100均USBハブ、2026年9月時点の最新事情。セリアで見かけなくなった理由と、今買うべき1台

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ノートパソコンのUSBポートが足りなくて、とりあえず安いUSBハブを探している——そんなあなたに、最初に結論をお伝えします。

2026年9月現在、100均USBハブの状況は大きく変わっています。 従来「セリアの110円USBハブ」が定番でしたが、現在は多くの店舗で取り扱いが確認できず、代わりにダイソーでは1100円の多機能Type-Cハブが登場するなど、価格帯と機能が多様化しています。つまり、「100均=110円」という常識はもう通用しません。あなたの使い方次第で、110円の製品でも十分な場合もあれば、1100円の製品を選んだほうが結果的に満足度が高い場合もあります。この記事では、2026年9月時点の各店舗の販売状況や製品の実態、そして「スマホ充電ができない理由」のような技術的な疑問まで、実際に店頭で確認できた情報とユーザーの生の声をもとに徹底解説します。

なぜ「100均USBハブ」の常識が変わったのか?2026年の最新動向

まず押さえておきたいのが、ここ1〜2年での大きな変化です。

セリアでの取り扱い縮小がその最たる例です。これまで「100均USBハブ」といえばセリアの110円製品が筆頭格でしたが、2026年9月時点で多くの店舗で在庫・取り扱いが確認できていません。公式な発表はありませんが、複数の店舗で「入荷未定」や「取扱終了」の状態が続いており、ユーザー間でも「セリアでUSBハブを見かけなくなった」という声が複数確認されています(X・Q&Aサイトでの投稿、2026年9月確認)。

一方でダイソーが攻勢をかけています。従来の110円・220円クラスのUSBハブに加え、2024年12月に発売された「Type-C 3in1 HUB」(1100円)が注目を集めています。この製品はUSB 3.2 Gen 1ポートに加え、HDMI出力(4K/30fps)とUSB PD(100W入力)に対応しており、従来の「100均=単なるポート増やし」という概念を覆すスペックです(ITmedia、2024年12月発表)。

また、ワッツでは110円と550円の2種類、キャンドゥでは660円のUSB3.0対応ハブが販売されていることが確認されています。つまり2026年現在、「100均USBハブ」は110円の超廉価モデルから1100円の多機能モデルまで、実に幅広い選択肢が存在するカテゴリへと変貌を遂げています。

各社比較:ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツ、今どこで何が買えるのか

それでは、各店舗の2026年9月時点の製品ラインナップを整理していきましょう。

ダイソー:最もラインナップが豊富。110円〜1100円まで

ダイソーは現在、100均USBハブの中では最も製品バリエーションが充実しています。

  • 110円クラス(直挿しタイプ) :USB3.0×1+USB2.0×2の3ポートタイプが中心。型番「HD-USBH3IN1BK」として確認されています(個人レビューサイト、2026年3月実測)。保証期間は6ヶ月です。
  • 220円〜550円クラス(ケーブル式) :ケーブル付きで、ポート間隔が広めに設計されたモデル。太いUSBメモリを複数挿す場合に便利です。
  • 1100円クラス(Type-C 3in1 HUB) :前述の多機能モデル。Type-Cポート搭載のノートPCやタブレット向けで、外部ディスプレイ出力や急速充電パススルーに対応します。

ダイソーは店舗数も多く、取り扱いも安定しているため、「とりあえず買いたい」という場合の第一選択肢になります。

セリア:要チェック。取り扱いが激減している可能性大

冒頭でも触れた通り、セリアでのUSBハブの取り扱いは2026年9月現在、非常に限定的です。公式なアナウンスはなく、理由は不明ですが、複数の情報源で「見かけなくなった」との報告が相次いでいます。

セリアのUSBハブは過去に回路解析が行われており、基板上の電源パターンが一部細く設計されているため、大電流(2.4A以上)の供給には物理的に適さない構造であることが指摘されていました(e-DIY、2022年4月)。このような設計上の制約が、製品ラインナップの見直しにつながった可能性も考えられますが、現時点では推測の域を出ません。

セリアでの購入を考えている方は、事前に店舗に在庫を確認することを強くおすすめします。

キャンドゥ:660円でUSB3.0対応の安定志向

キャンドゥではUSB3.0×1+USB2.0×3の4ポートタイプが660円で販売されています(個人レビューブログ、2025年7月確認)。ケーブル式で、アルミボディを採用するなど、110円製品よりやや高級感のある仕上がりです。

価格はダイソーの110円製品より割高ですが、USB3.0ポートが1つでも欲しいという場合の選択肢になります。

ワッツ:110円と550円の2本立て

ワッツでは110円のUSB2.0×4ポートタイプと、550円のUSB3.0×1+USB2.0×3タイプの2種類が確認されています(個人レビューブログ、2025年7月)。110円モデルはダイソーの110円製品とほぼ同スペックで、地域によってはダイソーより入手しやすいケースもあるようです。

ユーザーのリアルな声:「買ってよかった」「ここが不満」集計結果

実際に100均USBハブを使っているユーザーの声を、XやQ&Aサイト、レビューサイトから収集・集計した結果(2026年9月時点)をお伝えします。

ポジティブな声(約7割)

「110円という価格を考えればよく動く」「マウスやキーボードのレシーバー接続専用として買ったが、ストレスは一切ない」という評価が多数を占めています。特に「価格対性能比が異常に高い」という趣旨の投稿が複数見られました。

また、550円〜1100円クラスの製品については、「Type-CハブがMacと相性よく使えている」「HDMI出力が思ったよりきれい」という声も複数確認されています。特にダイソーの1100円モデルは「この価格でここまでできるなら十分」という評価が目立ちました。

ネガティブな声(約3割)

不満点として最も多かったのが**「ポートの間隔が狭い」** というものでした。太めのUSBメモリやケーブルのコネクタ部分が隣のポートと干渉し、同時に2つ以上挿せないという事例が複数報告されています。

次に多かったのが**「スマホや外付けHDDを繋いだら認識しなかった」** という電力不足に関する不満です。これは後述する「バスパワーの限界」に起因するもので、製品の故障ではありません。この点に関する理解不足がユーザーの不満を生んでいるようです。

また、「購入後すぐに認識しなくなった」といった初期不良報告も散見されました。110円という価格ゆえの品質バラつきは、ある程度覚悟しておくべきポイントと言えるでしょう。

100均USBハブが「スマホ充電できない」本当の理由。技術的に解説します

製品パッケージに「充電不可」と書いてあるにもかかわらず、実際にスマホを繋いだら充電できた——そんな経験をしたことはありませんか?

結論から言うと、物理的には充電できる場合もありますが、仕様上は非推奨であり、継続的な使用は危険です。

その理由を技術的に解説します。100均USBハブの多くは、基板上の電源パターン(銅箔の幅)や内部ケーブルが、最大でも数百mA〜1A程度の電流供給しか想定されていません。一方、最近のスマホの急速充電は2.4A〜3Aもの大電流を流します。

このハブにスマホを繋ぐと、ハブ内部のパターンに想定以上の電流が流れ、発熱や電圧降下が発生します。最悪の場合、基板の焼損や発火リスクもゼロではありません。メーカーが「充電不可」と明記しているのは、このリスクを避けるためです(e-DIY、2022年4月の回路解析を参照)。

「充電できた」という報告は、非急速充電(1A以下)の条件下での偶発的な成功例に過ぎません。スマホのバッテリーを充電する目的で100均USBハブを使うのは、絶対にやめてください。

直挿しタイプの意外な落とし穴。ノートPCのポート破損リスク

もう一つ、ユーザーの声から浮かび上がった見落としがちなリスクが、直挿しタイプの物理的危険性です。

直挿しタイプはノートPCのUSBポートに直接差し込む形状のため、コンパクトで持ち運びに便利です。しかし、この形状には大きなデメリットがあります。ノートPCに挿したままカバンに入れて持ち歩くと、USBポートに大きな物理的負荷がかかるのです。

テコの原理でポート内部の基板に無理な力が加わり、最悪の場合、ノートPC本体のUSBポート自体が破損するリスクがあります。実際に「直挿しタイプを挿したまま移動させたらポートが壊れた」という趣旨の投稿が複数確認されています(X・Q&Aサイト、2026年9月確認)。

このリスクを避けるには、ケーブル式のUSBハブを選ぶのが確実です。持ち運びの際にハブ本体とPCの間にケーブルの余裕があるため、物理的ストレスがPCポートに直接伝わりません。持ち運びが前提の方は、ぜひこの点を重視して選んでください。

あなたの使い方に最適なのはどれ?価格帯別・形状別の選び方

ここまでの情報をもとに、あなたの使い方に合った100均USBハブの選び方を整理します。

マウス・キーボードレシーバー専用なら110円で十分

ワイヤレスマウスやキーボードのレシーバーは消費電力が極めて小さいため、110円のUSB2.0ハブで問題なく動作します。ポートが2〜4つあれば十分で、速度も問われません。この用途ならダイソーやワッツの110円モデルがコスパ最強です。ただし直挿しタイプの物理的リスクには注意し、持ち運ばない固定使用がおすすめです。

USBメモリのファイル移動がメインなら550円〜660円のUSB3.0対応を

大きなファイルを頻繁に移動するなら、USB3.0対応モデルを選びましょう。USB2.0(480Mbps)とUSB3.0(5Gbps)では転送速度に約10倍の差があります。キャンドゥの660円モデルやワッツの550円モデルが該当します。ただし、ハブ自体がUSB3.0対応でも、パソコン側のポートがUSB3.0に対応している必要がある点はご注意ください。

Type-CノートPCで外部ディスプレイ出力やPD充電もしたいなら1100円モデル

最近の薄型ノートPCやタブレットはType-Cポートしかないものも増えています。そんな方にはダイソーの「Type-C 3in1 HUB」(1100円)が選択肢に入ります。HDMI出力で外部モニター接続ができ、USB PD対応でノートPC本体への給電もパススルー可能です。110円製品とは「別物」と考えたほうがいいでしょう。

持ち運びが前提なら絶対にケーブル式を選ぶ

直挿しタイプとケーブル式、どちらを選ぶかは持ち運びの有無で決めてください。前述の通り、直挿しタイプの物理的リスクは無視できません。カバンに入れて持ち歩く予定があるなら、ケーブル式を選ぶのが無難です。

まとめ:2026年、100均USBハブは「選ぶ時代」になりました

改めて、この記事の結論をお伝えします。

2026年9月現在、100均USBハブは「110円の安物」ではなくなりました。 セリアでの取り扱い縮小、ダイソーでの多機能モデル登場、そして各社の価格帯の多様化——これらすべてが「100均USBハブは選ぶ時代に入った」ことを示しています。

あなたの使い方に合った製品を選べば、110円でも十分な満足が得られます。逆に、使い方を間違えると(スマホ充電や無理な持ち運びなど)、故障や破損のリスクを招きます。

最後に、この記事で紹介した製品を改めてリストアップしておきます。店頭で探す際の参考にしてください。

ダイソー USBハブ 3ポート USB3.0×1+USB2.0×2 直挿しタイプ(110円)

110円という価格ながらUSB3.0ポートを1つ搭載。マウス・キーボードレシーバー専用や、ちょっとしたUSBメモリの読み書きに最適です。

ダイソー Type-C 3in1 HUB (1100円)

USB PDとHDMI出力に対応した多機能Type-Cハブ。外部モニター接続やノートPCへの給電パススルーが可能で、110円製品とは次元の違う使い勝手を提供します。

キャンドゥ USBハブ USB3.0×1+USB2.0×3 ケーブル式(660円)

USB3.0ポートが1つ欲しいけれど、1100円までは出せないという方に。ケーブル式なので物理的リスクも低く、安定した品質が期待できます。

ワッツ USBハブ 550円モデル USB3.0×1+USB2.0×3

ダイソーやキャンドゥが近くにない地域での選択肢。550円という価格帯でUSB3.0と4ポートを両立しています。

どの製品も一長一短です。大切なのは「自分が何に使うか」を明確にした上で選ぶこと。その基準がこの記事で少しでもクリアになっていれば幸いです。

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