iPhoneの塗装剥げを補修するには?自力での対処法と注意点、公式修理について解説

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iPhoneを使っていると、気がついたら本体のフレーム部分の塗装が剥げていた――そんな経験はありませんか?

特にアルミニウムフレームを採用しているモデルでは、経年劣化や日々の使用による摩擦で、塗装の一部がはがれてしまうことがあります。

この記事では、iPhoneの塗装剥げが起きる原因や、自分でできる補修方法、Appleの公式修理に出す場合のポイントまでをわかりやすく解説していきます。

iPhoneの塗装剥げが起こる主な原因とは?

iPhoneのボディーに使われているアルミニウムフレームは、色を付けるために「アルマイト処理」という表面加工が施されています。

このアルマイト処理自体は耐久性が高いものの、以下のような原因で塗装が剥げることがあります。

物理的な摩擦や衝撃

一番多いのが、ポケットやバッグの中でのほかの物との接触、ケーブルの端子部分の擦れ、机の上での置き方などによる物理的な摩擦です。

とくにフレームの角やエッジ部分は接触しやすく、塗装がはがれやすいポイントでもあります。

iPhone 12シリーズのような角ばったデザインは、このエッジ部分が特に塗装剥げのリスクを高める可能性があるとも言われています。

経年劣化

長期間使っていると、どうしても表面のコーティングや着色層が劣化してきます。これはどの色やモデルでも起こりうる自然な現象です。

化学物質や紫外線の影響

ハンドクリームや日焼け止め、消毒用アルコールなどがフレームに付着したままになると、着色層に影響を与えることがあります。また、紫外線による色あせや劣化も無視できません。

iPhoneの塗装剥げは保証対象になる?

ここが一番気になるポイントですよね。

結論から言うと、物理的な接触や経年劣化による塗装剥げは、Appleの製品限定保証の対象外になる可能性が高いです。

Appleの公式サポートページでも、過失や事故による損傷は保証の対象外となることが明記されています。

ただし、製造上の欠陥が明らかな場合は別です。保証の適用可否は最終的にApple Storeや正規サービスプロバイダでの診断をしてもらう必要があります。

また、AppleCare+に加入していても、外観上の損傷は基本的に保証の対象外となるケースが多いので注意しましょう。

自分でiPhoneの塗装剥げを補修する方法

ここからは、自力で塗装剥げを補修する方法を紹介します。

ただし、自己補修はあくまで自己責任です。仕上がりに満足できなかったり、逆に見た目が悪化したりするリスクもあることを理解したうえで進めてください。

タッチアップペンや油性マーカーで目立たなくする

もっとも手軽に試せるのが、タッチアップペン油性マーカーなどを使って剥げた部分を塗る方法です。

特徴

  • ホームセンターや100円ショップでも手に入る
  • 剥げた部分をピンポイントで着色できる

メリット

  • 費用が数百円程度と非常に安い
  • 手軽に試せる
  • 目立たなくなる場合がある

デメリット

  • iPhoneの色にぴったり合うペンを見つけるのが難しい
  • 塗り方が雑だと逆に目立つ
  • 塗料がはみ出るとフレームのほかの部分を汚す
  • 耐久性が低く、すぐに剥がれることがある
  • 段差が出てしまい、違和感が残る

向いている人

  • コストを最優先したい人
  • 多少の仕上がりの悪さを気にしない人
  • とりあえず目立たなくできれば良いと考えている人

向いていない人

  • 完璧な仕上がりを求める人
  • 細かい作業が苦手な人
  • 高価なiPhoneを少しでもきれいに保ちたい人

注意点

  • 塗る前に剥がれかけの塗装を拭き取るなど、表面をきれいにしておく
  • いきなり塗らず、目立たない場所で試してから本番に臨む
  • はみ出した場合はすぐに拭き取る
  • 重ね塗りは乾燥を待ってから行う

この方法は「補修」というより「目立たなくする」という意味合いが強いです。完全に元通りにはならないことを覚悟しておきましょう。

ケースで隠すという選択肢

塗装剥げを補修するのではなく、物理的に隠してしまう方法もあります。

iPhoneケースをつければ、剥げた部分がカバーされるので、見た目の問題は解決します。

特徴

  • 補修ではなく隠蔽
  • ケースをつけるだけ

メリット

  • リスクがまったくない
  • 追加で傷や衝撃から保護できる
  • デザインを変えられる楽しさがある

デメリット

  • iPhone本来の薄さや質感が失われる
  • ケースの付け外しでさらに塗装が剥げるリスクもある
  • 剥げた部分が拡大するのを防げるとは限らない

向いている人

  • リスクを避けたい人
  • ケースを使うことに抵抗がない人
  • 補修に手間をかけたくない人

向いていない人

  • ケースなしで使いたい人
  • iPhoneのデザインをそのまま楽しみたい人

注意点

  • ケースと本体の間にホコリが入ると、かえって傷の原因になることがあるので定期的に清掃する
  • 硬い素材のケースより、柔らかい素材のケースのほうが本体への負担が少ない場合がある

Appleの公式修理に出す場合

自分での補修に不安がある場合や、やはりプロに任せたいという場合は、Appleの公式修理を検討しましょう。

正規修理サービスの特徴

Appleは正規サービスプロバイダを通じて修理サービスを提供しています。

特徴

  • Apple純正部品を使用
  • 認定された技術者が修理を担当
  • 修理後は90日間の保証が付く

メリット

  • 確実な仕上がりが期待できる
  • 安心・安全
  • 保証が適用される可能性がある(診断による)

デメリット

  • 費用が高額になる可能性がある
  • 修理に時間がかかる場合がある(預かり修理)

向いている人

  • 確実な修理を求める人
  • 費用をかけても良い人
  • 自己修理に不安がある人

向いていない人

  • 費用を抑えたい人
  • すぐに修理したい人

注意点

  • 塗装剥げだけを修理してもらえるかは、実際に持ち込んで診断してもらう必要がある
  • フレームごと交換になる可能性が高く、その場合は画面やバッテリーの状態によっては本体交換相当の費用になることも
  • 事前にAppleサポートや店舗に問い合わせて見積もりを確認するのが確実

非正規修理店に依頼する場合

Apple正規サービス以外にも、iPhone修理を専門とする店舗は数多くあります。

特徴

  • 正規サービスより低価格な場合がある
  • 即日修理に対応する店舗もある

メリット

  • 費用が安い場合がある
  • 対応が早い場合がある

デメリット

  • 使用部品が非純正の場合がある
  • 修理品質にばらつきがある
  • 修理後の保証が不明確
  • Appleの保証に影響を与える可能性がある

向いている人

  • 費用を最優先する人
  • 純正部品にこだわらない人

向いていない人

  • 品質や保証を重視する人
  • Appleのサポートを受け続けたい人

注意点

  • 事前に実績や評判をよく調べる
  • 使用する部品が純正かどうか確認する
  • 修理後の保証内容を確認する

塗装剥げを予防するには?

補修も大切ですが、そもそも塗装剥げを予防できればベストです。

日常的に気をつけたいポイントをまとめました。

ケースを活用する

やはりもっとも確実な予防法はiPhoneケースを使うことです。

衝撃から守るだけでなく、摩擦や接触による塗装の劣化を防げます。

清掃時に注意する

iPhoneのお手入れは柔らかい布を使って優しく拭くのが基本です。

アルコールや溶剤を含んだウェットシートは、頻繁に使うと塗装に影響を与える可能性があるので注意しましょう。

ポケットやバッグの収納に気をつける

硬い物(鍵や小銭など)と一緒に入れたり、頻繁に出し入れしたりすると、その摩擦で塗装が剥げやすくなります。

できるだけ専用のポケットに入れるなど、接触を減らす工夫をすると良いでしょう。

よくある疑問Q&A

Q. iPhoneの塗装剥げは交換してもらえますか?

A. 通常の使用による塗装剥げは、Appleの保証対象外になる可能性が高いです。ただし、製造上の明らかな欠陥と判断された場合は対応してもらえることもあります。まずはAppleサポートに問い合わせてみましょう。

Q. 塗装剥げを放置するとどうなりますか?

A. 見た目の問題以外に、機能面での影響はほとんどありません。ただし、剥げた部分から少しずつ広がる可能性はあります。気になるようでしたら、早めに対処することをおすすめします。

Q. 車用のタッチアップペンは使えますか?

A. iPhoneのアルミニウムフレームと車のボディーでは、素材や塗装の工程がまったく異なります。そのため、車用の補修ペンをそのまま使うのはおすすめしません。色味が合わないだけでなく、かえって塗装を傷めるリスクもあります。

Q. 塗装剥げはどのモデルで起こりやすいですか?

A. iPhone 12シリーズでの報告が比較的多いと言われていますが、どのモデルでも起こりうる現象です。とくにエッジが角ばったデザインのモデルは接触しやすく、塗装剥げのリスクが高まる傾向があります。

まとめ

iPhoneの塗装剥げは、残念ながら日常使用の中で起こりうる現象です。

大切なのは、塗装剥げが起きたときに「どう対処するか」を冷静に判断することです。

  • 自分で直したいタッチアップペンなどで自己補修(ただしリスクあり)
  • とりあえず隠したいiPhoneケースでカバー
  • 確実にきれいにしたい → Apple正規修理や実績のある修理店に相談
  • 予防したい → ケースの使用や優しいお手入れを習慣にする

それぞれの方法にメリット・デメリットがあります。

自分のiPhoneの状態や、予算・こだわりに合わせて最適な選択をしてください。

まずは気軽にAppleサポートで見積もりを取ってみるのもひとつの手です。

塗装剥げでお悩みの方は、この記事を参考に、あなたに合った補修方法を見つけてみてください。

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