iPhone 5は今どうなる?サポート状況、iCloud終了、中古購入の注意点を解説

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iPhone 5の現在地:もう使えるの?

「iPhone 5って、今もまだ使えるの?」——そう思ってこの記事を開いたあなたは、もしかするとタンスの奥からiPhone 5が出てきたところかもしれません。あるいは、コンパクトなサイズが気に入って中古で買おうか検討中かもしれません。

結論から言うと、iPhone 5は「使えないわけではない」けれど、「これまでと同じようには使えなくなった」というのが正直なところです。

特に2025年9月に大きな変更がありました。この記事では、iPhone 5が今どのような状態なのか、何ができて何ができなくなったのかを整理しながら、これからどうするべきかを一緒に考えていきます。

iPhone 5の基本スペックをおさらい

まずはiPhone 5がどんな製品だったか、簡単におさらいしておきましょう。

iPhone 5はAppleが2012年9月に発売したスマートフォンです。当時の大きな話題は、それまでの3.5インチから4インチへとディスプレイが大きくなったこと。また、従来の30ピンコネクタに代わって、今でも使われているLightningコネクタが初めて採用されたモデルでもあります。

プロセッサはA6チップを搭載し、当時としては十分なパワーを持っていました。カメラは800万画素で、当時のスマホとしてはかなり高画質でした。

しかし、何よりも重要なのは、このiPhone 5の最終的なiOSバージョンが「iOS 10」で止まっているという事実です。

今、iPhone 5でできること・できないこと

ここが一番知りたいところですよね。2026年6月現在、iPhone 5でできることとできないことを分けて見ていきましょう。

できること(基本的な機能)

  • 電話(通話)
  • SMS(ショートメッセージ)
  • Wi-Fi経由のインターネット閲覧(Safari)
  • 音楽再生(Apple Musicは非対応だが、同期した曲は再生可能)
  • 写真撮影・閲覧(カメラロール内)
  • アラームやカレンダーなどの標準アプリ(一部を除く)

できないこと、または制限がかかったこと

1. iCloudサービスが使えません(2025年9月以降)

これが最大の変更点です。AppleがiCloudの最低システム要件を「iOS 11以上」に引き上げたため、iOS 10が上限のiPhone 5はiCloudにアクセスできなくなりました。

具体的に何ができなくなったかというと:

  • iCloudバックアップ
  • iCloud写真(写真ストリーム含む)
  • iCloud Drive
  • 「探す」機能(紛失時の位置情報追跡)
  • iCloudメールの同期
  • 連絡先やカレンダーのiCloud同期

つまり、新しいiPhoneに乗り換えるときに「iCloudから復元する」という方法が使えなくなったわけです。これは地味に大きな変更です。

2. 最新アプリはほぼ動きません

App Storeで新しいアプリを探しても、iOS 10対応のアプリはすでにほとんどありません。LINEやメッセンジャー系アプリも古いバージョンであれば動作する可能性はありますが、いつ使えなくなってもおかしくない状況です。

3. セキュリティ面のリスクがあります

iOS 10は2019年を最後にセキュリティアップデートが提供されていません。つまり、新たに見つかった脆弱性はすべて放置されたままです。インターネットに接続するだけで危険にさらされる可能性があり、特にクレジットカード情報やパスワードを扱うのはかなりリスクが高いと言えます。

4. バッテリーはほぼ劣化しています

発売からすでに14年近くが経過しています。未使用品でもバッテリーは経年劣化しますし、中古で買う場合も「バッテリー持ちが悪い」のは当たり前と考えたほうがいいでしょう。

iCloud非対応の影響をもう少し詳しく

2025年9月に発表されたiCloudの要件変更は、iPhone 5ユーザーにとって大きな転換点でした。

AppleはiOS 26のリリースに合わせて、iCloudを利用するための最低OSバージョンをiOS 11に引き上げました。この変更で影響を受けたのはiPhone 5だけではありません。iPhone 5cや第4世代iPadなど、iOS 10で動作が止まったデバイスすべてが対象です。

なぜこんな変更が行われたのか。それはセキュリティと機能の両面から、古いOSでは適切な保護ができなくなったからです。Appleとしては「古いデバイスには新しいクラウドサービスは提供できない」という判断を下したわけですね。

この変更の影響で、もし今あなたのiPhone 5が壊れて初期化されたら、iCloudからの復元はできません。写真や連絡先などのデータは、iCloud以外の方法でバックアップを取っておく必要があります。

それでもiPhone 5を買う・使い続ける場合の注意点

「ここまでの話を聞いても、やっぱりiPhone 5が欲しい」「サブ機として使いたい」という方もいるでしょう。その場合、以下の点にはくれぐれも注意してください。

中古で購入するときのチェックポイント

1. SIMロックの有無を必ず確認する
キャリアのSIMロックがかかっていると、他のSIMカードが使えません。特にソフトバンクやauの過去モデルはロックがかかっていることが多いので、購入前に必ず確認しましょう。

2. バッテリー最大容量を確認する
中古販売サイトによってはバッテリーの最大容量を表示しているものもあります。目安として80%を切っている場合は、すぐに交換が必要になる可能性が高いです。

3. 画面の状態を細かくチェックする
経年劣化で黄ばみが出ていたり、タッチパネルの反応が悪くなっている個体も多いです。返品可能なショップを選ぶのが無難です。

4. 偽物・改造品に注意する
iPhone 5は古いモデルなので、偽物が出回っている可能性は低いですが、修理履歴のない純正品かどうかは確認したほうがいいでしょう。

中古市場の価格帯(2026年6月時点)

海外のECサイトeBayでは、中古のiPhone 5はおおむね25~50ドル(約2,500円~5,000円)程度で取引されています。状態や付属品の有無によって価格は大きく変わるので、あくまで参考程度に考えてください。

使う前にやっておくべきこと

もし手に入れたら、まずは以下のことをおすすめします:

  • バッテリー交換を検討する(交換用バッテリーはまだ入手可能な場合があります)
  • iCloudに頼らないバックアップ方法を確立する(パソコンへの接続バックアップ)
  • 重要なアカウントの二段階認証を他のデバイスでも設定しておく

よくある質問

iPhone 5でLINEは使えますか?

古いバージョンのLINEであれば動作する可能性はありますが、最新版はiOS 10に対応していません。また、LINE自体がサポートするiOSバージョンを随時引き上げているため、いつ使えなくなってもおかしくないと考えておきましょう。

SIMを挿せばすぐに使えますか?

SIMフリーの個体であれば、対応するSIMを挿せば基本的に使えます。ただし、日本のキャリアで提供されている最新の通信サービス(VoLTEなど)には対応していないことが多いです。

バッテリーは交換できますか?

Apple公式のバッテリー交換サービスはすでに終了しています。自力で交換用バッテリーを入手して交換するか、街の修理店に依頼することになりますが、部品の入手難易度は年々高まっています。

アプリは何も入れられないの?

App Storeで「最終アップデートが◯年前」のアプリを探せば、まれにiOS 10対応のものが残っていることもあります。ただし、セキュリティ面でのリスクは理解したうえで利用しましょう。

買い替えを考えるなら

「やっぱり最新のiPhoneに買い替えようかな」と思った方に向けて、簡単なアドバイスを。

iPhone 5のようなコンパクトなサイズが好きだった人には、現在のiPhone SEシリーズが一番近い選択肢です。ホームボタンがあり、サイズも比較的小さめで、最新のプロセッサを搭載しています。

また、iPhone 5と比べると:

  • カメラが格段に進化している
  • バッテリー持ちが良い
  • アプリがすべて使える
  • セキュリティ面で安心できる
  • iCloudも問題なく使える

これらの違いを考えると、長く快適に使うなら買い替えを検討する価値は十分にあるでしょう。

iPhone 5は「お別れの準備」が大切

iPhone 5は、今や「現役」というより「レトロなガジェット」に近い存在です。

とはいえ、通話とメッセージ、音楽プレーヤーとして使う分にはまだ役割を果たせます。大切なのは「何ができて、何ができないか」を正しく理解したうえで使うこと。

もし今使っているiPhone 5があるなら:

  • iCloudからのデータ移行ができなくなる前に、大切な写真や連絡先は別の方法でバックアップを取っておく
  • 重要なデータは他のデバイスやクラウドサービスに移しておく
  • 日常使いからサブ機に切り替えるタイミングを検討する

もし中古購入を検討しているなら:

  • 価格だけに飛びつかず、状態をしっかり確認する
  • 「何に使うのか」という目的を明確にする
  • セキュリティリスクを理解したうえで、利用シーンを限定する

iPhone 5は確かに「使える」デバイスです。ただし、それは「制限を理解したうえで」という前提付きの話。この記事が、あなたがiPhone 5とどう向き合うかを決めるための、少しでも参考になれば嬉しいです。

何より、ご自身の使い方や目的に合っているかどうかが一番の判断基準です。じっくり比較して、あなたにぴったりの選択をしてくださいね。

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