2026年4月から変わった!フィリピン航空のモバイルバッテリー新ルールを完全解説

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飛行機にモバイルバッテリーを持ち込むとき、どの航空会社でもルールがあるのは知っていますよね。でも「フィリピン航空は特に厳しいって聞くけど、実際どうなんだろう?」「預け入れはダメって言うけど、機内で使っていいの?」——そんな疑問をお持ちの方に、今すぐお伝えしたい結論から申し上げます。

2026年4月17日より、フィリピン航空(PAL)のモバイルバッテリーに関するルールが大きく変わりました。新ルールでは、お一人さま最大2個まで、かつ容量は100Wh以下に限定。さらに受託手荷物はもちろん、機内の頭上収納棚への収納も禁止され、座席ポケットか身体に携帯することが義務づけられました。また機内でのモバイルバッテリー本体の充電も全面禁止です。

この変更は、2026年3月27日に発効した国際民間航空機関(ICAO)の新しい安全基準に合わせたもので、フィリピン航空が正式にガイドラインを発表・即日施行したものです(フィリピン航空公式トラベルアドバイザリ、2026年4月)。この記事では、旧ルールと何が変わったのか、実際に搭乗するときに何をチェックすべきかを、最新の公式情報をもとに徹底解説していきます。

フィリピン航空のモバイルバッテリー新ルール:旧ルールと何が変わったのか?

2026年4月17日以前のルールと、現在のルールを比較しながら、変更点を整理していきましょう。まずは全体像をざっくりと掴んでください。

項目旧ルール(〜2026年3月)新ルール(2026年4月17日〜)
持ち込み個数明確な上限なし(航空会社の判断に委ねられていた)最大2個/人
容量制限(100Wh以下)個数制限は明確でなかった最大2個(100Whを超えると別扱い)
容量制限(101〜160Wh)航空会社の承認のもと2個まで機内持ち込み可変更なし(承認のもと2個まで)
容量制限(160Wh超)機内持ち込み不可変更なし
受託手荷物(預け入れ)基本的に不可とされていた明確に禁止
頭上収納棚への収納特に言及なし禁止(座席ポケットか身体に携帯)
保管場所の指定「手荷物として持ち込み」のみ座席ポケット・前方座席下・身体に携帯と明示
容量ラベルの表示「推奨」程度の扱い必須(WhまたはmAhの明確な表示が必要)
機内でのモバイルバッテリー本体の充電推奨されなかった全行程で禁止
スマホなどへの給電(使用)特に制限なしタキシング・離着陸時は禁止
梱包(保護)要件「推奨」される程度個別梱包必須(端子のテーピングや専用ポーチなど)

この表を見てお分かりの通り、「推奨」から「必須」へと変わった項目が非常に多いのが特徴です。特に「個数制限が明示された」「頭上収納棚禁止」「充電禁止」の3つは、今までフィリピン航空を利用していた方にとっては大きな変更点と言えるでしょう。

では、それぞれのポイントについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

持ち込み可能なモバイルバッテリーの条件とは?

フィリピン航空に機内へ持ち込めるモバイルバッテリーは、以下の条件をすべて満たす必要があります。

① 容量が100Wh以下であること
モバイルバッテリーの側面や底面に「100Wh」や「26800mAh」といった表記があるか、まずは確認してください。多くの市販品はこの範囲に収まりますが、大型のものや業務用のものは注意が必要です。

② お一人さま最大2個まで
これは厳守です。3個以上持っていくと、保安検査で没収される可能性が高いでしょう。

③ 容量表示(WhまたはmAh)が本体に明記されていること
ラベルが擦れて見えなくなっているものや、そもそも表示がないものは持ち込めません。購入時に箱や取扱説明書に記載があっても、本体に印字がなければアウトです。

④ 個別に梱包されていること
端子部分がむき出しのままバッグに入れるのは禁止されています。端子をテーピング(絶縁テープで保護)するか、元の箱や専用の保護ポーチに入れて、ショート防止対策をしっかりと行いましょう。

100Wh超のモバイルバッテリーはどうなる?〜101〜160Whの扱い〜

「自分のモバイルバッテリー、もしかして100Wh超えてるかも…」という方、ご安心ください。フィリピン航空の公式バッテリー規定ページ(https://www.philippineairlines.com/us/en/before-you-fly/baggage-information/special-baggage/batteries-and-flammable-liquid.html)によると、**101Whから160Whまでのモバイルバッテリーについては、航空会社の承認を得ることを条件に、最大2個まで機内持ち込みが可能**です(PAL公式バッテリー規定ページ、公開日不明・更新あり)。

ただし、ここでいう「承認」とは、空港のカウンターで申し出て、スタッフの許可を得る必要があるということです。事前に連絡しておく方がスムーズでしょう。また160Whを超えるものは、預け入れも機内持ち込みも一切できませんのでご注意を。

預け入れ(受託手荷物)は絶対にダメ!その理由とは?

モバイルバッテリーをスーツケースに入れて預けてしまう——これ、実は非常に危険な行為です。新ルールでは受託手荷物への収納が明確に禁止されました(フィリピン航空公式トラベルアドバイザリ、2026年4月)。

なぜこんなに厳しいのかというと、リチウムイオンバッテリーが圧力変化や衝撃で発火・熱暴走するリスクがあるからです。貨物室は機内よりも圧力や温度の変化が大きく、万が一発火した場合、乗務員がすぐに気づけず対処が遅れる可能性があります。機内持ち込みであれば、もしもの時に乗務員が素早く対応できる——これが「絶対に預けるな」と言われる最大の理由です。

頭上収納棚に入れてはいけない理由〜なぜ「座席ポケット」なのか〜

ここが今回の新ルールで特に注目したいポイントです。多くの方は「機内持ち込み=手荷物として持っていく」と理解していると思いますが、フィリピン航空はさらに一歩踏み込んで、機内での収納場所まで指定しています。

新ルールでは、モバイルバッテリーを座席ポケット、前方座席の下、または身体に携帯することが義務づけられ、頭上収納棚への収納が禁止されました(フィリピン航空公式トラベルアドバイザリ、2026年4月)。

では、なぜ頭上収納棚にダメなのでしょうか?それは、もしモバイルバッテリーが熱暴走を起こした場合、頭上収納棚では乗務員がすぐに取り出せず、対処が遅れるからです。座席ポケットや身体の近くにあれば、異変にすぐ気づけるし、迅速に取り出して安全な場所に移動させることができます。

「ちょっと面倒だな」と感じるかもしれませんが、自分の安全を守るためのルールだと思って、搭乗後は必ず座席ポケットに入れるか、ポーチに入れて膝の上か足元に置くようにしましょう。

機内での充電は全面禁止〜スマホへの給電は離着陸時に注意〜

「長時間フライトだから、機内でモバイルバッテリーを充電しておこう」——この行動、現在のフィリピン航空では完全にアウトです。

新ルールでは、モバイルバッテリー本体への充電(つまり、モバイルバッテリーをコンセントやUSBポートに差して充電すること)が全行程で禁止されました(フィリピン航空公式トラベルアドバイザリ、2026年4月)。

ただし、モバイルバッテリーからスマホやタブレットなどのデバイスに給電すること(放電)は可能です。ただし、タキシング中や離着陸時はこれも禁止されますので、機内で動画を見たりゲームをしたりする際は、シートベルト着用サインが消えてからにしましょう。

「じゃあ機内でスマホの充電ができないの?」という疑問が出てくると思いますが、機内の座席にUSBポートやコンセントがあれば、そこから直接デバイスを充電することは可能です(モバイルバッテリー本体を充電するのではなく、スマホを直接充電する行為は禁止されていません)。長時間フライトの場合は、シートのUSBポートを活用するのがおすすめです。

実際に搭乗前にチェックすべき5つのポイント

ここまでルールを説明してきましたが、実際に空港で「あっ!」とならないために、搭乗前に以下の5つを必ずチェックしてください。

1. 容量表示(Wh/mAh)を確認する
本体に印字があるか、数字が読み取れるか。もし擦れて読めない場合は、購入時の箱や取扱説明書を写真に撮っておくなどの対策を。ただし、公式には「本体表示が必須」なので、読めないものはリスクが高いです。

2. 個数が2個以内か数える
予備で何個も持っていく方は注意。3個以上ある場合は、どれかを預けるか(ただし預け入れはできないので、結局は友人に預けるか諦めるしかありません)、自宅に置いていくしかありません。

3. 端子がむき出しになっていないか
端子をテーピングするか、元の箱やポーチに入れているか。100円ショップでも絶縁テープは売っていますので、不安な方は事前に準備を。

4. スマホへの給電ケーブルは離着陸時に抜く
離着陸時はデバイスへの給電も禁止です。シートベルト着用サインが消えるまではケーブルを抜いておきましょう。

5. 搭乗後はすぐに座席ポケットか身体の近くに
頭上収納棚に入れないよう、搭乗したらすぐに座席ポケットかバッグに入れて足元に置きましょう。

【実は知られていない】他の航空会社とのルール比較〜乗り継ぎの際に注意〜

フィリピン経由でさらに別の国へ乗り継ぐ方も多いと思います。実は航空会社ごとにルールが微妙に違うので、乗り継ぎの際は要注意です。

航空会社最大個数容量制限受託手荷物機内充電禁止特徴
フィリピン航空(PAL)2個100Wh以下(承認で160Whまで2個)禁止禁止頭上収納棚も禁止・個別梱包必須
JAL(日本航空)2個まで推奨100Wh以下(160Whまで承認要)禁止推奨されない公式サイトで明確なガイドラインあり
ANA(全日空)2個まで推奨100Wh以下(160Whまで承認要)禁止推奨されないJALとほぼ同様
シンガポール航空制限なし(但し搭乗手続き時に申告)100Wh以下(160Whまで承認要)禁止推奨されない個数制限なしが特徴

(出典:各航空会社公式サイトをもとに2026年9月時点で作成)

ご覧の通り、フィリピン航空は他社と比べて「個数制限」「収納場所の指定」「充電禁止」の3点で特に厳しいことがわかります。特にシンガポール航空のように個数制限がない航空会社から乗り継ぐ場合は、いきなり「2個まで」のルールに戸惑う可能性があります。乗り継ぎ便がある場合は、各航空会社のルールを事前にチェックして、モバイルバッテリーの持ち込み個数を調整しておきましょう。

実際のユーザーから寄せられた声〜トラブル事例と対策〜

2026年9月現在、SNSやQ&Aサイトではフィリピン航空の新ルールに関する投稿が複数見られました。実際のユーザーの声を集計したところ、以下のような傾向がありました(X(旧Twitter)・Yahoo!知恵袋・旅行掲示板にて2026年9月4日確認)。

ポジティブな声(約5件)
明確なルールが発表されたことで安心したという意見や、安全面での対策として評価する声が複数ありました。他の航空会社にも同様のルールを導入してほしいという意見も見られました。

ネガティブな声・不満・つまずき(約7件)
最も多かったのが「手持ちのモバイルバッテリーが100Whを超えているか計算方法がわからない」という困惑の声です。また、ラベルが擦れて見えなくなっている場合にどうすればいいのかという不安や、2個までという制限を知らずに複数持っていって没収されたという体験談も確認されています。頭上収納棚に入れてしまい機内で注意された例や、機内での充電禁止を知らずにUSBケーブルをつないで注意された例も複数報告されていました。

これらの声からわかるのは、ルール自体は公式サイトで確認できても、実践的な「どうやって準備すればいいか」という情報が不足しているということです。そこで、次の章では実際にトラブルに巻き込まれないための具体的な対策をまとめます。

フィリピン航空でモバイルバッテリーが没収されないための実践チェックリスト

事前にこれを確認して、空港で焦らないようにしましょう。

  • ☑ 容量表示があるか…本体に「Wh」または「mAh」の数字がハッキリ読めるか。読めないものは持っていかない。
  • ☑ 2個以下か…絶対に3個以上は持たない。どうしても必要な場合は、家族や同行者に分けてもらう。
  • ☑ 端子保護はできているか…テーピング、元箱、専用ポーチのいずれかで端子をカバー。
  • ☑ スマホの充電用ケーブルは別に持つ…機内のUSBポートを使う予定なら、ケーブルだけ別に準備。
  • ☑ 搭乗前にカウンターで容量確認を済ませる…特に101Wh以上のものは、事前にスタッフに申告して承認を得る。
  • ☑ 搭乗後はすぐに座席ポケットへ…頭上収納棚には絶対に入れない。

まとめ:2026年の新ルールを理解して、快適なフライトを

フィリピン航空のモバイルバッテリールールは、2026年4月17日を境に大きく変わりました。最大2個・100Wh以下・座席ポケット携帯・充電禁止——この4つを頭に入れておけば、空港でトラブルになることはほぼありません。

ルールが厳しくなった背景には、ICAOの新しい安全基準(2026年3月27日発効)があり、より安全な空の旅を実現するためのものです(GMA News、2026年4月)。ちょっとした手間はかかりますが、自分の命を守るため、そして周りの乗客の安全のためにも、新しいルールをしっかり守って快適なフライトを楽しんでくださいね。

もし「自分のモバイルバッテリーが適合しているか不安…」という方は、ぜひこの記事のチェックリストを活用して、出発前に最終確認をしてみてください。安全で楽しい旅になりますように!


【おすすめのモバイルバッテリー】
新ルールに対応した製品を選ぶなら、以下のような100Wh以下で容量表示が明確なモデルがおすすめです。

Anker Power Bank 20000mAh 高容量モバイルバッテリー

Ankerは世界的に信頼性の高いブランドで、本体に明確な容量表示があるため、保安検査でもスムーズに通過できます。20000mAh(約74Wh)なのでフィリピン航空の制限内です。

AUKEY モバイルバッテリー 10000mAh 軽量ポーチ付き

軽量コンパクトで、端子保護用のポーチが付属しているので、新ルールの「個別梱包必須」にそのまま対応できます。出張や短期旅行に最適なサイズ感です。

Xiaomi モバイルバッテリー 20000mAh 急速充電対応

大容量ながら100Wh以下(約74Wh)をキープし、コスパに優れたモデルです。本体にWh表記がしっかり印字されているので、フィリピン航空のルールにも問題なく適合します。

ELECOM モバイルバッテリー 10000mAh 超薄型

薄型で持ち運びやすく、端子カバー付きで保護もバッチリ。日本メーカーならではの安心感と、明確な仕様表示が魅力です。

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