「120Hzゲーミングモニターって、もう時代遅れなんですか?」
ゲーミングモニターを探し始めたあなたが、いちばん気になっているのはそこじゃないでしょうか。ネットで調べると「144Hzが最低限」「今は240Hzだ」なんて情報が溢れていて、逆に何を選べばいいのかわからなくなってしまう。
結論から言います。2026年8月現在、スペック表に「120Hz」と書かれた新品モニターを探すのは、ほぼ不可能に近いです。 でも、だからといって「120Hz体験」ができなくなるわけじゃありません。むしろ今は、エントリーモデルで144Hzや165Hzが普通に買える時代。しかも値段は1万円台後半から。つまり、あなたが本当に知りたいのは「120Hzの表示ができるモニター」の選び方であって、製品名に「120Hz」と書いてあるモニターを探すことじゃないんです。
この記事では、PS5やXbox Series Xで120Hz出力を確実に楽しむための「現実的なモニター選び」に絞って解説します。市場の実態、よくあるトラブル、そして実際に買うべき製品まで、すべてまとめてお伝えします。
まず知っておきたい:2026年のゲーミングモニター市場の“今”
驚くかもしれませんが、2026年7月時点で、主要メーカーの新製品ラインナップから「120Hz」という数字はほぼ消えています。
ソフマップのゲーミングモニター特集ページ(2026年7月9日更新)を見てもわかる通り、エントリークラスのフルHDモデルでも144Hz、165Hz、180Hzが当たり前。2万円を切る価格帯でも190Hzや240Hzを謳う製品が普通に並んでいます(出典:ソフマップ ゲーミングモニター特集、2026年7月)。さらに4Kモデルに至っては、ヤマダデンキの特集(2026年7月9日更新)でもエントリーで165Hz、ミドルレンジで160Hz~240Hzがスタンダード。120Hzは、クリエイター向けの特殊なモデルか、あるいは数年前の旧型にしか見当たらなくなっているのが実情です。
つまり、2026年に「120Hzゲーミングモニター」を新品で買おうとすると、選択肢が極端に狭まるんです。でも、ここで混乱しないでください。PS5やXbox Series Xは「120Hz出力」に対応しています。 そして、144Hzや165Hzのモニターでも、コンソール側が受け取れる信号が120Hzであれば、ちゃんと120Hzで表示されます。大事なのは「モニターが何Hzまで対応しているか」ではなく、「コンソールと正しく通信して、120Hzモードで動くかどうか」なんです。
なぜ「120Hz対応」なのに動かない?コンソール接続の落とし穴
ここが一番の落とし穴で、ユーザーの声を集めてみると、最も多い不満がこれでした。
「120Hz対応と書いてあったのに、PS5で認識されない」「せっかく買ったのに60Hzのまま」――これはBenQ ZOWIEの公式サポートページ(2021年3月公開)でも触れられている問題で、単に「リフレッシュレートが120Hz以上」というだけではダメなんです。特にPS5とXbox Series Xは、HDMI接続時の解像度とリフレッシュレートの組み合わせ(EDIDという情報)をモニター側が正しく伝えられないと、120Hzモードを選べなくなります。
例えば、PC向けに設計された144Hzモニターの中には、DisplayPortでは144Hzでも、HDMIポートでは120Hzに対応していないものが存在します。PS5やXboxはHDMIしか使えないので、ここが致命傷になる。これは実際のユーザー投稿(Yahoo!知恵袋、2024年12月)でも「144Hz対応モニターを買ったのにPS5で120Hzが出ない」という相談が複数見られたポイントです。
だからこそ、モニターを選ぶときは「HDMI接続で120Hz対応」と明記されているか、あるいはメーカー公式の対応表を必ず確認することが絶対条件になります。
120Hzと144Hzの差は体感できる?それよりもっと大事なこと
「120Hzで十分なのか、それとも144Hzや240Hzにしたほうがいいのか」――これもよくある疑問です。
ここで一つ、はっきりさせておきたいのは「人間の反応速度」と「画面の表示遅延」は別物だということ。確かに、人間が視覚刺激に反応するまでの時間は約0.1秒(100ミリ秒)と言われます。でも、ゲームで重要なのは自分の反応速度だけじゃありません。画面に表示されている「敵の位置」と、ゲーム内部の「実際の当たり判定」がどれだけズレずに表示されているかが勝負を分けるんです。
120Hzは1フレームあたり約8.3ミリ秒、240Hzは約4.1ミリ秒。この差は、超高速で動く標的を追いかけるFPSゲームでは、確かに有利に働くことがあります。ただ、これはプロゲーマーやハイランカー向けの話。RPGやアクションアドベンチャー、あるいはTPSなど、激しいエイム競争がメインじゃないゲームでは、120Hzと240Hzの差を体感するのは非常に難しいというのがユーザー間の共通認識です(出典:Yahoo!知恵袋ユーザー投稿、2024年12月)。
それよりもっと現実的なのは、あなたのPCやグラフィックボードが、そのゲームを120fps以上で安定して動かせるかどうかです。せっかく240Hzモニターを買っても、GPUが60fpsしか出せなければ宝の持ち腐れ。この点は、複数のQ&Aサイトで「120Hzモニターを買ったけどPCのスペックが足りずに60Hzでしか使えなかった」という後悔の声が多数寄せられていたことからも、非常に重要なポイントと言えます。
結局、今「120Hzゲーミングモニター」をどう選べばいいのか
ここまでの話を整理すると、2026年における「120Hzゲーミングモニター」の選び方は以下の3ステップに集約されます。
① 新品を買うなら「144Hz以上」を前提にする
120Hz表記の製品を探すより、144Hzや165Hzのエントリーモデルを選んだほうが、選択肢が圧倒的に多く、価格もこなれています。しかも、これらのモニターはPS5/Xboxでも120Hz表示できるモデルが多いので、実質的な「120Hzゲーミングモニター」として使えるわけです。
② HDMI接続で120Hz出力できることを確認する
製品ページの仕様欄で「HDMI 2.0以上」「HDMI接続時 120Hz対応」を必ずチェック。DisplayPortの数値だけを見て買わないようにしてください。メーカーの公式サポートページでPS5/Xbox対応を明記しているモデルを選ぶのが確実です。
③ 自分のゲームジャンルとPCスペックを冷静に見極める
激しいFPSをガチでやるなら240Hz以上も視野に入れる。でも、それ以外なら144Hz/165Hzで十分。そして何より、そのモニターの性能を活かせるだけのGPUパワーが自分の環境にあるかどうか。ここを間違えると、お金をかけても効果を実感できません。
実際に買うならこれ!PS5・Xboxで120Hzを確実に楽しめるおすすめモニター
最後に、実際の調査結果やユーザーの評判をもとに、現時点で「買って間違いない」と言える製品を紹介します。いずれもHDMI接続で120Hz出力に対応しており、PS5やXbox Series Xでの動作がメーカー公式または実績で確認できているモデルです。
エントリー価格帯で安心の選択:BenQ ZOWIE XL2411K
BenQ ZOWIEシリーズは、e-Sportsシーンでも定番のブランド。このXL2411Kは144Hz表示に対応しつつ、HDMI接続でも120Hz出力が可能です。何よりBenQ公式がPS5/Xbox対応を明確にサポートページで案内しているので、「動かなかった」というリスクを極力避けられます。価格も2万円前後と手頃で、初めての120Hz体験に最適な一台です。
PS5との連携を重視するなら:SONY INZONE M3
ソニー純正のゲーミングモニターで、PS5との親和性はもちろんバッチリ。240Hz対応のハイスペックモデルですが、PS5では120Hzモードで動作します。オーディオ機能やゲーム向け画質調整も充実しており、純正ならではの安心感があります。価格はやや張りますが、PS5をメインで使うなら有力な選択肢です。
コスパ最強の定番モデル:ASUS TUF Gaming VG249Q3A
ASUSのTUFシリーズは、エントリーからミドルレンジで圧倒的な人気を誇ります。このVG249Q3Aは180Hz対応で、HDMI接続時の120Hz動作も確認済み。応答性能も高く、FPSからRPGまで幅広くこなせます。価格帯も2万円台前半と非常にコストパフォーマンスに優れており、多くのユーザーから高評価を得ている一品です。
デザインと性能のバランスが良い:Pixio PX248 Wave White
Pixioは比較的新しいブランドですが、性能の割に価格が安いと話題のメーカー。このPX248は144Hz対応で、HDMI経由での120Hz出力も問題なく動作します。白色のスタイリッシュなデザインは、ゲーミングモニター特有のゴツさが苦手な方にもおすすめ。コストを抑えつつ、インテリアにもこだわりたい方にぴったりです。
120Hzゲーミングモニターの“今”を正しく理解して、後悔しない一台を選ぼう
改めて繰り返しますが、2026年の今、新品で「120Hz」と書かれたモニターを探すのは非現実的です。でも、それは「120Hz体験」ができないことを意味しません。144Hzや165Hzのエントリーモニターを「120Hz表示ができるモニター」として捉え、HDMI接続対応をしっかり確認することで、PS5やXboxでの快適なゲームライフは十分に実現できます。
大事なのは、スペック表の数字に踊らされず、自分のプレイ環境と目的に合ったモニターを選ぶこと。最新のハイエンドモデルが必ずしも正解ではなく、むしろエントリーモデルで十分すぎるというケースも多いんです。
この記事で紹介した選び方のポイントとおすすめモデルを参考に、あなたにぴったりの「実質120Hzゲーミングモニター」を見つけてください。きっと、60Hzからの進化をしっかり実感できるはずです。





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