「安いって、どこか手抜きなんじゃ…」「打鍵感がチープだったらどうしよう」
でも大丈夫。最近はコスパに優れたモデルが本当に増えていて、1万円以下でもしっかり「メカニカルしてる」キーボードに出会えます。
この記事では、コストを抑えつつ「茶軸のここちいい打鍵感」を味わいたいあなたに、実際の評判をもとにした選び方と具体的なモデルを紹介しますね。
そもそも茶軸ってどんな打鍵感?
茶軸は「タクタイルスイッチ」と呼ばれます。よく「赤軸と青軸の中間」と言われますが、厳密にはちょっと違うんです。
押し込んだときに指に「クッ」と軽い抵抗を感じる。あれが茶軸のクリック感。
スペック上は押下圧55gですが、実際は押し込みの途中で40g→55g→40gと重さが10g急変する。これが「タクタイル感」の正体です。
45gで一定の赤軸と比べると、実は打ち終わりの指への負担はわずかに軽いという研究データもあるんですよ。「長時間タイピングするなら赤軸」と言われがちですが、自分に合うのは実際に触ってみないとわからない。茶軸のこの「ちょっとした引っかかり」が、かえってリズムになって疲れにくい人もいるんです。
安い茶軸はここが違う!知っておきたい「音」と「品質」のリアル
5,000円前後のエントリーモデルと、15,000円超える高級モデル。何がそんなに違うのか?
はっきり言います。最大の違いは 「打鍵音」 です。
高級キーボードは内部に吸音フォームがびっしり詰まっていて、「コトコト」という耳にやさしい音。対して安価なモデルは内部が空洞になっていることが多く、キーを打つたびに「カーン」という金属反響音が混ざるんです。
これは特に、キーの端っこ(Enterキーやスペースキー)を叩いたときに顕著。夜中に使うとけっこう気になります。
でもちょっと待ってください。この「カーン」は、DIYで結構なんとかなります。
キーボードを分解してケース内部に吸音シートや薄いスポンジを敷くだけ。難易度はそれほど高くないし、YouTubeにもやり方がたくさん上がってます。
それでも「絶対に分解したくない」「最初から静かなのがいい」なら、素直に少し予算を上げたほうが後悔しません。
コスパ最強の「安い茶軸メカニカルキーボード」3選
打鍵感と信頼性ならこれ。「e元素 ゲーミングキーボード 茶軸」
とにかく価格が強い。5,000円前後で買える茶軸メカニカルです。
採用されているのはOutemu社製の茶軸スイッチ。Cherry MX茶軸と比べて押下圧がやや重め(約60g)で、「押してる感」が強め。ゲームはもちろん、長文をバシバシ打ちたい人にいい感じです。
注意点はやっぱり「金属反響音」。先ほど紹介した吸音対策をするだけで満足度は跳ね上がります。キースイッチの交換もできるので、カスタマイズして長く付き合えるキーボードです。
世界的ブランドの安心感。「ロジクール K835 TKL メカニカル」
ロジクールらしいシンプルで無駄のないデザイン。テンキーレスで机も広く使えます。
約6,900円とe元素よりは少し上がりますが、アルミ合金製のトッププレートが安っぽさを感じさせません。スタンドで角度調節もできるし、キー配列も素直でクセがない。「変なキーボードはちょっと…」という人に真っ先におすすめしたい一台です。
薄型メカニカルという選択肢。「ロジクール G813-TCWH」
「薄型ノートパソコンの打鍵感が好きだけど、メカニカルにも興味ある」というわがままに応えてくれるのがこの機種。
搭載されているのはロジクール独自の「GL TACTILE」スイッチ。茶軸と同様のタクタイル感を、よりキーストロークの浅い設計で実現しています。
価格は約9,980円と今回紹介する中では高めですが、アルミ合金ボディ、RGBライティング、専用メディアコントロールキーと、見た目も機能も妥協なし。「予算ギリギリだけど、質のいいものがほしい」という方に検討してほしいモデルです。
「オフィスで使うならこれだけは気をつけて」茶軸の意外な落とし穴
「青軸より静か」という理由で茶軸を選ぶ人は多いですよね。でもこれ、半分正解で、半分は誤解なんです。
茶軸にもクリック感を出すための突起があります。この突起を押し越えるとき、内部でパーツがこすれる音が発生します。いわゆる「スプリング音」です。
リニア軸である赤軸は構造上この音が発生しません。つまり、茶軸は構造的に赤軸よりも静音化が難しい。 打鍵感で選ぶのはもちろん正しいんですが、「静音性だけ」で選ぶなら赤軸のほうが圧倒的に静かです。
もし職場で使うなら、静音赤軸モデルも一度チェックしたほうがいいかもしれません。それでも「あのタクタイル感が手放せない」という方は、先に紹介したような静音リングを取り付けたり、デスクマットを敷くことから始めてみてください。
あなたにぴったりの「安い茶軸メカニカルキーボード」はどれ?
予算や用途で、選ぶべきモデルは変わります。
「まずはメカニカルデビューしたい。インパクトのある打鍵感を味わいたい」
→ e元素 ゲーミングキーボード 茶軸 で決まり。初期投資を抑えて、カスタマイズも楽しみたいアクティブな人に。
「ブランド品がいい。仕事でも使うから、奇抜じゃない落ち着いたデザインがいい」
→ ロジクール K835 TKL メカニカル があなたの相棒になるはず。
「どうせ買うなら質にこだわる。最新の薄型メカニカルに惚れた」
→ ロジクール G813-TCWH 。所有欲も満たしてくれる上質な一台です。
安い茶軸メカニカルキーボードは、知識さえあれば怖くありません。むしろ、この価格でこの打鍵感を味わえるのはすごい時代です。
ぜひ、あなたの「これだ」と思えるキーボードを見つけてくださいね。

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