DrunkDeer G65 レビュー|2万円以下で買えるラピッドトリガー搭載キーボードの実力は?

メカニカルキーボード
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ゲーミングキーボードの世界で、いま「ラピッドトリガー」が熱い。VALORANTやCS2みたいな競技FPSをちょっとでもプレイしてる人なら、一度は耳にしたことのある言葉じゃないだろうか。

でも、ラピッドトリガー対応キーボードって軒並み3万円オーバー。Wooting 60HEもSteelSeries Apex Proも、性能は折り紙つきだけど、正直「ちょっと手が出ないな…」と悩んでる人は多いはず。

そんな中、1万円台という破格の値段で登場したのがDrunkDeer G65だ。今回はこのキーボードを実際に使ってみて、感じたことを包み隠さず話していこうと思う。

DrunkDeer G65とは?注目のスペックをざっくりチェック

DrunkDeer G65は、中国発のブランドが手がける65%レイアウトのメカニカルキーボードだ。最大の特徴は、磁気スイッチを使った「ラピッドトリガー」と「アクチュエーションポイント調整」に対応していること。

DrunkDeer G65

スペックをざっと並べてみるね。

  • サイズ:310mm × 102mm × 30mm
  • レイアウト:65% 英語配列(68キー)
  • 接続方式:有線 USB-C
  • ポーリングレート:1000Hz
  • 防水防塵:IP66対応
  • 価格:17,000円前後(キーキャップなしのベアボーン版は約16,000円)

この価格でラピッドトリガーを搭載してるだけでも驚きだけど、IP66の防水防塵までついてるのはかなりポイント高い。ゲーム中にうっかりドリンクをこぼしちゃっても、すぐに拭けば大丈夫という安心感はありがたい。

ラピッドトリガーって実際どうなの?使ってみた正直な感想

ラピッドトリガーを一言で説明すると、「キーを離した瞬間に入力を解除できる仕組み」のこと。普通のキーボードだと、キーが戻るストロークがある程度ないと入力が切れない。でもラピッドトリガーなら、ほんの少し指を浮かせるだけでオフになる。

これがFPSでどれだけ強いかっていうと、もう反則レベル。

ストッピングがめちゃくちゃ速くなる。AキーからDキーに切り替える動作、いわゆる「レレレ」が明らかにスムーズになるんだよね。VALORANTでピークショットを撃つとき、止まってから撃つまでのラグがほとんどなくなる感覚がある。

実際に使ってみて「これはもう戻れないな」と思った。冗談抜きで、ラピッドトリガー非対応のキーボードを使う気がしなくなるから注意してほしい。

アクチュエーションポイントの調整も思いのまま

DrunkDeer G65は、キーが反応する深さも0.1mm単位で自由に変えられる。これがまたクセになる。

僕はVALORANT用にめちゃくちゃ浅めに設定してる。キーに軽く触れただけで反応するようにしておくと、反応速度が明らかに上がるんだ。ただ、その分タイピング中に誤爆しまくるから、普段使い用のプロファイルは別に作っておくのがおすすめ。

このあたりはWootingのソフトと比べると少し粗削りな部分もあるけど、設定の自由度という意味ではまったく負けてないと思う。

ここは知っておいてほしい、設定のハードル

さて、ここからは正直な話。

DrunkDeer G65の最大の壁は「初期設定のわかりにくさ」だ。これ、結構本気でわかりにくい。

ラピッドトリガーを有効にするには、まず「Web Driver」というソフトをブラウザ経由で立ち上げて、ファームウェアをアップデートしないといけない。しかもChrome系のブラウザじゃないと動かないし、「Fn2+WでWinモードに切り替える」みたいな独自操作を覚える必要がある。

箱出し即快適、とはいかないんだよね。正直、この手間で脱落する人もいるんじゃないかと思う。ただ、そこさえ乗り越えれば、あとは最高のゲーミング体験が待ってる。

有線接続のみ&チルトスタンドなし、その他の気になる点

有線接続専用なのも人によっては気になるかも。ワイヤレスに慣れてるとケーブルが邪魔に感じるかもしれない。でも、ゲーミングキーボードで無線だとどうしても遅延が気になる人もいるから、これはこれで割り切った仕様なんだと思う。

あと、地味に気になったのがチルトスタンドがないこと。キーボードの角度を変えられないから、高さが合わないとちょっと打ちにくい。手首が疲れやすい人は、リストレストと組み合わせるのがおすすめだ。

あとマクロ機能にも非対応。キーリマップはできるから最低限のカスタムはできるけど、複雑なマクロを使う人には向かないかな。

普段使いのタイピングにも使える?日常利用の使用感

「ゲーム以外でも使えるの?」という疑問、当然あるよね。

結論から言うと、設定をちゃんと変えれば問題なく使える。というか、むしろ快適。

アクチュエーションポイントを普段使い用に深めに設定しておけば誤爆は減るし、軽い力でサクサク打てるから長文タイピングの疲労感がかなり軽減される。普段から文章を書く仕事をしてる人にも、実はおすすめだったりする。

音も思ったよりうるさくなくて、カフェとかオフィスじゃなければ問題ないレベル。ただ、深夜の家族が寝てる部屋でガチャガチャやるのはやめておいたほうがいいかも。

カスタマイズの楽しさもこのキーボードの魅力

DrunkDeer G65の面白いところは、見た目を自由に変えられること。

ベアボーン版を買って、自分好みのキーキャップをつけたり、公式から販売されてるアルミフレームに交換したりと、かなり遊べる。好みのキーキャップに交換するだけで所有感がグッと上がるから、キーボード沼にハマりそうな人は要注意。

僕はPBTのOEMプロファイルで揃えたけど、打鍵感もしっかりしてて大満足。やっぱり自分好みに組んだキーボードは愛着がわくし、ゲームのモチベーションにもなるんだよね。

結局、DrunkDeer G65は買いなのか?

正直、この価格でこの性能はちょっとおかしい。ラピッドトリガーを試してみたいけど3万円はきつい、という人にとってはもう一択に近い選択肢なんじゃないかと思う。

設定のハードルと有線のみの仕様、チルトスタンドがない点は気になるけど、それらを補って余りあるだけのゲーミング性能を持ってる。特にVALORANTやCS2を本気でやり込んでる人なら、導入する価値は間違いなくある。

DrunkDeer G65

逆に、普段使いメインでゲームはカジュアルにしかしないよ、という人にはちょっとオーバースペックかもしれない。でも「いつかラピッドトリガーを試してみたい」と思ってたなら、このDrunkDeer G65は最初の一台として最高の選択肢だと思う。

キーボードひとつでゲームの感触がここまで変わるのは、やっぱり面白い。気になった人は、ぜひ試してみてほしい。

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