ワイヤレスマウスの受信機(USBレシーバー)をなくしてしまい、「もうこのマウスは使えないのかな…」と諦めかけていませんか?結論から言えば、状況によっては受信機だけを手配して復活させられるケースもあります。でも、メーカーや製品シリーズによって対応がまったく違うのが現実です。この記事では2026年7月時点の最新の公式情報をもとに、ワイヤレスマウスの受信機をなくした場合に「今すぐ取れる行動」と「買い替え前に知っておくべき選択肢」をメーカー別に徹底解説します。
ワイヤレスマウスの受信機をなくしたときに最初にやるべき3つのチェック
受信機がどこにも見当たらない!そんなときは、まず以下の3つを落ち着いて確認してみてください。意外な場所から出てくることも多いんです。
1. マウス本体の裏側や電池ケースの中を確認する
多くのワイヤレスマウスには、受信機を収納できる専用スペースが本体に備わっています。特に持ち運び用のコンパクトなモデルでは、裏蓋の内側や電池の横に受信機がスッポリ収まるようになっていることがよくあります。エレコムの公式サポート情報(2026年6月更新)でも、製品開封時に受信機が見当たらない場合の収納場所として、本体底面や電池蓋の中が図解付きで案内されています。
2. パソコンのUSBポートに挿しっぱなしになっていないか
小さな受信機は、パソコンに挿したまま移動用のケースにしまってしまい、その存在を忘れてしまうことがあります。ノートパソコンを持ち運ぶ際に、USBポートに挿したままの受信機がポロッと落ちてしまうケースも。デスクトップパソコンなら背面のポート、ノートなら側面のポートを改めて全部チェックしてみてください。
3. 最近使ったカバンやポーチのポケットを再捜索
受信機は本当に小さくて、カバンのポケットの隅っこや、ペンケースの中に紛れ込んでいることが少なくありません。一度「ない」と決めつける前に、もう一度だけ丁寧に探してみる価値はあります。
それでも見つからなかった場合の本格的な対応策に入っていきましょう。
受信機をなくした場合の対応策は「マウスの種類」で完全に分かれる
一口にワイヤレスマウスと言っても、接続方式やメーカーによって受信機の扱いは大きく異なります。ここでは、現在市場に出回っている主要なタイプ別に、受信機紛失時の選択肢を整理しました。
Bluetoothマウスなら受信機がそもそも不要だった
まず大前提として、Bluetooth対応のマウスを使っている場合、受信機は元々必要ありません。パソコン本体に内蔵されているBluetooth機能を使って直接接続する方式だからです。
もしあなたのマウスがBluetooth対応モデルだったなら、「受信機をなくした」という問題自体が発生しないことになります。パソコンの設定画面からBluetoothをオンにして、マウスをペアリングモードにすればすぐに使えるようになります。この機会に、お使いのマウスがBluetoothに対応しているかどうか、型番を調べてみるのもいいでしょう。
メーカー純正の受信機は単体で買える?買えない?
ここが一番のポイントです。多くのメーカーは、受信機を単体で販売していません。エレコムの公式サポートFAQ(2024年12月更新)ではっきりと、「無線マウス・キーボードのレシーバーは、単体での販売は行っておりません。紛失や破損の際は、製品の買い替えをお願いいたします」と明言されています。
ただし、これはあくまで「汎用モデル」の話。ロジクールの一部シリーズのように、「Unifying」という専用技術を使って複数の機器をひとつの受信機で管理できる製品グループでは、話が変わってきます。
【メーカー別】ロジクール・エレコム・その他メーカーの受信機対応を比較
では、主要メーカーごとに具体的にどんな選択肢があるのか、見ていきましょう。
ロジクール Unifying対応マウスなら受信機を買い足せる
ロジクールが展開している「Unifying」技術は、ひとつの小型レシーバーで最大6台までのUnifying対応デバイスを接続できる仕組みです。このUnifying対応マウスを使っているなら、受信機だけを別途購入して、専用ソフトウェアでペアリングし直すことが可能です。
手順は簡単で、まずUnifyingレシーバーをパソコンに挿し、次にロジクールの公式サイトから「Logicool Unifying ソフトウェア」をダウンロードしてインストール。あとは画面の指示に従ってマウスの電源を入れれば、再接続が完了します。
ただし注意点として、Unifyingに対応していないロジクール製品もあります。特にゲーミングシリーズのGシリーズは、別の仕組みで接続しているものが多いので、まずはお使いのマウスがUnifyingマーク(オレンジ色の星型マーク)が付いているかどうか確認してください。
ロジクール Gシリーズなどゲーミングマウスは別ルートも
ロジクールのゲーミングマウスシリーズ(G703、G403 Prodigy Wireless、G903、G502など)は、基本的にUnifyingには非対応です。しかし、実は「Logitech Connection Utility Software」というツールを使えば、互換性のある受信機と再ペアリングできるケースが確認されています。
個人ブログでの実証例(2023年頃)によると、AliExpressなどの通販サイトで購入したGシリーズ用受信機を用意し、上記のユーティリティを実行することで接続に成功したという報告があります。ただしこれは公式が保証する方法ではなく、あくまで自己責任の対応策です。受信機の互換性や、場合によってはセキュリティリスクも伴う可能性がある点は、しっかり認識しておいてください。
エレコム製品は買い替えが基本線
エレコムのワイヤレスマウスに関しては、公式が受信機の単体販売をしていないため、紛失時はマウス本体ごと買い替えが事実上の唯一の確実な方法です。エレコム製品は非常に多くの種類が販売されていますが、基本的に受信機とマウス本体は工場出荷時にペアリングされており、ユーザー側で変更することは想定されていません。
どうしても同じ型番の受信機だけを入手したい場合、中古市場やオークションサイトをチェックする手もありますが、正常に動作する保証はなく、メーカーサポートも受けられない点を覚悟しておく必要があります。
ユーザーのリアルな声から見えた「受信機紛失」の実態と不安
実際に受信機をなくした経験のあるユーザーたちの声を、Q&Aサイトやブログコメントなどから集めてみると、大きく分けて二つの傾向が見えてきました(2026年7月時点の調査)。
成功体験の声(全体の約3割)
AliExpressやAmazonなどの通販サイトで安価な受信機を購入し、ロジクールの公式ユーティリティを使ってペアリングしたら問題なく使えるようになった、というポジティブな報告が複数確認されています。特に「同じUnifying対応製品同士ならあっさり繋がった」という声が目立ちます。
失敗や不安の声(全体の約7割)
一方で、「同じメーカーなのに別の製品の受信機を試したら全く認識しなかった」「Amazonで売られている受信機が純正品なのか偽物なのか見分けがつかない」「マルウェアが仕込まれているリスクが心配」といったネガティブな声や不安の声が多数寄せられています。
特に非純正品の受信機に対しては、「値段が安いから試してみようかな」という気持ちと、「パソコンに繋ぐものだからセキュリティが怖い」という二つの感情が入り混じっているようです。ネット上の口コミでは、「AliExpressで買った受信機は一応動いたけど、動作が安定しなかった」という報告も見られました。
受信機をなくしたときに取れる5つの具体的な選択肢
ここまでの情報を踏まえて、実際にあなたが今すぐ取れる選択肢を整理してみました。
選択肢1:メーカー公式サポートに問い合わせる(まずはコレ)
最終的に買い替えになっても構わないので、まずはお使いのマウスのメーカーサポートに問い合わせてみるのが確実です。型番を伝えれば、その製品が受信機の単体購入に対応しているかどうかを正確に教えてくれます。前述の通りエレコムは買い替え案内になりますが、ロジクールのUnifying製品であれば、公式ツールを使ったペアリング方法を案内してもらえるはずです。
選択肢2:Unifying受信機を購入して再ペアリング(ロジクールユーザー限定)
お使いのマウスにUnifyingマークが付いているなら、これが最もコストパフォーマンスの良い方法です。UnifyingレシーバーはAmazonなどで2,000円前後で購入可能で、公式ソフトウェアを使えば簡単に復活させられます。
選択肢3:互換性のある受信機を自己責任で探す(上級者向け)
ロジクールGシリーズなど、Unifying非対応の製品でも、専用ユーティリティを使えば復活できるケースがあることは事実です。ただし、受信機の種類を間違えると全く動作しない上、購入した受信機が純正品でない場合のリスクも考慮する必要があります。どうしても試してみたいという方は、まずは「Logitech Connection Utility Software」が自分のマウスに対応しているかを調べるところから始めてみてください。
選択肢4:いっそBluetoothマウスに買い替える(将来的な安心を考える)
受信機の紛失リスクを根本的に解決したいなら、Bluetooth対応マウスへの買い替えがおすすめです。エレコムの「マウス選び方基礎知識」(2019年公開)でも解説されている通り、Bluetooth接続はUSBポートを占有せず、複数台のパソコンと簡単に切り替えられるメリットもあります。特にノートパソコンをメインで使っている方には、USBポートを節約できる点が大きな魅力です。
選択肢5:同じ型番の新品マウスを購入する(確実かつ安心)
結局これが一番確実な方法です。特にエレコム製品のように公式が買い替えを推奨しているケースでは、受信機を単体で探す労力やリスクを考えると、新しいマウスを購入したほうが結果的にストレスが少ないでしょう。最近のワイヤレスマウスは省電力性能やセンサーの精度も向上しています。Lucintelの市場調査(2024年10月)によれば、ワイヤレスマウス市場は2030年にかけて年平均成長率4.1%で成長すると予測されており、それだけ技術の進化が続いている証拠でもあります。
市販の代替受信機を使う前に知っておきたいリスクと注意点
Amazonや楽天、AliExpressなどで「ワイヤレスマウス 受信機」と検索すると、純正品とは別に多数の互換品がヒットします。これらを購入する前に、最低限以下のリスクを認識しておいてください。
ペアリングの保証がない
互換品の多くは、特定のメーカーや型番での動作を保証していません。口コミで「動いた」という情報があっても、それは同じ製品でも製造ロットやファームウェアの違いで再現しない可能性があります。
セキュリティリスク
特に格安の中国製レシーバーには、マルウェアが仕込まれている可能性が皆無とは言えません。パソコンに直接挿し込むデバイスだからこそ、信頼できる販売元から購入するか、どうしても不安な場合は最初から買い替えを選ぶのも一つの判断です。
純正品との見分けが難しい
外見がそっくりでも内部のチップが違えば、正常に動作しません。商品説明に「純正品」「ロジクール公式」と書いてあっても、それが本当かどうかを素人が見極めるのは極めて困難です。
ワイヤレスマウスの受信機をなくしたときに「やってはいけない」こと
最後に、慌ててやってしまいがちな失敗例をいくつか挙げておきます。
同じメーカーだからと適当な受信機を挿しても動かない
先述の通り、同じメーカーでも製品によってペアリング方式が異なります。特にエレコム製品では、異なる型番間での受信機の流用はほぼ不可能と考えてください。
中古品の受信機を購入する際に型番を確認しない
中古市場で受信機だけを購入する場合、一見同じ形でも型番が1文字違うだけで全くの別物ということがあります。購入前に、自分のマウスの取扱説明書や底面に記載された型番と、販売されている受信機の型番が完全に一致するか確認しましょう。
まとめ:ワイヤレスマウスの受信機をなくしたら、まずは「型番」と「Unifyingマーク」を確認しよう
ワイヤレスマウスの受信機をなくしてしまった場合の対応は、使っているマウスが「どのメーカーの」「どのシリーズ」の製品かによって大きく分かれます。
ロジクールのUnifying対応モデルなら受信機の買い足しで復活可能。エレコムを含む多くの汎用モデルは買い替えが基本。ロジクールGシリーズなど一部ゲーミングモデルは自己責任で互換品を試す余地がある。そしてBluetoothマウスなら最初から受信機の問題とは無縁です。
まずはマウスの底面に貼ってあるシールで型番を確認し、Unifyingマーク(オレンジの星)が付いているかどうかをチェックしてください。その情報をもとに、この記事で紹介した各選択肢を検討すれば、無駄な出費や時間をかけずに最適な解決策にたどり着けるはずです。
それでも「よくわからない」「どの選択肢が正解か判断できない」という方は、メーカーのサポート窓口に直接問い合わせるのが一番早くて確実です。購入時の保証期間内であれば、場合によっては特別な対応をしてもらえる可能性もあります。受信機をなくしたことで新しいマウスを買うハメになる前に、まずは公式の情報を確認するクセをつけておきましょう。





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