生産終了のロジクール M545、今だから話せる本音の実力と乗り換え先

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こんにちは。突然ですが、引き出しの奥に眠っているマウスってありませんか? 今日の主役は、まさにそんな存在になりつつある ワイヤレスマウス M545です。

一時代を築いた隠れた名機でありながら、すでにメーカーでの生産は終了。でも、驚くことに今でも「あの使用感が忘れられない」「中古で買っても大丈夫か」という声が絶えません。今回は、そんなM545の魅力を懐かしみつつ、今、手に入れるなら何に気をつけるべきか、そして現代の代替機には何がベストなのかを、本音で語っていきます。

なぜ今さらM545? 語り継がれる「ちょうどよさ」の正体

単三電池1本で動いて、レシーバーは極小。この手軽さは、今の基準で見ても十分に魅力的です。余計なソフトを入れなくても、ブラウザの「戻る」「進む」に加えて、横スクロールも思いのまま。だから、長年使っている方から「壊れるまで使う」と宣言されるほどの信頼を得ているんですね。

手放せない人が絶賛する3つの神機能

実際のユーザーが「これがあるから替えられない」と口を揃えるポイントを振り返ってみましょう。

1. 唯一無二の「チルトホイール」
カチカチと回すだけでなく、左右に傾けると横スクロールができる。大きなエクセルシートを広げたり、長いWebページを見たりする時に、このストレスのなさは格別でした。現行の下位モデルでは省かれがちな機能なのが悔やまれます。

2. 親指の下に潜む「ジェスチャーボタン」
マウスを握ったまま、親指をちょっと内側に押し込む。これだけでWindowsのスタートメニューが開いたり、デスクトップを一発表示できたり。当時は未来的に感じたこの機能、実はWindows 11の仮想デスクトップ切り替えにも割り当てられると知ったら、また欲しくなりませんか?

3. 脅威の電池寿命
公式スペックで最長18ヶ月。実際に「いつ電池を替えたか覚えていない」という声が続出するほどの省電力設計。これに慣れてしまうと、充電式マウスですら面倒に感じてしまう魔力があります。

今、手に入れるなら絶対に知っておくべきリスク

さて、ここからが重要です。中古や在庫でM545を買う場合、愛情だけでは済まされない注意点があります。

ゴム部分の経年劣化
サイドのゴムグリップが、時間の経過とともに加水分解を起こし、ベタベタになることがあります。これはアルコールで拭いてもなかなか取れず、触るのがストレスになるレベル。購入時は、写真で表面の状態をしっかり確認してください。

SetPointソフトのOS対応
ボタンのカスタマイズには古い「SetPoint」ソフトが必要ですが、最新のOSでは動作が不安定だったり、インストールすらできない場合があります。Windows 11環境でジェスチャーボタンを使い倒したいなら、別途フリーソフトで割り当てを工夫するなどの玄人向け対応が求められます。

Unifyingレシーバーの混在
これは混乱しがちなポイントです。M545に付属するレシーバーは、オレンジのマークが付いた「Unifying」です。最近のロジクール製品に多い「Logi Bolt」とは互換性がありません。手元にキーボードなどUnifying機器が複数あるなら統一できて便利ですが、最新機器との混在には注意です。

「もうM545は手に入らない…」あなたに贈る現代の最適解

「リスクは分かったけど、やっぱりこの操作性が好きなんだよな…」。そんな方のために、M545の魂を受け継ぐ、または超えていった代替機を3つ紹介します。

  • ロジクール M750
    現代のM545と呼ぶべきはこれ。静音クリックと、高速スクロールが自動で切り替わるSmartWheel搭載。手のフィット感も非常に近く、何より最新ソフト「Logi Options+」に対応しているので、ボタン割り当ての自由度が格段に上がっています。迷ったらこれ一択です。
  • ロジクール MX Anywhere 3S
    「多機能を極めたい」ならこちら。どこでも使えるガラス面トラッキング、一秒に千行スクロールできる電磁気ホイール、そして複数PC間でファイルも移動できるFlow機能。M545の後継というより、完全に上位互換。予算が合えば最高の相棒になります。
  • エレコム EX-G ワイヤレスマウス
    M545の「握りやすさ」だけを愛しているなら、エルゴノミクスに特化した国産モデルも視野に。手のアーチに合わせた形状は、一度握ると「これだ…」となります。チルトホイールや多ボタンを搭載したモデルを選べば、機能面でも満足できます。

「ワイヤレスマウス M545」が教えてくれた、道具との向き合い方

結局のところ、M545を今なお探してしまうのは、単なるスペックや機能の話ではない気がします。手に吸い付く絶妙なサイズ感、電池を気にせず使い続けられる安心感、必要なことは全部できるのに主張しすぎないバランス。そういう「ちょうどいい関係」を、私たちは求めてしまうんですね。

もしあなたが今、手元のM545を大切に使い続けるなら、どうかそのベタつきや故障と向き合いながら、できるだけ長く可愛がってあげてください。そして、もし買い替えを決意したなら、今回紹介したM750あたりを試しに家電量販店で握ってみてください。

きっと、あの日のM545がくれた感動が、新しい形でよみがえりますから。それでは、良いマウスライフを!

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