「モバイルバッテリー、どう捨てればいいんだろう…」そう思ってこの記事を開いたあなた、安心してください。江東区在住の方なら、小型家電回収ボックスに持ち込むか、燃やさないごみの日に絶縁処理をして出すのが基本ルールです。ただし、膨張しているものは別の方法が必要で、実は清掃事務所に持ち込むという選択肢もあります。
この記事では、2026年2月に江東区が公表した「収集車の火災が5件発生」という最新データをもとに、他の記事ではあまり詳しく触れられていない膨張品の正しい処分手順や、区内在住の方が実際に困っているリアルな声、さらに「もう買わなくていいかも」というシェアリングサービスの活用術まで、まるっと解説していきます。
江東区でモバイルバッテリーを処分する前に知っておきたい「火災5件」の現実
実は江東区では、令和4年1月から令和7年2月までの間に、ごみ収集作業中の車両火災が5件も発生しています。江東区公式サイト(2026年2月18日更新)によると、これらの火災はいずれもリチウムイオン電池の不適切な混入が原因と見られており、消防が出動して消火活動にあたる事態になりました。
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、内部でショートを起こすと急激に発熱し、周囲の可燃物に引火することがあります。実際に道路に停めた収集車が火事になれば、道路封鎖や収集作業の遅延など、地域全体に影響が及ぶわけです。
「ちょっとくらいなら大丈夫でしょ」と思って普通ゴミや燃えるゴミに混ぜてしまう行為が、大きなインシデントを引き起こす可能性があります。このリスクを理解した上で、正しいルールを守ることが大切です。
江東区でモバイルバッテリーを捨てる4つの方法を比較
江東区でモバイルバッテリーを処分する方法は、主に以下の4つです。それぞれの特徴を比較しながら見ていきましょう。
| 比較軸 | 小型家電回収ボックス | JBRC回収ボックス(家電量販店など) | 燃やさないごみ(自治体収集) | 清掃事務所への持ち込み |
|---|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 対象サイズ | 15×25cm以内 | ボックス投入口による(概ね制限あり) | 袋に入ればOK | 制限なし |
| 膨張品対応 | ❌ 不可 | ❌ 不可(店舗により異なる) | ⚠️ 単体で「膨張」表示して分別 | ✅ 推奨 |
| 絶縁処理 | ✅ 必須(充電口にテープ) | ✅ 必須(端子にテープ) | ✅ 必須(両極にテープ) | ✅ 必須 |
| 手間 | 中(施設まで持参) | 中(店舗まで持参) | 低(自宅近くの集積所へ) | 高(清掃事務所まで持参) |
| スピード | 当日(施設開館時間内) | 当日(店舗営業時間内) | 収集日まで待つ | 当日(受付時間内) |
(出典:江東区公式サイト「使用済み小型家電の回収」「リチウムイオン電池等の出し方について」をもとに作成)
この中で、多くの方が利用するのが小型家電回収ボックスと燃やさないごみの2つです。ただ、ここで一つ注意点があります。それは**「膨張しているモバイルバッテリーは小型家電回収ボックスに入れてはいけない」**というルールです。江東区の公式ルールでも明確に禁止されています。
江東区内の小型家電回収ボックス設置場所 エリア別完全リスト
小型家電回収ボックスは、江東区内の各施設に設置されています。2026年5月21日時点の公式情報をもとに、エリアごとにまとめました。
東陽・潮見エリア
- 江東区役所(本庁舎):東陽4丁目/本庁舎2階入り口2か所
- 江東区役所(防災センター):東陽4丁目/防災センター2階エレベーター前
- 江東区文化センター:東陽4丁目/区役所連絡通路入り口前
- 環境学習情報館えこっくる江東:潮見1丁目/2階入り口前
深川・森下・清澄エリア
- 深川図書館:清澄3丁目/入り口右側
- 森下文化センター:森下3丁目/1階ホール右側
- 古石場文化センター:古石場2丁目/入り口左側
- 深川スポーツセンター:越中島1丁目/1階受付右側
- 深川北スポーツセンター:平野3丁目/1階受付左側
- 深川江戸資料館:白河1丁目/深川江戸資料館通用口
富岡・門前仲町エリア
- 富岡出張所:富岡1丁目/入り口左側
- こどもプラザ:住吉1丁目/入り口左側
東陽・東雲エリア
- 東陽図書館:東陽2丁目/入り口右側
- 東雲図書館:東雲2丁目/2階入り口左側
亀戸・大島エリア
- 亀戸図書館:亀戸7丁目/入り口左側
- 亀戸文化センター:亀戸2丁目/1階エレベーター前
- 亀戸スポーツセンター:亀戸8丁目/入り口入って右側
- 東大島図書館:大島9丁目/入り口左側
- 東大島文化センター:大島8丁目/入り口入って右側
- 総合区民センター:大島4丁目/2階正面入り口2か所
砂町・南砂・北砂エリア
- 砂町出張所:北砂4丁目/入り口右側
- 南砂出張所:南砂6丁目/入り口左側
- 江東図書館:南砂6丁目/入り口右側
- 砂町文化センター:北砂5丁目/入り口正面左側
- 江東区スポーツ会館:北砂1丁目/入口入って左側
- 東砂スポーツセンター:東砂4丁目/1階受付右側
豊洲・有明・青海エリア
- 豊洲シビックセンター:豊洲2丁目/1階入り口右側
- 有明スポーツセンター:有明2丁目/プール棟3階総合受付前
その他
- 小松橋出張所:扇橋2丁目/2階エレベーター横
(出典:江東区公式サイト「使用済み小型家電の回収」)
これらのボックスは、基本的に営業時間内であればいつでも利用可能です。ただし、膨張品は絶対に入れないでくださいね。
膨張したモバイルバッテリーはどうする?清掃事務所持ち込みの手順
ここがこの記事の一番の目玉です。多くの情報サイトが「膨張品はJBRCボックスでは回収できません」とだけ書いて終わっていますが、膨張品を正しく処分する方法はちゃんと存在します。
江東区では、膨張・変形したリチウムイオン電池は清掃事務所に直接持ち込むことが推奨されています。
持ち込みの際の流れ
- 事前に絶縁処理を行う。端子部分(充電口含む)をビニールテープなどで覆い、ショートを防止します。
- 「膨張しています」と分かるように、透明な袋に入れるか、メモを添えて他のごみと区別します。
- 清掃事務所の受付でその旨を伝え、係員の指示に従って渡します。
- その場で引き取ってもらえます(無料)。
他の方法と違って少し手間はかかりますが、安全に処分できる確実な方法です。不安な方は、事前に清掃事務所に電話で確認してから持ち込むとよりスムーズです。
モバイルバッテリーを捨てるときにやっておきたい「絶縁処理」の基本
どの方法を選ぶにしても、共通して必要なのが絶縁処理です。
モバイルバッテリーの充電口(USBポートなど)や、取り出せるタイプの場合は端子部分にビニールテープやセロハンテープを貼ってください。これだけで、誤って金属が触れてショートするリスクがぐっと減ります。
「テープなんて持ってないよ」という方は、JBRCボックスが置いてある家電量販店の多くが、店頭に絶縁用のテープを用意していることもあります。ただし、あくまで「ある場合がある」程度に考えておいて、できれば自宅で済ませてから出かけましょう。
「モバイルバッテリー、もう買わない」という選択肢。シェアリングサービスの活用術
ここまで「捨てる」方法を中心に解説してきましたが、そもそも論として「モバイルバッテリーを買わない」という選択肢もあるんです。
外出先で充電が切れそうになったとき、シェアリングモバイルバッテリーを利用する手があります。国内最大手のCHARGESPOTは、2026年3月時点で全国に61,138台のステーションを展開しています(CHARGESPOT公式サイトより)。コンビニや駅、商業施設などに置いてあって、スマホアプリで簡単に借りられ、返却も別の場所でOK。
「自宅用に1個は持っておきたい」という方もいるとは思いますが、もし「たまにしか使わない」「旅行やイベントのときだけ必要」という使い方なら、シェアリングサービスで十分事足りるかもしれません。江東区内にも多数の設置スポットがありますから、一度アプリを入れてチェックしてみてください。
江東区でモバイルバッテリーを処分する前に「もう一度確認してほしいこと」
最後に、ここまでの内容をおさらいしておきましょう。
- 普通ゴミや燃えるゴミには絶対に出さない。車両火災の原因になります。
- 基本は「小型家電回収ボックス」か「燃やさないごみ」 。ボックスを使うときは施設の一覧を確認して。
- 膨張品はボックスNG。清掃事務所に直接持ち込むのが安全で確実です。
- 必ず絶縁処理を忘れずに。テープは自宅で済ませてから出かけましょう。
- もし使う頻度が少ないなら、シェアリングサービスという選択肢もアリです。
モバイルバッテリーの処分は、ルールを守れば決して難しいものではありません。ただ「なんとなく」で捨ててしまうと、火災事故につながるリスクがあります。あなたの小さなひと手間が、地域の安全を守ることにつながります。
この記事を読んで「よし、ちゃんと捨てよう」と思った方は、ぜひ今日から行動に移してみてくださいね。
モバイルバッテリーを探すなら。おすすめアイテム
ここでは、もし新しくモバイルバッテリーを購入しようと考えている方向けに、人気の製品をいくつか紹介します。もちろん、シェアリングサービスの活用もおすすめですが、どうしても「自分のを持ち歩きたい」という方は参考にしてください。
Anker Power Bank 10000mAh 軽量・コンパクト 大容量モバイルバッテリー
CIO NovaPort SLIM 10000mAh モバイルバッテリー 薄型
ELECOM モバイルバッテリー 10000mAh PSE技術基準適合 高出力タイプ
購入する際は、PSEマークが付いているかもチェックしておきましょう。安全基準をクリアした製品かどうかの目安になります。





コメント