PCがなくてもiPhoneのUDIDは確認できる?
「iPhoneのUDIDを確認したいけど、パソコンが手元にない…」
アプリのテストや開発者に端末情報を伝えるとき、UDID(Unique Device Identifier)が必要になることがあります。でも、MacやWindows PCを用意するのが面倒だったり、そもそもパソコン自体を持っていなかったりする方もいるでしょう。
結論から言うと、iPhoneだけでUDIDを確認する方法はあります。しかも、特別なアプリをインストールする必要もなく、Safariと構成プロファイルを使えば数分で完了します。
この記事では、PCを使わずにiPhoneやiPadのUDIDを確認する具体的な手順を解説します。あわせて、UDIDとは何か、なぜ必要なのか、そして確認するときのセキュリティ上の注意点もまとめました。
UDIDとは?なぜ必要なの?
UDIDは、iPhoneやiPadなどのiOS/iPadOSデバイスに割り当てられた固有の識別子です。いわば、デバイスごとの個別番号のようなもので、同じ機種・同じ色のiPhoneでも、UDIDはすべて異なります。
主にアプリ開発の現場で使われていて、以下のようなシーンで必要になることがあります。
- 開発中のアプリを特定の端末でテストするとき
- 企業内で配布する専用アプリをインストールするとき
- ベータ版のアプリを開発者以外が試すとき
最近ではTestFlight(テストフライト)というApple公式のサービスが普及したことで、UDIDを直接伝える機会は以前より減っています。ただ、今でも一部の開発者や企業アプリの導入時にはUDIDの提供が求められるケースがあります。
PCなしでUDIDを確認する方法
PCを使わないUDIDの確認方法は、Safariで専用サイトにアクセスし、構成プロファイルをインストールするのが基本です。ここでは、代表的な方法を紹介します。
1. SafariでUDID取得サイトにアクセスする
iPhoneの標準ブラウザであるSafariを開き、UDIDを確認できるWebサービスにアクセスします。
具体的には「UDID Tech」のようなサービスが知られています。検索エンジンで「UDID Tech」と検索するか、直接サイトを開いてみてください。
2. 画面上の案内に従って構成プロファイルをダウンロードする
サイトにアクセスすると、「UDIDを確認する」といったボタンが表示されます。それをタップすると、構成プロファイルのダウンロードが始まります。
構成プロファイルとは、デバイスの設定を変更するためのファイルです。このプロファイルをインストールすることで、iPhoneが自分のUDIDをサイト側に送信する仕組みになっています。
3. 構成プロファイルをインストールする
プロファイルがダウンロードされたら、画面の指示に従ってインストールを進めてください。
- 「プロファイルをダウンロード」をタップ
- 設定アプリが開くので、「インストール」をタップ
- パスコードの入力を求められたら入力する
- 「インストール」を再度タップして完了
4. UDIDを確認する
インストールが完了すると、SafariのページにUDIDが表示されます。数字とアルファベットが混ざった40文字の文字列です。
5. 構成プロファイルは必ず削除する
UDIDを確認したら、構成プロファイルはすぐに削除してください。
- 設定アプリを開く
- 「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ
- 先ほどインストールしたプロファイルを選ぶ
- 「プロファイルを削除」をタップ
このプロファイルを残したままにすると、デバイス情報が外部に送信され続けるリスクがあります。確認が終わったら必ず削除するようにしましょう。
注意点:セキュリティリスクがあることを理解しておく
PCなしでUDIDを確認する方法は手軽ですが、セキュリティ面でのリスクがあることも覚えておいてください。
- 構成プロファイルをインストールするという行為は、デバイスの一部設定を外部に許可することになります
- 信頼できないサイトを利用すると、UDIDだけでなく他のデバイス情報も取得される可能性があります
- 悪意のあるサイトの場合、取得したUDIDを不正に使われるリスクもゼロではありません
こうしたリスクを踏まえると、できるだけ信頼できるサービスを選ぶことが大切です。UDID Techのような、複数のメディアで紹介されている実績のあるサービスを選ぶとよいでしょう。また、どうしても不安な場合は、PCを使う方法やMacをお持ちならFinderを使う方法を選ぶほうが無難です。
Macをお持ちならFinderを使うほうが確実
実は、UDIDを確認するいちばん確実な方法は、MacにiPhoneを接続してFinderを使うやり方です。こちらはApple公式の方法で、セキュリティ上の不安もありません。
MacのFinderでUDIDを確認する手順は、以下のとおりです。
- iPhoneをMacに接続する
- Finderを開き、サイドバーから接続したiPhoneを選択する
- 「情報」タブの中にある「シリアル番号」の部分をクリックする
- クリックするたびに「シリアル番号」「IMEI」「UDID」が切り替わる
- UDIDが表示されたら、そのままコピーする
Macをお持ちの方は、こちらの方法をおすすめします。無料で安全、かつAppleが公式に案内している方法です。
よくある質問と答え
UDIDは設定アプリの「一般」から見られますか?
いいえ、設定アプリの「一般」→「情報」ではUDIDは表示されません。そこに表示されているのはシリアル番号やIMEI(国際携帯端末識別番号)で、UDIDとは別のものです。
PCなしでUDIDを確認する方法は無料ですか?
はい、紹介した方法はすべて無料で確認できます。有料のツールやアプリを購入する必要はありません。
UDIDは変更できますか?
UDIDはデバイス固有の番号のため、ユーザーが変更することはできません。iPhoneを初期化してもUDIDは変わりません。
アプリ開発者にUDIDを伝えるのは安全ですか?
基本的には、信頼できる開発者に伝えるぶんには問題ありません。UDIDは個人情報(名前や電話番号など)を含むものではないため、それ自体が直接的なプライバシーリスクにはなりません。ただし、知らない相手や不審なサイトには決して教えないでください。
PCを使わない方法とMacを使う方法、どちらを選ぶべき?
| 比較ポイント | PCなし(構成プロファイル) | Mac + Finder |
|---|---|---|
| 手軽さ | ◎(iPhoneだけで完結) | △(Macが必要) |
| セキュリティ | △(サイト選びに注意) | ◎(公式機能) |
| 確実性 | ○(動作する) | ◎(確実) |
| 費用 | ○(無料) | ○(無料) |
- とにかく早く確認したい、PCを用意できない方 → PCなしの方法
- セキュリティを最優先したい、Macを持っている方 → Finderを使う方法
- Windows PCしかない場合 → PCなしの方法、またはWindowsのデバイスマネージャーから確認する方法
このように、状況に応じて選ぶとよいでしょう。
まとめ:PCがなくてもUDIDは確認できる。ただし安全対策は忘れずに
iPhoneのUDIDは、PCがなくてもSafariと構成プロファイルを使えば確認できます。
- UDID Techのようなサービスで構成プロファイルをダウンロードする
- インストール後にUDIDを確認する
- 確認後は必ずプロファイルを削除する
- セキュリティリスクを理解し、信頼できるサイトを選ぶ
とはいえ、いちばん確実で安全なのはMacのFinderを使う方法です。Macを持っている方は、そちらを選ぶのが無難でしょう。
PCなしで確認する方法はあくまで「PCがどうしても用意できない場合の選択肢」として覚えておき、利用するときはセキュリティに十分注意してください。
もしアプリ開発やテストでUDIDが必要になったら、この記事を参考に、自分に合った方法で確認してみてください。

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