ロジクール M750 Signature ワイヤレスマウスとは?基本スペックと特徴
「仕事用のマウスを買い替えたいけど、静かで使いやすいモデルが知りたい」「複数のPCを使い分けるから、切り替えがスムーズなマウスがほしい」――そんな悩みを持っている方にぴったりなのが、ロジクールのSIGNATURE M750 ワイヤレスマウスです。
このモデルは、2022年11月に発売されたビジネス向けワイヤレスマウス。定価は5,280円(税込)で、静音性と多機能性をバランスよく備えたミドルクラスの製品です。
まずは基本スペックをチェックしておきましょう。
- 価格:5,280円(税込)
- 接続方式:ワイヤレス(Logi Bolt USBレシーバー/Bluetooth)
- 対応OS:Windows、macOS、Chrome OS、Linux、Android、iPadOS
- 電池:単三電池1本(最大24ヶ月駆動)
- DPI:400~4,000(ボタンで切り替え可能)
- サイズ展開:レギュラー(Mサイズ)/ラージ(Lサイズ)
このマウスが特に注目されている理由は、上位モデルに搭載されている便利な機能を、手の届きやすい価格帯で実現している点にあります。
M750の4つの大きな特徴
1. SmartWheel搭載で高速スクロールが可能
M750の最大の特徴のひとつが、SmartWheelの搭載です。
ホイールを速く回すと、自動でスクロールモードが切り替わり、摩擦が少ない「フリースピン」状態になります。長いWebページや膨大なExcelデータをサッと見たいときに、この機能はとても役立ちます。
通常のクリックフィールがあるスクロールと、高速スクロールをひとつのホイールで切り替えられるので、作業効率がかなり変わってくるはずです。
2. 左右クリックが静かなSilentTouch
M750は、SilentTouchという静音技術を採用しています。左右のクリック音が従来比で約90%軽減されているのが公式の発表値です。
会議中やオフィス、カフェなど周囲に人がいる環境でも、クリック音が気になりにくいのは大きなメリット。在宅ワークで家族に「カチカチ音がうるさい」と言われた経験がある方には、特に向いているでしょう。
ただし、すべてのボタンが静音というわけではありません。サイドボタンやホイールのクリックは通常のクリック音になるので、その点は押さえておいてください。
3. 最大3台のデバイスを接続できるEasy-Switch
M750は、Easy-Switch機能に対応しており、最大3台のデバイスを登録できます。
本体底面にある切り替えボタンを押すだけで、接続先をパッと切り替えられるのが便利なポイントです。
さらに、FLOW機能にも対応しています。これは、複数のPCやタブレットを使っている場合に、マウスカーソルを画面の端から端へ移動させるだけで、自動的に接続先が切り替わるというもの。ファイルのコピー&ペーストも、FLOW対応のPC間ならドラッグ&ドロップで行えます。
複数のデバイスを日常的に使う方にとっては、かなり快適な機能です。
4. DPI切替スイッチで感度調整ができる
M750の天面には、DPI(ドット・パー・インチ)切替スイッチが搭載されています。ボタンを押すたびに、マウスカーソルの速さを4段階で切り替えられます。
「作業中にマウスの動きが重く感じる」「逆に速すぎて細かい作業がしづらい」というときに、その場で調整できるのは地味に助かります。
MサイズとLサイズの選び方
M750には、レギュラーサイズ(M)とラージサイズ(L)の2種類があります。機能や価格は同じですが、サイズと重量が異なります。
| サイズ | 重量 |
|---|---|
| レギュラー(M) | 約103.2g |
| ラージ(L) | 約117g |
どちらを選ぶかは、手の大きさや持ち方が基準になります。
公式の目安としては、手のひらのサイズが18.5cm程度までならMサイズ、それより大きい場合はLサイズが推奨されています。
とはいえ、実際のユーザーからは「手が大きくなくてもLサイズの方がしっかり握れて疲れにくい」という声もあり、一概にサイズだけで判断するのは難しいところです。可能であれば、家電量販店などで実機を触ってみるのが一番確実です。
M650やM550と何が違う?シリーズ比較
ロジクールのSIGNATUREシリーズには、M750のほかに M650 と M550 があります。価格や機能が異なるので、簡単に比較しておきましょう。
SIGNATURE M650
M650はM750のベースモデルにあたります。
- 価格:4,620円(税込)
- 接続台数:1台のみ(Easy-Switch非搭載)
- FLOW機能:非対応
- DPI切替スイッチ:なし
SmartWheelやSilentTouchといった静音・スクロール機能は共通していますが、マルチデバイス対応が簡略化されています。1台のPCだけで使う予定で、少しでも予算を抑えたい方にはM650が候補になります。
SIGNATURE M550
M550はシリーズのエントリーモデルです。
- 価格:3,960円(税込)
- サイドボタン:なし
- SmartWheel:非搭載
シンプルな機能に絞られている分、価格も一番安いです。ワイヤレスで静音マウスがほしいけど、特別な機能は不要という方に向いています。
まとめ:M750はどんな人向け?
- M550:とにかくコスパ重視、基本機能だけでいい人
- M650:1台のPCで使う、静音性とSmartWheelがほしい人
- M750:複数台のPCを使い分ける、FLOW機能を活用したい人
M750は、M650から「複数台接続」と「FLOW」をプラスしたアップグレード版と考えるとわかりやすいでしょう。
上位モデル「MX Master 3S」と比較すると?
ロジクールのフラッグシップモデルである ロジクール MX Master 3S とM750を比べると、価格差は約3倍(MX Master 3Sの定価は16,940円)です。
MX Master 3Sには以下のような違いがあります。
- サムホイール搭載で横スクロールが可能
- MagSpeedスクロール(SmartWheelのさらに高性能版)
- 8,000 DPIの高精度センサー
- USB-C充電式(M750は乾電池式)
- より人間工学に基づいた形状
クリエイターやパワーユーザーにはMX Master 3Sが適していますが、一般的なビジネス用途や在宅ワークであれば、M750でも十分な性能を持っています。価格差を考慮すると、M750はコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
M750のメリットとデメリット
ここまでM750の特徴を紹介してきましたが、実際に使うとなると気になるのがメリットだけでなくデメリットです。口コミやレビューも参考にしながら整理してみます。
メリット
- 左右クリックが非常に静か:オフィスや共有スペースでも使いやすい
- SmartWheelで長文スクロールが快適:作業効率が上がる
- 3台接続+FLOW対応:複数デバイスを使う人に大きなメリット
- DPI切り替えが直感的:作業内容に合わせて感度調整できる
- 電池寿命が長い:最大24ヶ月もつので電池交換の手間が少ない
デメリット
- すべてのボタンが静音ではない:サイドボタンやホイールクリックは通常音
- 接続切り替えボタンが底面:切り替えのたびにマウスを持ち上げる必要がある
- M650から形状が変わった:旧モデルに慣れた人はフィット感に違和感を感じることも
- 乾電池式:充電式に比べるとランニングコストがかかる
特に「静音」を期待して購入した場合、サイドボタンやホイールクリックの音が気になるという声は複数のレビューで見られました。完全な静音マウスを求めているわけではないけれど、ある程度の静かさがあれば十分という方には、M750は良いバランスだと思います。
よくある質問と回答
Q. M750のレシーバーは何が付属しますか?
Logi Bolt USBレシーバーが付属します。従来のUnifyingレシーバーとは互換性がないので、注意が必要です。
Q. Bluetoothでも使えますか?
はい、Bluetooth接続にも対応しています。レシーバーを使わずに直接PCやタブレットと接続できます。
Q. マウスパッドは必要ですか?
特に必須ではありません。ほとんどの机の上で快適に動作しますが、ガラス面など一部の素材では使用できない場合があります。
Q. 左手でも使えますか?
M750は右手専用のデザインです。左利きの方は、別のモデルを検討する必要があります。
購入前に確認したい3つのポイント
M750を購入する前に、以下の3点をチェックしておくと失敗が少ないでしょう。
1. サイズ選びを慎重に
MサイズとLサイズでフィット感が大きく変わります。できれば実機を触ってみるか、手のひらのサイズを測って公式推奨を参考にしてください。
2. すべてのボタンが静音ではない
「完全な静音マウス」を期待している場合は、サイドボタンやホイールクリックの音を確認しておきましょう。左右クリックだけが静音です。
3. 乾電池式の運用に納得できるか
充電式に慣れている方にとっては、乾電池を用意する手間が気になるかもしれません。ただし、単三電池1本で最長24ヶ月もつので、頻繁に交換する必要はありません。
まとめ:ロジクール M750はこんな人におすすめ
最後に、ロジクール SIGNATURE M750 ワイヤレスマウスが向いている人と、そうでない人を整理しておきます。
こんな人におすすめ
- 複数のPCやタブレットを使い分けるビジネスパーソン
- 静かな環境で使えるマウスを探している人
- SmartWheelの高速スクロールを活用したい人
- 5,000円前後で高機能なマウスを探している人
- 在宅ワークやオフィスワークの効率を上げたい人
こんな人には向かないかも
- サムホイールや充電式など、さらに高度な機能を求める人
- すべてのボタンが静音であることを重視する人
- 左利きの人
- できるだけ安く済ませたい人(M550やM650も検討してみてください)
M750は、価格と性能のバランスが非常に優れたモデルです。特に「複数デバイスを使いこなす静音マウス」という条件で探しているなら、間違いなく選択肢のひとつになるでしょう。
気になる方は、ぜひ実際に手に取ってサイズ感を確かめてみてください。

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