入前に公式サイトで対象外を確認。
- 処分方法まで考えて買う … JBRCの回収ボックスで捨てられることを確認してから購入を。
つまり、「ブランド名だけで選ぶ時代は終わった」ということです。今は、技術と安全と環境に配慮した選択ができるかどうかが、良いモバイルバッテリー選びのカギを握っています。
あなたのスマホライフが、より安心で快適なものになりますように。





コメント