突然マウスが動かなくなると、仕事にならないし焦りますよね。ちょっと前まで普通に使えていたのに、カーソルがピクリともしない。そんなとき、どうすればいいのか順を追って説明していきます。この記事を読み終える頃には、たぶん解決しているか、少なくとも次に何をすればいいかハッキリしているはずです。
まずはこれだけやってみてください。電源と電池の基本チェック
反応しない原因で一番多いのが、実は単純な電源トラブルです。
マウス底面の電源スイッチ、知らないうちにOFFになっていませんか。カバンの中でスイッチが押されてしまったのかもしれません。
次に電池です。電池残量が少なくなると、カーソルの動きがカクついたり、今日突然まったく動かなくなったりします。アルカリ乾電池なら交換のサインです。充電池を使っている場合は、電圧が足りていないケースも多いので要注意。一度新品のアルカリ電池で試してみるのが確実です。
電池の向きも意外と間違えやすいポイント。プラスとマイナス、ちゃんと合っていますか。電池ケース内の金属端子が曲がっていたり、白く粉を吹いていたりしたら、無水エタノールでそっと拭いてあげると接触が復活することがあります。
USBレシーバーを抜き差ししてみる。差す場所も大事
有線にはない無線マウスならではの悩みが、レシーバーの認識不良です。
まずはUSBレシーバーを今ささっているポートからいったん抜いて、別のUSBポートに挿してみてください。デスクトップパソコンなら本体前面より背面のポートのほうが相性良く動くことがあります。USBハブを経由している場合は、パソコン本体に直挿しするだけで解決するケースもよくあります。
挿し直したあとに「ピコン」という接続音がしたら、パソコン側はレシーバーを認識しています。音がしないときは、デバイスマネージャーを開いて「不明なデバイス」という項目が出ていないか確認してみましょう。もし表示されていたら、右クリックで削除してからパソコンを再起動すると、ドライバーが再インストールされて直ることがあります。
ペアリングが切れているかも。接続のID設定をやり直そう
無線マウスとレシーバーは、出荷時にペアリングされているからすぐ使えるわけですが、まれにIDがずれてしまうことがあります。
ペアリングのやり方は機種によって若干違います。多くの富士通マウスでは、レシーバーを接続した状態でマウス底面の「CONNECT」ボタンを押すか、小さな穴にクリップの先を差し込んで数秒長押しします。型番がFMV-MAで始まる最近のモデルなら、レシーバーとマウスを近づけてコネクトボタンを押すだけのものが多いです。
もし手元に説明書がなくても、マウス底面の型番をメモして「型番 ペアリング方法」で調べればすぐ出てきますよ。
あなたのマウスはBluetoothタイプ?それとも無線レシーバータイプ?
ここ、意外と知られていなくて勘違いしている方が多いんです。
富士通のワイヤレスマウスには「USBレシーバーを使う無線タイプ」と「レシーバー不要のBluetoothタイプ」があります。見分けかたは底面のラベルをチェック。型番の末尾に「/B」と書いてあったり、Bluetoothのマークが付いていたりしたらBluetoothモデルです。
BluetoothタイプなのにUSBレシーバーを探してしまうと、いつまで経っても繋がりません。パソコン側のBluetooth設定画面を開いて、マウスのペアリングボタンを長押しすれば一覧に表示されるはずです。逆に無線レシーバータイプなのにパソコン側のBluetooth設定をいくらいじっても反応しないので、まずは自分のマウスがどちらか確認してください。
それでもダメなら。パソコン側の設定を見直す
マウス本体に問題がなさそうなときは、パソコン側にも目を向けてみましょう。
Windowsの「高速スタートアップ」機能が有効になっていると、シャットダウンからの起動時にUSB機器の認識がうまくいかないことがあります。コントロールパネルの電源オプションから高速スタートアップをいったん無効にして再起動してみてください。
また富士通マウスには、電池を長持ちさせる「ECOモード」が搭載されているものがあります。これがONだと反応が遅れたり、動きが飛んだりする原因になることも。底面のスイッチを確認して、通常モードに切り替えてみてください。
Windows Updateの直後に突然反応しなくなったという声も少なくありません。デバイスマネージャーからBluetoothアダプターやマウスドライバーを一度アンインストールし、パソコンを再起動すると最新のドライバーが自動適用されて直ることがあります。
それでも直らない場合の最終手段と買い替え候補
全部試してもダメだった。そのときは残念ながら本体の故障かもしれません。
保証期間内なら富士通サポートに連絡しましょう。たいてい購入から1年は保証が効きます。保証が切れている場合、USBレシーバーのみを紛失したなら、マウス底面の型番をもとに富士通パーツショップで単品購入できることもあります。ただし旧型番だとレシーバー単品販売が終了しているケースもあるので、そのときは買い替えたほうが早くて確実です。
買い替えるなら、今使っているものと同じ感覚で使える富士通純正を選ぶのが無難。たとえば富士通コンポーネント FIDO ワイヤレスマウス 静音5ボタンなら、電池寿命が約2年と長く、カチカチ音が気にならない静音設計です。FMVシリーズのパソコンと組み合わせて使うなら富士通 FMV純正ワイヤレスマウス FMV-MA03はレシーバーを本体底面に収納できて持ち運びにも便利。手首が疲れやすい方には富士通 ワイヤレストラックボールマウスという選択肢もあります。
スクロールだけ効かない、ダブルクリックしてしまうという方へ
よくある症状なので補足しておきます。
スクロールホイールだけ反応しないのは、内部にホコリが詰まっている可能性が高いです。エアダスターでホイールの隙間からシュッと吹いてみると改善することがあります。それでもダメなら、残念ながらホイール部分の物理的な故障が考えられます。
クリックがシングルで済まずダブルクリックになってしまう、いわゆるチャタリング現象も経年劣化のひとつ。保証期間内なら迷わず交換対応してもらいましょう。期間が過ぎているなら、無理に修理するより買い替えたほうがコスパは良いです。
まとめ:富士通ワイヤレスマウスが反応しないときは、落ち着いて順番に試そう
もう一度、おさらいです。
まずは電源スイッチと電池。次にUSBレシーバーの抜き差しとポート変更。それからペアリングのやり直し。Bluetoothタイプかどうかの確認。パソコン側の高速スタートアップやECOモードの設定。Windows Update後のドライバー再インストール。ここまで試せば、たいていのケースで復活するはずです。
どうしてもダメなら、新しいマウスを買うタイミングだと思ってください。最近の富士通ワイヤレスマウスは省電力性能も上がっていて、一度買えば数年単位で使える頼もしい相棒になってくれますよ。

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