配信や動画編集をもっとスマートにしたいと思いませんか。デスクの上にはゲーミングキーボード、マウス、そして外付けのStream Deck。機材が増えるほど配線は絡まり、マウスを振り回すスペースもなくなっていきます。「わかるわかる」とうなずいたあなたにこそ、今回ご紹介したい製品があります。
それが、CORSAIRから登場したCORSAIR GALLEON 100 SDです。キーボードにStream Deckが最初から内蔵されている、ちょっと他にはない発想のデバイスなんですよ。デスクを広々使えて、しかも操作性は段違い。これはもう、ただのキーボードじゃありません。
なぜ今このキーボードが話題なのか
まず驚くのは、テンキー部分に12個のLCDキーと2つのロータリーダイヤル、さらに5インチのIPS液晶ディスプレイがまるごと組み込まれていること。そう、ElgatoのStream Deckをキーボードの中にそのまま入れてしまったんです。
これがどれほど便利かというと、例えばゲーム配信中にOBSのシーンを切り替えたいとき、従来なら外付けのStream Deckに手を伸ばす必要がありました。でもGALLEON 100 SDなら、キーボードから手を離さずに親指でサッと操作できる。しかも本体がずっしりしたアルミボディでできているから、いくらラフにキーを叩いてもズレる心配はなし。MMORPGで忙しくスキルを回しながら、同時に配信まわりも操作したい人には、たまらない使い心地です。
もちろん、配信をしないゲーマーにとってもメリットは大きいんです。Diablo 4やストリートファイター6といったタイトルでは、トレーニングモードの操作パネルとして使うのも人気。インベントリの整理や装備の切り替えといった繰り返し作業もワンタッチで完了しますから、プレイに集中できますよ。
触ってわかる打鍵感と静音性の秘密
メカニカルキーボードにこだわる人なら、打鍵感は絶対に外せないポイントですよね。GALLEON 100 SDにはCORSAIR MLX Pulseリニアスイッチが搭載されていて、押下圧45g、作動距離2.0mmと、軽やかで素早い入力が可能です。
「でもメカニカルってカチャカチャうるさいんでしょ」と思った方、ご安心ください。このキーボード、内部に6層もの消音フォームを仕込んでいるんです。打鍵音は驚くほど抑えられていて、夜中に作業しても家族に気を使わずに済みます。深夜の配信でキーボードの打鍵音が乗ってしまうのが悩みだった配信者にも、これは朗報じゃないでしょうか。
パームレストにもこだわりが光ります。形状記憶フォームが手首をやさしく支えてくれるので、長時間のゲームや編集作業でも疲れにくい。高級感と実用性を両立しているあたり、さすがCORSAIRといった仕上がりです。
ここまでできる、Stream Deck内蔵の実力
実際の使い方をもう少し具体的に見ていきましょう。Stream Deckアプリを使えば、LCDキーひとつひとつに好きなアクションを割り当てられます。
配信者なら、OBSのシーン切り替え、マイクミュート、BGMの再生停止、配信開始と終了の操作まで全部このキーボードだけで完結します。ロータリーダイヤルに音量調整を割り当てておけば、ゲーム音とマイク音のバランスも直感的に調整できて便利です。
動画編集者にもおすすめしたい理由があります。Premiere ProやDaVinci ResolveのショートカットをLCDキーに登録しておけば、編集作業のスピードが格段に上がります。タイムラインの拡大縮小、カット編集、書き出しまで、キーボードから手を動かさずに操作できるのは想像以上に快適です。
ゲーム用途では、MMORPGのマクロを登録してスキル回しを自動化するのが定番の使い方。クラフト系ゲームでのアイテム一括作成や、FPSでのボイスチャット操作にも重宝します。
ちなみに、CORSAIR AXONテクノロジーによって最大8,000HzのポーリングレートとNキーロールオーバーにも対応しているので、ゲーミングキーボードとしての基本性能も文句なしです。反応速度を求めるゲーマーの期待にもしっかり応えてくれます。
気になる価格と、正直なところ
さて、いいところばかりお話ししましたが、ここは正直にいきましょう。実売価格は5万3,000円前後。キーボードとしてはかなり高額な部類に入ります。
「さすがに手が出ないなあ」という方は、無理におすすめしません。ただ、「外付けStream Deckをこれから買おうと思ってた」「そろそろ高級キーボードに買い替えたい」という方なら、話は別です。Stream Deck単体と高品質なゲーミングキーボードを別々に買うことを考えれば、一体型のGALLEON 100 SDはむしろ合理的な選択といえます。
注意しておきたい点もいくつかあります。まず、物理テンキーは非搭載です。普段テンキーを多用する方には不便かもしれませんが、Stream Deck側でテンキー機能を割り当てることは一応可能です。
それから、ソフトウェアの使い分けに少し慣れが必要です。キーボードのRGBやキー設定にはCORSAIR WEB HUB、Stream Deckのアクション設定にはElgato Stream Deckアプリと、2つのツールを行き来することになります。ここはちょっと面倒に感じる人もいるでしょう。競合となるVSDinside K1 Proが単一ソフトウェアで完結するのとは対照的です。
対応ゲームプロファイルが現時点では20弱と少なく、しかも多くが有償という点も気になるところ。とはいえ、自分でプロファイルを作り込む楽しみがあると考えれば、それほど大きなマイナスにはならないかもしれません。
こんな人に届いてほしいキーボード
CORSAIR GALLEON 100 SDは、すべての人におすすめできるキーボードではありません。でも、特定の人にとってはこれ以上ない相棒になります。
こんな方には特におすすめ
- デスクをすっきりさせたい配信者
- MMORPGやクラフトゲームを快適にプレイしたいゲーマー
- 動画編集の効率を上げたいクリエイター
- 所有するだけで満足できる高級ガジェットが好きな方
- CORSAIR製品でエコシステムを統一したいヘビーユーザー
購入前にちょっと考えてほしい方
- テンキーを頻繁に使う方
- すでに単体Stream Deckを持っていて満足している方
- コストパフォーマンスを最優先で考えている方
実際に触れてみるとわかりますが、このキーボードは機能だけでなく「使う喜び」を味わわせてくれるデバイスです。アルミボディのひんやりした感触、形状記憶フォームが手首に馴染む瞬間、静かで心地よい打鍵音。そうした細部の積み重ねが、5万円超という価格を納得させてくれます。気になる方は、ぜひCORSAIR GALLEON 100 SDのレビューもチェックしてみてください。

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