テレビの音をしっかり聞きたいけれど、周りに気を遣って音量を上げられない……そんな経験はありませんか?特に夜間の視聴や、家族が別のことをしているときには、テレビ用イヤホンがあるととても便利です。
でも、いざ「テレビ用イヤホン」を買おうと思うと、「有線とワイヤレス、どっちがいいの?」「ワイヤレスだと音ズレが心配」「自分のテレビに合うのかな?」と、迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、テレビ用イヤホンを選ぶときに押さえるべきポイントと、実際におすすめの製品をわかりやすく紹介します。購入前に知っておきたい注意点もお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
テレビ用イヤホンを選ぶ前に。まずはここをチェック!
テレビ用イヤホンを選ぶ前に、まずは自分のテレビの端子や対応状況を確認することが大切です。これを間違えると、せっかく購入したイヤホンが使えない……なんてこともあります。
有線とワイヤレス、どちらを選ぶ?
テレビ用イヤホンには大きく分けて「有線」と「ワイヤレス」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の生活スタイルに合った方を選びましょう。
有線イヤホンのメリット
- 音ズレの心配が一切ない
- 充電不要ですぐに使える
- 比較的安価なものが多い
有線イヤホンのデメリット
- コードが邪魔になることがある
- テレビから離れて使えない
- コードが絡まりやすい
ワイヤレスイヤホンのメリット
- コードがなく、動き回っても快適
- 離れた場所からでも視聴できる
- スマホなど他の機器でも使い回せる
ワイヤレスイヤホンのデメリット
- 充電が必要
- モデルによっては音ズレが気になる
- 有線より価格が高め
テレビの前でじっくり視聴するなら有線、家事をしながらなど動きながら見たいならワイヤレスがおすすめです。
ワイヤレスを選ぶなら「低遅延」が重要
ワイヤレスイヤホンで気になるのが「音ズレ」です。映像と音がズレていると、せっかくのドラマや映画も台無しですよね。
音ズレを防ぐには、低遅延対応のモデルを選ぶことが大切です。製品によっては「約50msの低遅延」などとメーカーが公表している場合があります。この数値が小さいほど、音ズレが気になりにくくなります。
有線を選ぶなら「コードの長さ」がカギ
有線イヤホンを選ぶときは、コードの長さがとても重要です。一般的なイヤホンコードは1m前後ですが、テレビ用では3m〜5mのロングコードがおすすめです。
コードが短いとテレビの近くで固定されてしまい、リラックスして視聴できません。特にベッドやソファから視聴する方は、十分な長さがあるモデルを選びましょう。
Bluetooth非対応のテレビでも大丈夫?
もしお使いのテレビがBluetoothに対応していなくても、あきらめる必要はありません。Bluetoothトランスミッターという機器を使えば、ワイヤレスイヤホンを接続できるようになります。
最近の製品には、イヤホンとトランスミッターがセットになったものもあり、購入後すぐに使えるので初心者の方にもおすすめです。
テレビ用イヤホンの選び方。4つのポイント
ここからは、テレビ用イヤホンを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。
1. 接続方式で選ぶ
まずは先述した有線かワイヤレスかを決めましょう。自分のテレビの端子(Φ3.5mmイヤホンジャックの有無、光デジタル端子の有無など)も合わせて確認しておくとスムーズです。
2. 形状(タイプ)で選ぶ
イヤホンにはいくつかの形状があります。装着感や音の聞こえ方が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
- カナル型(耳栓タイプ):耳穴に密着するため、遮音性が高く音漏れを防げます。夜間や病院など周囲を気にしたいときに最適です。ただし、長時間装着すると耳が疲れやすいというデメリットもあります。
- オープンイヤー型/インナーイヤー型:耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら視聴できます。家族と会話しながら使いたい方におすすめですが、遮音性は低めです。
3. ワイヤレスなら「連続再生時間」
ワイヤレスイヤホンはバッテリーが必須です。長時間の視聴が多い方は、連続再生時間が長いモデルを選びましょう。最近の製品は10時間前後再生できるものも多く、1日分の視聴には十分な容量があります。
4. 予算で選ぶ
テレビ用イヤホンは数千円から購入できます。初めての方や、とにかく安く済ませたい方は有線のロングコードモデル、快適性や利便性を重視する方はワイヤレスモデルを選ぶとよいでしょう。
【目的別】テレビ用イヤホンのおすすめ製品5選
ここからは、上記の選び方を踏まえた上で、特におすすめのテレビ用イヤホンを5つ紹介します。それぞれに特徴や向いている人が異なるので、自分の使い方に合った製品をチェックしてみてください。
1. サンワサプライ ワイヤレス テレビ用 イヤホン 400-BTAD014
サンワサプライ ワイヤレス テレビ用 イヤホン 400-BTAD014
耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。Bluetooth非対応のテレビでも使えるトランスミッターが付属しているので、購入後すぐに使い始められるのが大きな魅力です。
特徴とメリット
- 約50msの低遅延設計で、音ズレが気になりにくい
- 耳を塞がないので、周囲の音を聞きながら視聴できる
- 最大約10時間の連続再生が可能
- 軽量(約25g)で長時間の装着でも疲れにくい
- 付属の充電クレードルに置くだけで充電できる
デメリットと注意点
- 遮音性は低いので、騒がしい環境では聞こえづらいことがある
- 価格は8,480円〜とやや高め
こんな人におすすめ
家族と会話をしながらテレビを見たい方や、Bluetooth非対応のテレビをお使いの方にぴったりです。設定も簡単なので、ワイヤレス初心者の方にも安心して使えます。
こんな人には向かない
電車内など騒がしい場所で使いたい方や、ノイズキャンセリング機能を重視する方には不向きです。
2. エレコム テレビ用 耳栓タイプ ヘッドホン EHP-TV10C5BK
エレコム テレビ用 耳栓タイプ ヘッドホン EHP-TV10C5BK
こちらは有線のカナル型(耳栓タイプ)ヘッドホンです。なんといっても特筆すべきは5mのロングコード。テレビから離れた場所でも快適に視聴できます。
特徴とメリット
- 5mの長いコードで、ベッドやソファからでもゆったり視聴できる
- カナル型のため遮音性が高く、音漏れを防げる
- コードにボリュームコントローラーが付いており、手元で音量調節が可能
- 有線のため音ズレが一切ない
デメリットと注意点
- コードが長い分、取り回しに注意が必要(絡まりやすい)
- カナル型のため、長時間使用すると耳が疲れることがある
- テレビにΦ3.5mmイヤホンジャックが必要
こんな人におすすめ
病院での入院中や、深夜に大音量でテレビを見たい方に最適です。音ズレを絶対に許容できない方や、予算を抑えたい方にもおすすめです。
こんな人には向かない
家事をしながらなど動き回って視聴したい方や、ワイヤレスの便利さを求める方には向きません。
3. オーディオテクニカ ATH-CKM55TV
オーディオテクニカ製の有線カナル型イヤホンです。約3mのロングコードを採用しており、一般的なイヤホンよりは長く、テレビ視聴に適した設計になっています。
特徴とメリット
- 3mのコードで、ある程度の移動の自由度がある
- カナル型で遮音性が高く音漏れを抑えられる
- 信頼性の高いオーディオブランドの製品
デメリットと注意点
- エレコムの5mモデルと比較するとコードが短い
- 有線のため、やはりコードの取り回しは発生する
こんな人におすすめ
有線でコストパフォーマンスを重視しつつ、5mのコードは長すぎると感じる方にちょうどよい選択肢です。品質にも妥協したくない方に向いています。
こんな人には向かない
ワイヤレスを希望する方や、テレビからより離れた場所で使いたい方には不向きです。
4. SONY WF-1000XM5
ソニーが誇るフラッグシップモデルの完全ワイヤレスイヤホンです。テレビ専用というよりは多用途に使える高機能モデルですが、その高性能ぶりはテレビ視聴にも大きな魅力を発揮します。
特徴とメリット
- 非常に優れたノイズキャンセリング性能で、テレビの音に没入できる
- 高音質で映画やドラマの臨場感を高めてくれる
- 低遅延性能も高く、音ズレが気になりにくい
デメリットと注意点
- 価格が高価(実売価格4万円前後)
- Bluetooth非対応のテレビでは別途トランスミッターが必要
- テレビ専用ではないため、テレビとの接続に一手間かかる場合がある
こんな人におすすめ
テレビ視聴だけでなく、音楽鑑賞や通話など様々なシーンでハイクオリティなイヤホンを使いたい方に向いています。コストを惜しまず、最高の体験を求める方にぴったりです。
こんな人には向かない
テレビ専用で手軽に使える製品を探している方や、予算を抑えたい方にはオーバースペックでしょう。
5. 汎用Bluetoothイヤホン+トランスミッター(参考例)
特定の製品名ではありませんが、すでにお気に入りのBluetoothイヤホンをお持ちの方は、トランスミッターだけを別途購入するという方法もあります。
特徴とメリット
- 手持ちのイヤホンをテレビで使えるようになる
- トランスミッターは比較的安価(数千円程度)で購入できる
デメリットと注意点
- 手持ちのイヤホンが低遅延対応でないと音ズレが発生する
- 接続設定がやや複雑な場合がある
こんな人におすすめ
すでに良いワイヤレスイヤホンを持っているけれど、テレビでも使いたいという方。コストを抑えたい方の選択肢になります。
こんな人には向かない
これから新しくテレビ用イヤホンを揃えたい方や、接続設定をできるだけ簡単に済ませたい方には、最初からセットになった製品のほうがおすすめです。
テレビ用イヤホンに関するよくある質問
テレビ用イヤホン選びでよく寄せられる疑問をまとめました。購入前に確認しておきましょう。
Q. テレビで使うならヘッドホンとイヤホン、どちらがいい?
A. 迫力のあるサウンドを楽しみたいならヘッドホン、軽快さや携帯性、コスパを重視するならイヤホンがおすすめです。長時間の使用でも耳が痛くなりにくいという点では、軽量なイヤホンに分があります。
Q. ワイヤレスイヤホンは必ず音ズレする?
A. 必ずしもそうではありません。低遅延対応のモデルや、メーカーが「約50ms」などと遅延時間を公表している製品を選べば、実用上ほとんど気にならないレベルまで抑えられます。
Q. 古いテレビでもワイヤレスイヤホンを使えますか?
A. はい。Bluetooth非対応のテレビでも、トランスミッターを接続することでワイヤレスイヤホンが使えるようになります。今回紹介したサンワサプライの製品のように、トランスミッターが付属しているモデルを選ぶと安心です。
Q. イヤホンの音量が大きすぎる/小さすぎる場合の対処法は?
A. まずはイヤホン本体やテレビのリモコンで音量調整をしてみてください。それでも調整しきれない場合は、製品によってはコードにボリュームコントローラーが付いているものもあります。購入前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ:自分に合ったテレビ用イヤホンを見つけよう
テレビ用イヤホンは、選び方ひとつで快適さが大きく変わります。改めて、選ぶ際のポイントをおさらいしましょう。
- 有線かワイヤレスか:動くか、固定か
- コードの長さ:有線なら最低3m以上が目安
- 低遅延対応:ワイヤレスなら音ズレ防止に必須
- 形状:カナル型(遮音)かオープン型(周囲の音を聞く)か
- トランスミッター:Bluetooth非対応テレビならセット製品を
今回紹介した製品は、いずれもテレビ視聴に特化した、あるいは非常に適性の高いモデルばかりです。
- 手軽にワイヤレスを始めたいなら サンワサプライ ワイヤレス テレビ用 イヤホン 400-BTAD014
- コスパ抜群で音ズレ知らずの有線なら エレコム テレビ用 耳栓タイプ ヘッドホン EHP-TV10C5BK
- テレビ以外でもハイクオリティな体験を求めるなら SONY WF-1000XM5
もしくは、手持ちのイヤホンとトランスミッターを組み合わせるのも賢い選択肢です。
どの製品にもメリット・デメリットがあります。自分が「何を重視するか」を明確にして、最適な一台を見つけてください。快適なテレビライフがきっと待っていますよ。

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