ワイヤレスキーボード・マウスを選ぶ前に知っておきたいこと
「デスク周りをスッキリさせたい」「コードの邪魔をなくしたい」――そんな理由でワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスへの買い替えを検討している方は多いのではないでしょうか。
でも、いざ選ぼうとすると、「どのメーカーがいいの?」「Bluetoothとレシーバー式、どっちが安心?」「ゲームでも使えるの?」と、迷ってしまうポイントがいくつもあります。
この記事では、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを選ぶうえで押さえておきたい基本のポイントを整理しながら、製品の選び方のコツを解説していきます。
ワイヤレスキーボード・マウスのメリットとデメリット
まずは、ワイヤレス製品に買い替えることで得られるメリットと、逆に知っておくべきデメリットを確認しておきましょう。
メリット
一番のメリットは、やはりケーブルがないことによる自由さです。デスクの上からコードがなくなるだけで、見た目がすっきりするだけでなく、掃除もしやすくなります。
また、ノートパソコンと組み合わせて使う場合も、USBポートを占有しないモデルを選べば、ポート数が限られているパソコンでも快適に使えます。
最近の製品はバッテリー駆動時間も長くなっており、数ヶ月から1年以上電池交換不要なものも増えています。
デメリット
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。電池が切れると使えなくなるという点は、有線にはない不安材料です。単三電池式の場合は予備電池を用意しておく、充電式の場合はこまめに充電するなどの習慣が必要になります。
また、ごく一部のユーザーには、無線通信による遅延が気になるケースもあります。特にゲームなど、ミリ秒単位の反応が求められるシーンでは注意が必要です。ただし、最近の製品は技術が進歩しているので、一般的なオフィスワークやWebブラウジングではほとんど気にならないレベルになっています。
ワイヤレスキーボード・マウスを選ぶ際の3つのポイント
製品を選ぶときは、以下の3つのポイントを軸に比較すると、自分に合ったものが見つかりやすくなります。
1. 接続方式をチェックする
ワイヤレスキーボードやマウスの接続方式には、大きく分けて2種類あります。
Bluetooth接続
パソコンにUSBレシーバーを差し込む必要がなく、内蔵のBluetooth機能で直接接続する方式です。USBポートを占有しないので、ポートが少ないノートパソコンとの相性が良いのが特徴です。また、スマートフォンやタブレットとも接続できる製品が多いのもメリットです。
2.4GHz無線接続(USBレシーバー方式)
専用のUSBレシーバーをパソコンに差し込んで使う方式です。Bluetoothより遅延が少ない傾向にあり、安定した接続が求められるシーンに向いています。ただし、レシーバーを紛失すると使えなくなることと、USBポートを一つ使う点は注意が必要です。
最近では、両方に対応している製品も増えているので、「どちらか迷う」という方は両対応モデルを選ぶと安心です。
2. キーボードのタイプを選ぶ
キーボードの打ち心地は、製品によって大きく異なります。自分のタイピングスタイルに合った方式を選びましょう。
メンブレン式
一般的なオフィス向けキーボードに多い方式です。キーを押したときの感触は柔らかめで、タイピング音が比較的静かなのが特徴です。価格も手頃な製品が多いので、コスパを重視する方に向いています。
パンタグラフ式
ノートパソコンのキーボードに近い打ち心地で、キーストローク(押し込み深さ)が浅いのが特徴です。薄型でコンパクトな製品が多く、持ち運びにも適しています。
メカニカル式
キーの下に物理的なスイッチがある方式で、カチッとした明確な打鍵感が得られます。タイピングの正確性を求める方や、長時間の入力作業をする方に人気があります。ただし、他の方式より価格が高めで、タイピング音も大きくなる傾向があります。
3. マウスの形状とセンサーを確認する
マウスも、使うシーンや手の大きさに合わせて選ぶことが大切です。
形状
手のひら全体で包み込むように持つ「エルゴノミクス形状」は、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。一方、持ち運びを重視するなら小型・薄型のモデルが便利です。左右対称のデザインなら、左利きの方でも使いやすいでしょう。
センサー
マウスのセンサーには「光学式」と「レーザー式」があります。光学式はほとんどのマウスパッドで安定して使え、コストパフォーマンスに優れています。レーザー式はガラス面などでも使えるものがあり、より多様な場所で使用したい方に向いています。
ワイヤレスキーボード・マウスを選ぶときのよくある疑問
Q. ゲーム用途でもワイヤレスは使えますか?
ゲーミング向けのワイヤレス製品も多く販売されており、近年は遅延を極限まで抑えたモデルも登場しています。ただし、エントリーモデルよりは高性能な製品を選ぶ必要があります。ゲーム用途で使う場合は、「ゲーミング向け」と明記されている製品や、低遅延を謳っている製品をチェックするとよいでしょう。
Q. バッテリーが切れたらどうすればいいですか?
製品によって、単三電池式と充電式(USB充電)があります。単三電池式は予備電池を用意しておけばすぐに交換できるのがメリットです。充電式はケーブルを接続して充電しながら使用できる製品も多いので、バッテリー切れのリスクを軽減できます。
Q. 複数のデバイスと接続できますか?
Bluetooth搭載製品には、複数のデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)と接続できる「マルチペアリング」対応モデルがあります。ボタン一つで接続先を切り替えられる製品もあるので、複数デバイスを使い分ける方には便利な機能です。
購入前に確認しておきたい注意点
せっかく購入しても、自分のパソコンで使えなければ意味がありません。購入前に以下の点を確認しておくことをおすすめします。
対応OSの確認
Windows、macOS、Chrome OSなど、製品が対応しているOSを必ず確認しましょう。特に、macOS専用の機能が使いたい場合は、Mac対応モデルを選ぶ必要があります。
Bluetoothバージョンの確認
Bluetooth接続を選ぶ場合は、自分のパソコンが対応しているBluetoothのバージョンもチェックしておきましょう。古いバージョンしか対応していないと、最新の製品が使えない場合があります。
製品の保証期間
メーカーや製品によって保証期間は異なります。長く使うことを考えると、保証期間が長めの製品や、サポート体制がしっかりしているメーカーを選ぶのもひとつの判断基準です。
ワイヤレスキーボード・ワイヤレスマウスは、使い方に合わせて選ぶのが正解
ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスは、一言で「おすすめ製品」といっても、使うシーンや好みによってベストな選択は変わります。
デスクでじっくり作業するのか、持ち運んで使うのか。タイピングの正確性を求めるのか、それとも静音性を重視するのか。ゲームをするのか、事務作業が中心なのか。
それらを踏まえて、「この製品はこういう人に向いている」「このタイプはこんな使い方には不向き」という視点で比較検討してみてください。
製品の価格や仕様は改訂される場合があります。購入の際は、必ず各メーカーの公式サイトや販売ページで最新情報をご確認ください。また、実際の使い心地や耐久性については、複数のレビューを参考にしながら、自分の目的に合うかどうかを総合的に判断することをおすすめします。

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