ゲーミングモニターを探し始めると、最初にぶつかるのがサイズ選び。27インチと迷った末に「やっぱり24インチかな」と思って調べ始めたあなた、その直感は間違っていません。ただし、ここで一つだけ知っておいてほしいのは、スペック表に載っている数字だけでは絶対にわからない「実際に使った人のリアルな声」があるということです。
本記事では、2026年6月時点での最新モデルを含む主要な24インチゲーミングモニターを比較しつつ、カタログには絶対に書かれていない「スタンドの使い勝手」「背面ボタンのストレス」「スピーカーの実力」といった実用面のギャップに徹底的にフォーカスします。結論から言うと、24インチを選ぶなら「リフレッシュレートや応答速度」だけで決めてはいけません。あなたのデスク環境と実際の使用スタイルに合った「スタンド機能」と「操作性」が、毎日の満足度を大きく左右します。
24インチゲーミングモニターが選ばれる理由って、実はFPSだけじゃない
24インチがゲーミングモニターの定番サイズとして支持される理由。よく「FPS向き」と言われますが、それだけでしょうか。
実はフルHD(1920×1080)という解像度との相性が非常に良いのが24インチの特徴です。27インチで同じフルHD解像度を使うと、画素の粗さ(ドット感)が気になるというユーザーの声が複数確認されています。24インチならこの問題が起こりにくく、結果としてゲーム画面がくっきりと映るわけです。
また、視野に入る範囲の広さという点でも、24インチには明確なメリットがあります。27インチだと画面全体を視界に入れるために首や目を動かす必要が出てきますが、24インチならほぼ全体が視野に収まる。特にFPSではミニマップや残り弾数などの情報が画面の端に表示されることが多いので、この「視野に入りやすい」という特性は大きなアドバンテージになります。
ただし、「24インチ=FPS専用」というわけではありません。RPGやアクションゲームでも十分没入感は得られますし、デスクの奥行きが60cm前後という日本の一般的なデスク環境にも非常に収まりが良いサイズです。
24インチゲーミングモニターの最新事情(2026年)
2026年に入ってからも、24インチゲーミングモニター市場はエントリーモデルを中心に活発に動いています。
まず注目したいのが、ASUSの「VY249HGR」。120Hz対応のIPSパネルを搭載し、価格帯は約12,580円前後と非常にリーズナブル。コストパフォーマンスを重視するユーザーから高い支持を得ているモデルです。
そして、Xiaomiの「A24i 2026」も見逃せません。2024年3月18日に発売されたこのモデルは、144Hzリフレッシュレートに加えてsRGB 99%の色域を謳っており、約12,580円という価格帯でこれだけのスペックを実現している点が大きな魅力です。低価格帯でありながら、色再現性にもこだわりたいユーザーには特に刺さる一台と言えるでしょう。
一方、ハイリフレッシュレートを追求するなら、アイ・オー・データ機器の「EX-GD251UH」が選択肢に入ります。240Hz対応で、価格は約17,891円前後。格闘ゲームやFPSでとにかく滑らかな表示を求める人に向いています。
これらの新モデルは、どれもカタログスペック上は非常に魅力的です。しかし、実際に使い始めてから「思ってたのと違った」と感じるポイントが、いくつか存在するのも事実です。次の章では、そこを徹底的に掘り下げていきます。
カタログに載っていない「隠れた不満」、口コミから見えるリアル
様々なレビューサイトやSNS、Q&Aサイトを調べてみると、24インチゲーミングモニターに対するユーザーの声は、「コストパフォーマンスが良い」「映像がきれい」といったポジティブな評価が多数を占める一方で、実はカタログだけでは絶対にわからない「あるある不満」が非常に多く見られることも明らかになりました。
具体的に見ていきましょう。
付属スタンドの「高さ調整問題」が想像以上に大きい
最も多く見られた不満が、これです。多くの24インチゲーミングモニター、特にエントリーモデルはコスト削減のためか、スタンドに「高さ調整機能」がついていません。上下の角度を変える「チルト」機能しかないモデルがほとんどです。
例えば、アイ・オー・データ機器の「EX-GD251UH」やXiaomiの「A24i 2026」、ASUSの「VY249HGR」はいずれも高さ調整には非対応です。つまり、モニターの天面があなたの目線の高さに合わない場合、首を下げたり上げたりしながら使うことになり、長時間のゲームプレイで肩や首の疲労に直結します。
実際に「首が痛くなった」「目線が合わずにしんどい」という趣旨の投稿が複数見られました。デスクの高さや椅子の高さとの組み合わせによっては、かなりのストレスになるポイントです。
背面の操作ボタン、これが案外ストレスになる
これも口コミで頻出していました。モニターの設定を変えようと思って背面のボタンを押すけれど、どのボタンが何をするのか直感的にわからない。ジョイスティック式のモデルもありますが、これも慣れが必要だと感じるユーザーが多いようです。
特にゲーム中に明るさやコントラストを調整しようと思ったときに、モニターの裏側に手を回してボタンを探すのは非常に面倒。設定変更のたびにイライラする、という声が複数確認されています。
内蔵スピーカー、過度な期待は禁物
スピーカー搭載モデルもありますが、「音質が物足りない」「ゲームの臨場感が全然違う」という評価が大勢を占めています。Dellの「S2425HS-A」のようにスピーカーを内蔵しているモデルもありますが、あくまで「音が出る」程度のものと考えたほうが無難です。ゲームのサウンドを楽しみたいなら、別途スピーカーやゲーミングヘッドセットを用意するのが現実的な選択肢でしょう。
梱包が簡素、外箱に直貼りされるケースも
あまり語られないポイントですが、購入後の「梱包」に関する声もありました。外箱にそのまま伝票が貼られて届くケースがあり、モニターという精密機器にも関わらず「もう少し丁寧に梱包してほしい」という趣旨の意見が複数見られました。この点は、購入時に配送業者を選んだり、ラッピングオプションを検討したりすることで回避できる可能性があります。
スタンド問題を解決する3つの方法(別途費用はかかるけど)
さて、ここまでの話で「高さ調整できないスタンド問題」が24インチゲーミングモニター選びの大きな落とし穴だということがおわかりいただけたかと思います。ここでは、その問題を解決する具体的な方法を3つ提案します。
1. モニターアームを導入する
最も根本的な解決策です。デスクの端にクランプで固定するタイプのモニターアームを使えば、高さはもちろん、前後左右、画面の向きまで自由自在に調整できるようになります。一度導入すれば、モニターを買い替えてもアームはそのまま流用できるので、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れています。ただし、追加で5,000円〜10,000円程度の出費が発生することは覚悟しておきましょう。
2. 簡易的なモニター台を使う
本を数冊重ねるだけでも代用できますが、市販のモニター台を使えば安定感が増します。特に引き出し付きのモニター台なら、キーボードを収納できるのでデスク上のスペースも有効活用できます。こちらは1,000円〜3,000円程度から購入可能です。
3. 最初から高さ調整機能付きのモデルを選ぶ
もちろん、これが一番手っ取り早いです。残念ながらエントリーモデルにはほとんど見られない機能ですが、Dellの「S2425HS-A」のように高さ調整(130mm)に対応したモデルも存在します。価格は約18,500円前後とやや高めですが、スタンド代を別途買うことを考えれば、トータルコストで見るとむしろお得になるケースもあるでしょう。
24インチゲーミングモニター主要モデルを「実用性」で比較してみた
それでは、実際に2026年時点で主要な24インチゲーミングモニターを「高さ調整の有無」「背面操作のしやすさ」「スピーカーの有無」といった、カタログスペックでは評価されにくい実用軸で比較してみましょう。
| モデル名 | 価格帯(目安) | リフレッシュレート | パネル | スタンド機能(高さ調整) | 背面操作系 | スピーカー | 実用評価ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ASUS VY249HGR | 約12,580円 | 120Hz | IPS | チルトのみ | 情報なし | 情報なし | とにかく安くゲーミングモニターを始めたい人向け。ただし目線調整は自分で工夫が必要。 |
| Xiaomi A24i 2026 | 約12,580円 | 144Hz | IPS | チルトのみ | 情報なし | 情報なし | 色再現性に優れた低価格モデル。高リフレッシュレートと色域の両立が魅力だが、スタンドは簡素。 |
| アイ・オー・データ EX-GD251UH | 約17,891円 | 240Hz | TFT | チルトのみ(高さ調整なし) | 情報なし | 情報なし | 240Hzの滑らかさが武器。ただし高さ調整非対応なので、目線合わせは別途対策が必要。 |
| Dell S2425HS-A | 約18,500円 | 100Hz | IPS | ○(130mm) | 情報なし | ○(5W×2) | スタンド機能が充実。100Hzでも十分滑らかで、ビジネス用途との兼用にも最適。 |
| HP OMEN 24 | 中価格帯 | 165Hz | IPS(推定) | ○(100mm) | 背面ボタン(操作は簡単との評価) | なし | FPS向けの高リフレッシュレートモデル。上下昇降機能があり、操作性も良好との声あり。 |
※各モデルの背面操作系およびスピーカー搭載有無については、公開情報が限られているため「情報なし」としています。購入前には各メーカーの公式サイトで最新仕様をご確認ください。
この表を見てわかるのは、同じ「24インチゲーミングモニター」でも、モデルによって実用面の使い勝手が大きく異なるということです。高リフレッシュレートや応答速度といったゲーム性能はもちろん大事ですが、それと同じくらい「毎日使うときの快適さ」も重視するべきでしょう。
結論:あなたにぴったりの24インチゲーミングモニターを選ぶために
ここまで読んでいただいて、24インチゲーミングモニター選びにおいて「カタログスペックだけでは不十分」ということがおわかりいただけたと思います。
最後に、あなたのスタイル別に簡単な選び方をまとめます。
「とにかく安く始めたい!」という方には、ASUS VY249HGRやXiaomi A24i 2026が有力です。ただし、スタンドの高さ調整ができないことを前提に、別途モニター台やアームの導入を視野に入れておきましょう。
「FPSでしっかり勝ちたい!」という方には、アイ・オー・データ EX-GD251UHの240Hzが魅力的です。ただしこちらもスタンドは簡素なので、長時間のプレイになるほど目線の高さ問題が響いてきます。ゲーミングチェアの高さを細かく調整できるなら良いですが、そうでなければモニターアームとのセット購入をおすすめします。
「ゲームも仕事も、そして使い勝手も妥協したくない!」という欲張りな方には、Dell S2425HS-Aがぴったりです。リフレッシュレートは100Hzと競技志向からはやや控えめですが、高さ調整機能、スピーカー内蔵、そしてDellの信頼性を考えれば、長く愛用できる一台になるでしょう。
「FPSガチ勢だけどスタンド機能も欲しい」という方には、HP OMEN 24がおすすめです。165Hzのリフレッシュレートに加えて高さ調整機能を備え、背面ボタンの操作性も良好との評価があります。
どのモデルを選ぶにしても、一つだけ覚えておいてほしいのは「モニターは画面の中身だけじゃない」ということ。あなたの首と肩が毎日楽になるかどうかは、この小さな選択にかかっています。ぜひ、実物を店頭で確認できるならスタンドの高さ調整機能を実際に試してみて、あなたのデスク環境に合うかどうかをチェックしてみてください。快適なゲームライフを楽しんでくださいね!





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