「メカニカルキーボードを使ってみたいけど、有名メーカーは高すぎる…」
「中華ガジェットって品質が心配だし、サポートも頼りなさそう…」
そう思って、一歩踏み出せずにいる人って結構多いんじゃないでしょうか。かくいう私もその一人でした。でも、実際に調べて触ってみてわかったのは、iCleverというブランドがその「ちょうどいい入り口」としてかなり優秀だということです。
この記事では、価格と品質のバランスにこだわるあなたに向けて、iCleverのメカニカルキーボードの中から本当に買うべきモデルを厳選して紹介します。
そもそもiCleverってどんなブランド?中華ガジェットだけど大丈夫?
「iClever」と聞いて、最初に気になるのはブランドの出自ですよね。正体がわからないものに、お金を払うのは怖いものです。
iCleverは中国の深センに本社を置くテクノロジーブランドです。ただ、よくある無名の海外通販専用メーカーとはちょっと違います。彼らは設立当初から北米市場をターゲットに製品開発をしており、世界の厳しいユーザーの目にさらされてきました。
そして、日本ユーザーにとって最も重要なのはここです。iCleverは東京に日本法人「サウザンドショアス株式会社」を構えており、日本語でのカスタマーサポートを提供しています。これ、同価格帯の中華ブランドではかなり珍しいことなんです。
つまり、「安いけど、もし壊れたら終わり」というリスクが、他の無名ブランドと比べて格段に低い。この安心感があるからこそ、僕は「最初の一台」としておすすめできると思っています。
iCleverのメカニカルキーボードを選ぶ上で絶対に知っておきたい3つのポイント
いきなり商品を見ていく前に、後悔しないための前提知識を3つだけ押さえておきましょう。
- 軸の違いで打ち心地が激変する
キーボードの心臓部である「スイッチ(軸)」。iCleverのメカニカルモデルは、主に軽い力で押せる「赤軸」を採用しています。カチカチという明確なクリック感(青軸)や、押し込んだ時の抵抗感(茶軸)とは違い、スコスコと軽快に入力できるのが特徴です。ゲームでの素早い連打にも、長文タイピングの疲労軽減にも適しています。 - 日本語配列(JIS)の有無を必ず確認する
安いメカニカルキーボードの多くは、英語配列(US)です。見た目はスタイリッシュですが、日本語入力に必須な「全角/半角」「変換」「無変換」キーがなく、記号の位置も異なります。「仕事で使いたい」という方は、絶対にJIS配列(日本語配列) のモデルを選んでください。 - 打鍵音は想像以上に環境を選ぶ
メカニカルキーボードは、軸の種類に関わらず、キーが底に当たる「底打ち音」がどうしても発生します。「動画で聞いた音より、実物はうるさい」というのはあるあるです。寝室やオフィスでの使用をメインに考えているなら、「静音性」を最優先に選ぶか、あえて別の選択肢を取るのが賢い判断です。
厳選おすすめ3モデルを徹底比較
ここからは、用途別にベストなモデルを紹介します。あなたの使い方にぴったり合う一台を見つけてください。
1. ゲームも仕事もこれ一台で完結させたい方へ:iClever G07
最初に断言します。迷ったら、これを選べば間違いありません。
その最大の理由は、この価格帯で非常に珍しい標準JIS配列(日本語配列) を採用していること。会社や学校のキーボードと同じ感覚で使えるので、ストレスが一切ありません。
搭載しているスイッチは赤軸です。打鍵感は軽く、スコスコと指を動かすだけで入力が進んでいく感覚は、一度味わうとクセになります。FPSやMOBAのようなアクションゲームはもちろん、一日中文章を書くライターの仕事にも快適に対応できます。
もちろん、底打ち音はそれなりに「コツコツ」と響きますが、クリック音のような高くて鋭い音ではないため、エントリーモデルとしては許容範囲でしょう。自宅でのオンとオフ両方をこの一台で済ませたい。そんな欲張りな願いを叶えてくれるキーボードです。
2. デスクを広く使ってゲームに集中したい方へ:iClever G06
もしあなたがマウスを大きく振るFPSプレイヤーなら、こちらのテンキーレスモデルが正解です。
横幅は約36.2cmと非常にコンパクトで、マウス操作の邪魔をしません。キーボードを斜めに置く「傾斜置き」もしやすいので、プレイ中の腕の窮屈さを感じにくくなります。
スイッチはG07と同じく赤軸で、軽快な操作感はそのままです。ただし、こちらはUS配列です。ゲーム中に日本語変換を使うことはほぼないので、むしろスタイリッシュな見た目を楽しめるでしょう。仕事での日本語入力がメインの方には不向きですが、ゲーミングデバイスとして割り切るなら、最高のコスパを発揮します。
3. どうしても静音性を譲れない方へ:iClever ワイヤレスキーボード(パンタグラフ式)
「メカニカルがいいけど、家族がいるから音が心配…」
そういう方には、正直に言います。割り切った選択もアリです。
これはメカニカルキーボードではありません。ノートパソコンと同じパンタグラフ式で、キーストロークが非常に浅いのが特徴です。その代わり、打鍵音は圧倒的に静かで、深夜のリビングでもまず迷惑になりません。
キーピッチは19mmと標準的なサイズを確保しており、タイピングの快適さも十分。メカニカルの打鍵感への憧れより、「今、この環境で使えること」を優先するなら、これは実用的なベストバイです。
iCleverは初めての一台に最適な「ゲートウェイ」
結局のところ、iCleverの強みは、日本のユーザーが安心して手を出せるギリギリの価格帯で、しっかりと「本物のメカニカル」を体験させてくれるところにあります。
不安だったサポートも日本法人があり、キー配列の心配もG07なら解決。LogicoolやRazerのエントリーモデルがメンブレン式であることを思えば、同じような価格で赤軸の打鍵感を得られるのは、ものすごいアドバンテージです。
「メカニカルキーボードって、こんなに気持ちいいんだ」
まずはiCleverで、その最初の感動を味わってみる。その一歩として、これ以上ない選択肢だと僕は思います。

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