動画や写真の雰囲気をがらりと変えられる「LUT(ラット)」に興味はあるけれど、「難しそう」「有料のものしかないんじゃないか」と思っていませんか?
実は、iPhoneでも無料でLUTを使う方法があります。
この記事では、LUTがそもそも何かというところから、無料で使えるおすすめアプリ、LUTファイルの入手方法、実際に適用する手順まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
これを読めば、あなたのiPhoneで撮影した動画や写真が、ワンランク上の仕上がりになるはずです。
LUT(ルックアップテーブル)とは?
LUTとは「Look Up Table」の略で、簡単に言うと「色味を変換するための設計図」です。
写真でいう「フィルター」のようなものですが、フィルターよりもはるかに細かく、プロフェッショナルな色調整ができるのが特徴です。
例えば、映画のような落ち着いた雰囲気や、SNS映えする明るいトーン、レトロなヴィンテージ風など、LUTを適用するだけで一瞬にして映像の印象を変えられます。
iPhoneでLUTを使うメリット
- 手軽にプロ級の仕上がり:難しい色調整の知識がなくても、LUTを選んで適用するだけで本格的なカラーグレーディングが可能です。
- 作業時間の短縮:いちいち色味を調整する手間が省け、撮影後すぐに映像のクオリティを上げられます。
- 統一感のある仕上がり:複数の動画や写真に同じLUTを適用すれば、全体のトーンが揃って見栄えが良くなります。
iPhoneで無料LUTを使うための準備
LUTを使うには、大きく分けて以下の3つが必要です。
- LUTに対応したアプリ:LUTファイルを読み込んで適用できるアプリ
- LUTファイル(.cube形式が一般的):色変換のデータが入ったファイル
- LUTを適用する動画または写真
それぞれについて、無料で始める方法を見ていきましょう。
iPhoneで無料で使えるおすすめLUTアプリ3選
ここでは、実際に無料でダウンロードでき、LUTを適用できるおすすめのアプリを3つ紹介します。
1. Liit
まず最初に紹介するのは、Liitです。
このアプリの最大の特徴は、シンプルで直感的な操作性です。LUT初心者の方でも迷わず使えるようにデザインされており、「とにかく手軽に試してみたい」という方にぴったりです。
写真にも動画にも対応しており、LUTの強度を調整できるのも便利なポイントです。
- メリット:初心者でもすぐに使いこなせる。操作がシンプルでわかりやすい。
- デメリット:高度なカラーグレーディング機能は有料版の範囲になる可能性がある。
- 向いている人:LUTを初めて使う人、手軽に動画の雰囲気を変えたい人。
- 向いていない人:プロフェッショナルな細かい調整をしたい人。
- 注意点:基本機能は無料で利用できます。一部機能はアプリ内購入(年間1000円または一括2500円)となります。
2. VideoLUT
2つ目に紹介するのは、VideoLUTです。
このアプリは、LUTに特化した高機能アプリとして知られています。なんと2500以上のプリセットが用意されており、.cubeファイルのインポート・エクスポートはもちろん、自分でLUTを作成する機能まで備えています。
- メリット:非常に高機能で、本格的なカラーグレーディングが可能。
- デメリット:無料版では、数回使用後に動画に透かし(ウォーターマーク)が入ります。透かしを消すには課金が必要です。
- 向いている人:より本格的にLUT編集を学びたい初心者〜中級者の方。
- 向いていない人:無料で透かしなく使い続けたい人。
- 注意点:基本機能は無料ですが、PRO版はアプリ内購入(¥150〜)となります。無料版の制限を理解した上で使いましょう。
3. PeekLut
3つ目に紹介するのは、PeekLutです。
こちらは、プロの映像クリエイターをターゲットにしたアプリで、DaVinci Resolveに匹敵するルックの書き出しが可能です。また、Apple Logなどプロ向けのカラースペース変換にも対応しているのが強みです。
- メリット:プロフェッショナルなカラーグレーディングをスマホで実現できる。
- デメリット:機能が豊富な分、初心者には操作が複雑に感じられる可能性がある。
- 向いている人:映像制作に本気で取り組みたい中級者以上のクリエイター。
- 向いていない人:フィルター感覚で手軽に使いたいだけの初心者。
- 注意点:基本機能は無料ですが、サブスクリプション(月額¥500〜、年額¥2,500〜)の課金体系です。
無料LUTファイルの入手方法
無料のLUTファイルは、主に以下の方法で入手できます。
- クリエイターが無料配布しているもの:多くの映像クリエイターやYouTuberが、自身のブランドや作風に合わせたLUTを無料で配布しています。SNSやブログで「無料 LUT」と検索すると見つかります。
- アプリ内で提供されているもの:VideoLUTなどのアプリには、最初から多くのプリセット(LUT)が内蔵されています。
注意点:無料で配布されているLUTファイルは、個人が作成したものがほとんどです。公式なものではないため、配布元のルールを守って使用しましょう。
入手したLUTをアプリに読み込んで適用する方法
ここでは、一般的なLUTの適用方法を解説します。アプリによって多少手順は異なりますが、基本的な流れは同じです。
- アプリを開く:ダウンロードしたLUTアプリ(例:VideoLUT)を開きます。
- LUTをインポートする:アプリ内の「LUT読み込み」や「インポート」といったボタンを探し、ダウンロードしたLUTファイル(.cube形式)を選択して読み込みます。
- 写真や動画を選択する:アプリ内で編集したい写真や動画を開きます。
- LUTを適用する:読み込んだLUTの一覧から、使いたいLUTを選んでタップするだけで適用されます。
- 強度を調整する(オプション):多くのアプリでは、LUTの適用強度をスライダーで調整できます。
- 書き出す(エクスポート):調整が完了したら、画質を設定して保存します。
iPhoneでLUTを使うときのよくある質問
Q. LUTは写真にも使えますか?
はい、使えます。紹介したLiitやPeekLutは、写真と動画の両方に対応しています。写真にLUTを適用することで、一味違ったおしゃれな仕上がりを楽しめます。
Q. LUTファイルはどこで見つけられますか?
先述の通り、クリエイターが自身のウェブサイトやYouTube、SNSで無料配布していることが多いです。また、アプリ内で豊富なLUTが提供されている場合もあります。
Q. どのアプリが一番おすすめですか?
目的によって異なります。
- とにかく手軽に試してみたい初心者の方 → Liit
- より多くのLUTを試したり、自分でLUTを作成したい方 → VideoLUT
- プロ並みのクオリティをスマホで追求したい中級者以上の方 → PeekLut
iPhoneでLUTを無料で使う方法まとめ
いかがでしたか?LUTは、決して敷居の高いものではありません。
今回紹介したアプリや方法を使えば、iPhoneで無料でLUTを始めることができます。
- まずは Liit のような初心者向けアプリから試してみる
- 無料のLUTファイルを探して、いろいろな雰囲気を試してみる
- 気に入ったらVideoLUTやPeekLutといった、より高機能なアプリにステップアップする
動画や写真のクオリティアップはもちろん、編集そのものがもっと楽しくなるはずです。
ぜひこの機会に、iPhoneでのLUT編集を始めてみてください。

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