2026年夏発売の新製品を徹底比較!日本製の準固体電池モバイルバッテリー、結局どれを選ぶべき?

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モバイルバッテリーを選ぶとき、多くの人が「安全面」と「日本製であること」を気にしているのではないでしょうか。特に最近は、空港や電車内でのバッテリー発火事故のニュースもあり、「できれば発火リスクの低い準固体電池タイプで、なおかつ日本製の製品がいい」というニーズが高まっています。

そこで今回は、2026年6月から7月にかけて相次いで登場した日本製の準固体電池モバイルバッテリーを徹底比較。結論から言うと、コストパフォーマンスを最優先するならドン・キホーテの「情熱価格」シリーズ、高出力での急速充電を重視するなら山善、長寿命を求めるならNTTドコモまたはコハクジャパンがおすすめです。 この記事では、各製品のスペックを一覧比較しながら、あなたの使い方にぴったりの一台を選べるように解説していきます。

準固体電池モバイルバッテリーで「日本製」を選ぶメリットとは?

そもそも「準固体電池」とは、従来のリチウムイオン電池で使われている液体の電解質を、ゲル状や固体に近い状態にしたものを指します。この技術の最大の魅力は、発火や爆発のリスクを大幅に低減できるという点。液体電解質が漏れたり、内部でショートを起こしたりするリスクが減るため、従来品よりも安全性が高いとされています。

では、なぜ「日本製」にこだわる必要があるのでしょうか。日本製の製品は、設計段階から厳しい安全基準をクリアしていることが多く、またメーカーのサポート体制も整っているケースが多いのが特徴です。特にモバイルバッテリーのような、日常的に持ち歩くデバイスだからこそ、信頼できるメーカーの製品を選びたいという人は少なくありません。

2026年に入ってから、日本市場では以下の4社が準固体電池モバイルバッテリーを発表・発売しています。

  • 山善(2026年6月発売)
  • NTTドコモ(2026年7月発売)
  • ドン・キホーテ(情熱価格シリーズ、2026年7月発売予定)
  • コハクジャパン(2025年11月発売)

どれも「日本製」を謳っていますが、それぞれ価格や性能、安全性へのアプローチが大きく異なります。次からは、各製品の詳細を比較しながら、あなたにぴったりの一台を探していきましょう。

日本製・準固体電池モバイルバッテリーの主要製品をスペック比較

まずは、各製品の主要スペックを一覧で確認してみましょう。

項目山善 YMB-A100山善 YMB-B200NTTドコモ 01Mドン・キホーテ(情熱価格)10Kドン・キホーテ(情熱価格)20Kコハクジャパン EB-102PS
容量10,000mAh20,000mAh10,000mAh10,000mAh20,000mAh10,000mAh
価格(税込)6,578円8,778円5,500円4,948円(想定)6,599円(想定)6,899円
最大出力35W35W非公表20W非公表20W
充放電サイクル約1,000回約1,000回約2,000回約2,000回約2,000回約2,000回
温度対応-10〜50℃-10〜50℃0〜40℃-10〜60℃-10〜60℃-10℃〜(上限非公表)
液体電解質含有量1%以下1%以下約7%非公表非公表非公表
発売時期2026年6月2026年6月2026年7月2026年7月予定2026年7月予定2025年11月
出典山善公式リリース(2026年6月)山善公式リリース(2026年6月)ITmedia(2026年7月)複数報道(2026年6月)複数報道(2026年6月)BCN+R(2025年11月)

この表を見ると、製品ごとにかなり個性が違うことがわかりますね。価格はドン・キホーテの10,000mAhモデルが最も安く、逆に山善の20,000mAhモデルが最も高価です。しかし、単に価格だけで判断するのはちょっと早計。次からは、各製品の特徴を詳しく見ていきましょう。

コスパ最強はドン・キホーテ「情熱価格」シリーズ

まず注目したいのが、2026年7月に発売予定のドン・キホーテ「情熱価格」シリーズの準固体モバイルバッテリーです。10,000mAhモデルで想定売価4,948円、20,000mAhモデルで6,599円という価格帯は、現時点で最もリーズナブル。しかも、釘刺し試験や落下試験をクリアしているとのことで、安全性もしっかり確認されています(複数報道、2026年6月)。

温度対応範囲が-10〜60℃と他の製品よりも広く、約2,000回の充放電サイクルも備えている点も見逃せません。ただし、最大出力は20Wと、山善の35Wには及びません。スマートフォンの急速充電には十分なスペックですが、ノートパソコンなどの大型デバイスへの給電を考えている人は注意が必要です。

「とにかく安くて安全な準固体バッテリーが欲しい」という人にとっては、現時点で最も有力な選択肢と言えるでしょう。

高出力・高安全志向には山善の35Wモデル

一方、性能面を最優先するなら山善の製品がおすすめです。 山善は2026年6月に「準固体モバイルバッテリー」として、10,000mAhモデル(YMB-A100)と20,000mAhモデル(YMB-B200)の2機種を発売しました(山善公式リリース、2026年6月)。

この製品の最大の特徴は、最大35Wの高出力給電に対応している点。スマホだけでなく、タブレットや一部のノートパソコンまで充電できるパワーを持っています。また、液体電解質含有量が1%以下という、他社と比較しても非常に低い数値を実現しており、安全性へのこだわりが感じられます。

価格は10,000mAhモデルが6,578円、20,000mAhモデルが8,778円と、ドン・キホーテ製品よりは割高です。しかし、高出力と高い安全性を両立させたモデルとして、コストに見合う価値があると評価できます。実際の本体サイズは10,000mAhモデルで約117×69×17mm、重量は約200gと、そこそこコンパクトにまとまっているのもポイントです(家電Watch、2026年6月)。

「モバイルバッテリーにはとことん性能を求める」という人には、山善の35Wモデルが最もマッチするでしょう。

長寿命とサポートで選ぶならNTTドコモとコハクジャパン

充放電サイクル数(バッテリーの寿命)を最も重視する人には、NTTドコモとコハクジャパンの製品がおすすめです。

NTTドコモは2026年7月10日に「準固体モバイルバッテリー01M」を発売しました(ITmedia、2026年7月)。価格は5,500円で、約2,000回の充放電サイクルに対応。また、不要になったモバイルバッテリーを無料で回収するサービスも同時に開始しており、環境面への配慮も感じられます。ドコモショップで購入できるため、アフターサポートの面でも安心感がありますね。

液体電解質含有量は約7%と、山善の1%以下には及びませんが、それでも従来のリチウムイオン電池に比べれば十分に低い水準です。

一方、コハクジャパンは2025年11月に「EB-102PS」(10,000mAh、6,899円)と「EB-051PS」(5,000mAh、5,299円)を発売済み(BCN+R、2025年11月)。こちらも約2,000回のサイクル寿命に加え、ワイヤレス充電に対応しているのが特徴です。本体サイズは67×107×10mm、重量229gとコンパクトで、持ち運びやすさも魅力。既に発売から一定期間が経過しているため、実際のユーザーレビューも蓄積されつつあります。

「長く使える製品がいい」「サポート体制が整っているところがいい」という人は、この2社をチェックしてみてください。

ユーザーの声から見えてくる「準固体電池」のリアルな評価

ここで、実際に準固体電池モバイルバッテリーを使っている人の声も見てみましょう。2026年7月から8月にかけてのX(旧Twitter)やAmazonレビュー、価格.comなどの口コミを集計したところ、以下のような傾向が見えてきました(出典:X・Amazonレビュー・価格.com、2026年7〜8月確認)。

ポジティブな声(約6件)

  • 「安全性が高そうなので、飛行機や新幹線で使うモバイルバッテリーとして準固体を選んだ」という声が複数あり、特に外出先での安心感を重視するユーザーに支持されている様子がうかがえます。
  • 従来のリチウムイオンバッテリーと比較して「発熱が少ない」と感じる人が多いのも特徴です。
  • 「日本製というだけで安心感が違う」という意見も見られ、やはり「日本製」ブランドへの信頼は一定以上に高いことがわかります。

ネガティブな声(約4件)

  • 一方で、「価格が従来のモバイルバッテリーより高い」という不満の声も複数ありました。
  • また、「準固体電池のメリットが体感的にわかりづらい」という意見もあり、「発火しないという安心感にお金を払う価値があるかどうか」という、まさにコスパの評価軸がユーザーの間で議論になっている様子が確認できました。

これらの声からわかるのは、ユーザーは「安全性」と「価格」のトレードオフに真剣に向き合っているということです。いくら安全でも、そのメリットを実感できなければ、高価格帯の製品には納得感が得られない——このジレンマに対して、各メーカーがどう応えるのかが今後の注目ポイントと言えるでしょう。

あなたの用途別おすすめモデル

それでは、ここまでの比較を踏まえて、あなたの使い方に合わせたおすすめモデルを紹介します。

コスパ重視の方には

ドン・キホーテ 情熱価格 準固体モバイルバッテリー(10,000mAh)

最安値クラスの価格ながら、約2,000回のサイクル寿命や-10〜60℃の広い温度対応範囲を備えています。コストを抑えつつ、準固体電池の安全性を試してみたいという最初の一台に最適です。

性能・安全をとことん突き詰めたい方には

山善 準固体モバイルバッテリー YMB-A100(10,000mAh)

最大35Wの高出力と、液体電解質含有量1%以下という高い安全性が両立したモデル。スマホだけでなくタブレットの充電もこなせるパワフルさは、他社にはない魅力です。

長期間使い続けたい方には

NTTドコモ 準固体モバイルバッテリー 01M(10,000mAh)

約2,000回の充放電サイクルに加え、ドコモショップでの購入・サポートが受けられる安心感があります。バッテリーの無料回収サービスも環境に優しいポイントです。

コハクジャパン EB-102PS(10,000mAh)

ワイヤレス充電に対応しているのが最大の魅力。ケーブルなしでスマホを置くだけで充電できる手軽さを求める人におすすめです。

日本製・準固体電池モバイルバッテリーを選ぶ際の最終チェックポイント

最後に、日本製の準固体電池モバイルバッテリーを選ぶときに押さえておきたい3つのチェックポイントをまとめておきます。

① 価格と性能のバランスを見極める
今回比較した製品だけでも、価格は4,948円から8,778円まで幅があります。単に安いから選ぶのではなく、自分が「何にどれだけお金をかけたいか」を明確にしましょう。高出力が必要なければドン・キホーテで十分ですし、逆にパソコンも充電したいなら山善を選ぶ価値があります。

② 安全性の指標として「液体電解質含有量」を確認する
メーカーによっては非公表のケースもありますが、公表されている場合はその数値を比較材料にしましょう。山善の1%以下は現時点で最も低い数値であり、安心感の面で大きなアドバンテージになります。

③ 実際の使用環境(温度・持ち運び頻度)を想定する
極端に暑い場所や寒い場所で使うことが多い人は、温度対応範囲が広いドン・キホーテ製品が有利です。また、毎日持ち歩く人は重量やサイズも重要。レビューなどで実物の使用感をチェックするのも良いでしょう。

2026年夏現在、日本製の準固体電池モバイルバッテリーはまだまだ発展途上の市場です。しかし、今回紹介した4社のように、それぞれが異なる強みを持った製品をリリースしており、選択肢は確実に広がっています。この記事での比較が、あなたにぴったりの一台を見つける一助になれば幸いです。

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