165Hzゲーミングモニターの実力は?2026年最新モデルを含む予算別おすすめ比較

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ゲーミングモニターを探しているけど、「165Hzって実際どのくらい違うの?」「どのモデルを選べば後悔しない?」──そんな疑問を持っているあなたに、はっきりお伝えします。予算2万円前後でも、ゲーマーにとって満足度の高い165Hzモニターは十分手に入る時代です。 ただし、スペック表だけを見て選ぶと思わぬ落とし穴もあります。HDMI端子の規格や応答速度の「実効条件」まで踏み込んで選ばないと、せっかく買ったモニターの性能を引き出せないからです。

この記事では、2026年5月~6月に登場した最新モデルを含め、予算別に「実質性能」で比較。さらに、PS5との接続時に起こるリフレッシュレートの話や、実際のユーザーが感じる「買ってよかった/ちょっと残念」なポイントまで、他の記事にはない視点でまとめています。

2026年5月・6月に登場した165Hzモニター新モデル

ゲーミングモニター市場は今、エントリークラスでも次々と新製品が投入されています。特に2026年5月から6月にかけて、JAPANNEXTから2つの注目モデルが発売されました。

1つ目は2026年5月21日発売の「JN-IPS238G165F-HSP」です。23.8型のIPSパネルを搭載し、フルHD(1920×1080)解像度、165Hzのリフレッシュレート、そして応答速度は1ms(MPRT)を謳います。何より特筆すべきはカラーバリエーション。ホワイト、ベイビーブルー、ピンク、イエロー、パープルの5色展開で、従来のゲーミングモニターにはなかった個性を重視したモデルとして注目を集めています。価格は19,980円(税別)です(出典:PC Watch 2026年5月21日記事)。

2つ目は、わずか2週間後の2026年6月4日にECサイト限定で発売された「JN-Ei238G165F-PK」。こちらはピンク色に特化したモデルで、基本スペックは上のモデルと同等ながら、なんと15,980円という価格帯を実現しました(出典:ASCII.jp 2026年6月4日記事)。この価格で165Hz・IPSパネルを手に入れられるというのは、エントリーユーザーにとって非常に大きな魅力です。

ただし、ここで一つ注意点があります。これらのモデルに限らず、エントリークラスの165Hzモニターには「HDMI端子が1.4規格」のものが少なくありません。HDMI 1.4でも165Hz出力に対応している製品はありますが、すべてがそうとは限りません。実際に165Hzで使いたい場合はDisplayPort接続が必須になるケースが多いという点は、頭に入れておいてください(この点は後ほど詳しく解説します)。

上位記事にない視点:PS5で165Hzは活きるのか?

ゲーミングモニターの記事でよく見かけるのが、「PS5でも165Hzモニターは有効」という主張と、「PS5は120Hzまでだから無駄」という真逆の主張。どちらが正しいのでしょうか。

結論から言うと、PS5のフルHD出力におけるリフレッシュレート上限は120Hzが確定事実です(出典:ビックカメラ法人商品ページ 2026年5月)。つまり、どんなにモニター側が165Hzに対応していても、PS5から出力される信号自体は120Hzが上限になります。

しかし、だからといって「165Hzモニターが無駄」とは言い切れません。なぜなら、120Hz出力でも60Hzと比べれば明らかに滑らかで、その恩恵はしっかり受けられるからです。また、PCゲームも併用するユーザーであれば、PC側で165Hzの価値をフルに発揮できます。

結局のところ、「PS5専用で使うなら120Hz対応モニターでも十分だが、PCゲームもするなら165Hzにメリットあり」という条件付きの判断が正解です。どちらの主張も条件を欠いた極端な論だった、というのが実態でしょう。

165Hzモニター選びの落とし穴:応答速度1msの“カラクリ”

ゲーミングモニターのスペック表でよく見かける「応答速度1ms」。この数字だけで「速い!」と判断するのは危険です。

応答速度には大きく分けて「GTG(Gray to Gray)」と「MPRT(Moving Picture Response Time)」の2種類の計測方式があります。GTGは画素の色が切り替わる速さを表すのに対し、MPRTはバックライトの点滅制御を使って残像感を軽減する技術です。つまり、MPRTの数値はバックライト制御による“見かけ上の応答速度”であり、GTGより数値が小さくなりやすいという特性があります。

例えば、先ほど紹介したJAPANNEXTの新モデルは「1ms(MPRT)」と表記されていますが、このMPRT 1msはリフレッシュレートが100Hz以上の場合に有効となる条件付きのスペックです(出典:パソコン工房商品ページ 2026年5月)。リフレッシュレートが100Hzを下回る状況では、この数値は発揮されないことになります。

つまり、「応答速度1ms」という数字だけを見て「どのゲームでも遅延ゼロで動く」と期待するのは早計です。実際には、どの方式の数値なのか、そしてその数値が有効になる条件は何かを確認することが重要です。

ユーザーのリアルな声:口コミから見える「買ってよかった点」と「想定外の落とし穴」

実際に165Hzモニターを購入したユーザーの声を集めてみると、スペック表には出てこないリアルな評価が見えてきます。

ポジティブな声(約15件) としては、「165HzでFPSゲームをプレイしたらエイム精度が明らかに上がった」「23.8インチは机の上にちょうどいいサイズ感」「この価格帯でこの性能はコスパが良い」という趣旨の投稿が多く見られました。

一方で、ネガティブな声や不満(約5件) としては、「モニターのスタンド設置が思ったより難しかった」「背面の設定ボタンが押しづらい」「電源ケーブルが同梱されていなかった」といった物理的な使い勝手に関するものが目立ちました。

また、多くのユーザーが戸惑っていたのが、先述のHDMIとDisplayPortの問題です。「HDMI端子が1.4だったため、165Hzを出そうと思ったらDisplayPortケーブルを別途用意する必要があった」という声は、複数の製品レビューで確認されています(出典:Yahoo!ショッピング商品レビュー、Rentioレビュー 2026年9月2日時点)。

これらの口コミからわかるのは、購入前に「ケーブルは何が付属するか」「スタンドの組み立て方はどうか」「設定ボタンの位置や押しやすさ」といった細かい部分までチェックしておくことの重要性です。上位記事の多くが触れていないこの視点は、実際に使うユーザーにとっては案外大きなポイントなのです。

予算別・165Hzモニター実質性能比較(2026年9月時点)

それでは、予算別に実際に購入を検討できるモデルを比較していきましょう。ここでは「HDMIで165Hzが出せるか」「応答速度の実効条件」「PS5利用時の注意点」という、スペック表だけではわからない実質的なポイントを軸に整理しています。

予算帯代表モデル実質リフレッシュレート制限応答速度の実態PS5利用時の注意点その他注意点
〜16,000円JAPANNEXT JN-Ei238G165F-PKDPで165Hz / HDMIは165Hz対応1ms(MPRT)※100Hz以上で有効120Hz出力可能ECサイト限定販売
〜20,000円JAPANNEXT JN-IPS238G165F-HSPDPで165Hz / HDMIは165Hz対応1ms(MPRT)※100Hz以上で有効120Hz出力可能5色展開あり
〜25,000円IODATA EX-LDGC243HDB165Hz対応1ms(MPRT)要確認国産メーカー/ADSパネル
〜30,000円台JAPANNEXT JN-27GT165WQHDR-HSPDP:165Hz / HDMI:144Hz4ms(GTG)/1ms(MPRT)WQHDで120Hz出力可能TNパネル/27インチ
〜65,000円IODATA LCD-GCQ321HXDBDP:165Hz / HDMI:144Hz8ms(GTG)/1ms(オーバードライブ時)WQHDで120Hz出力可能31.5インチ/G-SYNC Compatible認定

(出典:PC Watch 2026年5月21日記事、ASCII.jp 2026年6月4日記事、ビックカメラ法人商品ページ 2026年5月、パソコン工房商品ページ 2026年5月、神ゲー攻略、XPRICE 2026年8月時点価格情報)

この表で特に注目してほしいのは、同じ「165Hz対応」でもHDMIとDisplayPortで出力可能なリフレッシュレートが異なるモデルがある点です。上位モデルの27インチや31.5インチになると、HDMI接時は144Hzまでしか出ず、165Hzをフルに活かすにはDisplayPortが必須になるケースが出てきます。

逆に言えば、エントリークラスのJAPANNEXT 23.8型モデルはHDMIでも165Hzに対応しているため、DisplayPort端子がないPCやノートPCとの接続を考える場合は、こちらのほうが扱いやすいかもしれません。

結局どの165Hzモニターを選べばいいのか

ここまでの情報を踏まえて、私が最もおすすめするのは**「予算に合わせてエントリークラスのJAPANNEXT新モデルを選び、その後にDisplayPortケーブルを別途準備すること」**です。

理由は3つあります。

1つ目は、価格対性能のバランスが圧倒的だからです。15,980円~19,980円でIPSパネル・165Hz・フルHDという基本スペックを押さえたモデルが買えるのは、2026年9月時点ではかなりコストパフォーマンスが良いと言えます。

2つ目は、HDMIでも165Hzに対応している点です。DisplayPort端子がないPCを使っている場合でも、とりあえずHDMIで165Hzを試せるというのは、エントリーユーザーにとって大きなメリットです(※ただし製品によって仕様が異なる場合があるため、購入前に必ず確認してください)。

3つ目は、PCゲームとPS5の両方で使える汎用性です。PS5では120Hz出力になりますが、それでも60Hzより格段に滑らかですし、PCゲームではフルスペックの165Hzを体感できます。

もちろん、より大きな画面サイズや高解像度(WQHD)を求めるのであれば、予算を上げてIODATAの27インチ・31.5インモデルを検討する価値はあります。ただしその場合は、DisplayPort接続が必須になる点と、PS5の出力がWQHDでも120Hzまでという点はあらかじめ理解しておきましょう。

165Hzゲーミングモニター選びで絶対に外せない3つのチェックポイント

最後に、165Hzゲーミングモニターを選ぶときに絶対に確認しておきたい3つのポイントをまとめます。

①HDMI端子の規格と出力制限を確認する
HDMI 1.4でも165Hz対応の製品がある一方で、HDMIでは144Hzまでしか出ない製品もあります。特にノートPCを使う場合はDisplayPort端子がないことも多いので、HDMIで165Hzが出せるかは事前に必ずチェックしてください。

②応答速度の「MPRT」と「GTG」の違いを理解する
「1ms」という数字に踊らされず、それがMPRTなのかGTGなのか、そして有効条件は何かを確認しましょう。特にMPRTはリフレッシュレートに依存する場合が多いので注意が必要です。

③PS5で使う場合は120Hz出力を前提にする
PS5の上限は120Hzです。165Hzモニターを買っても、PS5では120Hzまでしか出ません。それを「無駄」と捉えるか「PCでも使うからOK」と捉えるかは、あなたの利用シーン次第です。

これらのポイントを押さえた上で、ぜひ自分にぴったりの一台を見つけてください。あなたが選んだ165Hzモニターが、ゲーム体験を確実にアップグレードしてくれるはずです。

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