iPhoneを使っていると、左上のステータスバーに「あれ?このアイコン、なんだっけ?」という表示が出ることがありますよね。
見慣れないマークが出ると、「まさか故障?」「セキュリティ的に大丈夫?」と不安になってしまうこともあるかもしれません。
でも、実はほとんどのアイコンはiPhoneの「今の状態」を教えてくれているだけなんです。
この記事では、iPhoneの左上に表示されるアイコンの意味を一覧でわかりやすく解説します。よく見かけるものから、あまり知られていないものまで、意味と対処法をまとめました。
まずはこれだけ覚えておきたい基本のアイコン
左上のステータスバーに表示されるアイコンは、大きく分けて「通信状態」「設定状態」「使用状況(プライバシー)」の3種類に分けられます。
最初に、ほとんどの人が日常的に見かけるアイコンから見ていきましょう。
Wi-Fiアイコン
扇のような形をしたこのアイコンは、Wi-Fiネットワークに接続中であることを示しています。
Wi-Fiに接続している間はモバイルデータ通信を使わないため、通信料の節約にもなります。逆に、このアイコンが表示されていないときは、Wi-Fiがオフか、圏外にあることを意味します。
もしWi-Fiアイコンが薄く表示されている場合は、電波が弱いサインです。
電波強度(通信信号)アイコン
バーの本数で携帯電話回線の電波の強さを示しています。本数が多いほど電波が強い状態です。
バーが少ないと通話やインターネット接続が不安定になることがあります。デュアルSIMを使っている場合は、上下2段でそれぞれの回線の電波状況が表示されることもあります。
「圏外」の場合は、バーの代わりに「圏外」という文字が表示されます。
機内モードアイコン
飛行機のマークが表示されているときは、機内モードがオンになっています。
機内モードをオンにすると、電話、Wi-Fi、Bluetoothなどのすべてのワイヤレス通信が一時的に無効になります。ただし、機内モードをオンにしたあとでも、Wi-FiやBluetoothは個別に再オンにすることが可能です。
飛行機に乗るときはもちろん、電波の届かない場所でバッテリーを節約したいときにも使えます。
通信事業者ネットワーク(5G / LTE / 5G+など)
現在接続中のモバイルデータ通信ネットワークの種類を示すアイコンです。
「5G」「LTE」「4G」「3G」などが代表的で、通信速度や安定性の目安になります。キャリアや地域によって「5G UC」「5G UW」「5G+」といった独自表記が表示されることもあります。
状態設定系アイコン|自分でオンオフできるもの
ここからは、自分で設定を切り替えることで表示されるアイコンです。「なんかマークが出てるけど、何がオンになってるの?」という疑問に答えます。
縦向き画面ロック(鍵マーク)
鍵のようなマークが表示されているときは、画面の向きが縦向きに固定されています。
横向きにしても画面が回転しなくなるので、寝転んでスマホを見るときや、誤って画面が回転するのを防ぎたいときに便利です。コントロールセンターからオンオフを切り替えられます。
おやすみモード(月マーク)
月のマークは、おやすみモードがオンになっていることを示します。
このモードがオンの間は、電話や通知がサイレントになり、画面も暗くなります。就寝中や集中したいときに使うモードですね。
ちなみに、おやすみモード以外にも「仕事」「パーソナル」などの集中モードがあります。それらがオンのときは、月マークではなく人のようなアイコンが表示されます。
アラームアイコン
時計のマークが表示されているときは、時計アプリでアラーム(目覚まし)が設定されています。
アラームがオンになっているかどうかをひと目で確認できるので、「本当にアラーム設定したっけ?」という不安を減らせます。
プライバシー/使用状況アイコン|今何を使ってる?
iOSには、アプリがカメラやマイクを使っているときにユーザーに知らせるプライバシー保護機能があります。これらのアイコンは特に注意して見ておきたいものです。
カメラ使用中(緑の点)
緑色の点が表示されているときは、現在何らかのアプリがカメラを使用中です。
カメラアプリを使っているときはもちろん、ビデオ通話中や写真をスキャンしているときにも表示されます。カメラを使っていないのに緑の点が出ている場合は、意図しないアプリがカメラにアクセスしている可能性もあるので、確認してみると安心です。
マイク使用中(オレンジの点)
オレンジ色の点は、アプリがマイクを使用中であることを示しています。
通話中や音声入力、ボイスメモを使っているときに表示されます。緑の点と同じく、マイクを使っていないのにオレンジの点が表示されている場合は、どのアプリが使っているかをチェックしましょう。
位置情報サービス(矢印マーク)
左上に表示される矢印のマークは、位置情報サービスが何らかのアプリによって使用されていることを示しています。
地図アプリや天気アプリ、写真アプリの位置情報タグなど、さまざまなシーンで表示されます。矢印の形には種類があり、白抜きや黒塗り、輪郭だけのものなどがありますが、基本的には「今位置情報を使っていますよ」というサインです。
気になる場合は、設定アプリから位置情報サービスをオフにすることもできます。ただし、オフにすると地図や天気など一部の機能が使えなくなる点には注意してください。
通話中アイコン
電話アプリで通話中であることを示すアイコンです。通話中はこのアイコンが左上に表示され、通話が終了すると消えます。
通信や接続に関する特別なアイコン
VPNアイコン
VPN(仮想プライベートネットワーク)に接続中であることを示します。
VPNを使うと、インターネット通信が暗号化され、セキュリティやプライバシーが強化されます。会社のネットワークにリモート接続するときや、海外で日本のサービスを利用するときなどに使われることが多いです。
自分でVPNアプリを起動していないのにこのアイコンが出ている場合は、何らかのアプリやプロファイルがVPN接続を行っている可能性があります。
SOSのみアイコン
「SOSのみ」と表示されているときは、契約している通信事業者のサービスが利用できない状態です。
しかし、緊急時には他の通信事業者のネットワークを使って110番や119番などの緊急電話がかけられることを示しています。圏外とは異なる状態なので、もしものときにはSOSコールができることを覚えておくと安心です。
Bluetoothバッテリーアイコン
ペアリング済みのBluetooth機器(AirPodsなど)のバッテリー残量が表示されることがあります。
ワイヤレスイヤホンの残量がひと目でわかるので、いつの間にかバッテリー切れという事態を防げます。
あまり知られていない、特定状況で表示されるアイコン
ここからは、特定の機能を使っているときだけ表示されるアイコンです。あまり見かける機会は多くありませんが、表示されたときに慌てないように意味を確認しておきましょう。
インターネット共有(テザリング)アイコン
インターネット共有(テザリング)がオンになっているときに表示されます。
自分のiPhoneのモバイルデータ通信を、他のデバイスと共有している状態です。
ネットワーク操作アイコン
ネットワーク上のデバイスが何らかの処理を行っているときに表示されることがあります。
自動電話転送アイコン
電話の転送設定が有効になっているときに表示されます。
TTYアイコン
聴覚に障がいのある方が使うTTY(テレタイプライター)機能が有効になっているときに表示されます。
CarPlay / Siri Eyes Freeアイコン
CarPlayに対応した車に接続しているときや、Siri Eyes Free機能が使える状態になっているときに表示されます。
※これらのアイコンは、対応する機能を使っている場合にのみ表示されます。詳細な意味や設定方法は、Apple公式サポートページで確認することをおすすめします。
まとめ|アイコンの意味がわかればiPhoneがもっと安心に
iPhoneの左上に表示されるアイコンは、どれもiPhoneやアプリの「今の状態」を知らせるためのものです。
すべて覚える必要はありませんが、よく表示されるアイコンや、プライバシーに関係する緑の点・オレンジの点・矢印マークの意味は押さえておくと安心です。
特に、「見慣れないアイコンが出た」というときは、Appleの公式サポートページで最新のアイコン一覧を確認するのが確実です。iOSのアップデートで新しいアイコンが追加されたり、デザインが変わったりすることもあるので、気になったらその都度チェックしてみてください。
困ったときはこの記事を思い出して、左上のアイコンが何を伝えようとしているのか、ひと呼吸おいて確認してみてくださいね。

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