パソコンにUSBアクセサリを接続したら、「アクセサリを使用できません このアクセサリは電力使用量が大きすぎます」というエラーメッセージが表示されて、使えない…こんな経験はありませんか?
このエラー、実はけっこう頻繁に起こるもので、アクセサリが壊れたわけでも、パソコンが故障したわけでもないケースがほとんどなんです。
この記事では、このエラーメッセージが表示される原因と、今すぐ試せる具体的な対処法をわかりやすく解説していきます。難しい専門用語はできるだけ使わずに、初心者の方でも安心して試せる方法を紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。
まずは原因を理解しよう
「アクセサリを使用できません このアクセサリは電力使用量が大きすぎます」というエラーは、その名のとおり、接続したアクセサリが必要とする電力よりも、パソコンがそのUSBポートに供給できる電力が足りていないことを示しています。
USBポートは、パソコン本体から電力をもらってアクセサリを動かす「バスパワー」方式が基本です。ただし、すべてのUSBポートが同じだけの電力を供給できるわけではなく、ポートの種類や場所、パソコンの状態によって供給できる電力に差があります。
特に、外付けハードディスクや大容量のUSBメモリ、カードリーダーなどは消費電力が大きめなので、このエラーが起きやすい傾向があります。
すぐに試せる対処法
ここからは、このエラーを解決するための具体的な方法を、試しやすい順に紹介していきます。
別のUSBポートに接続し直す
まず最初に試してほしいのが、これです。
パソコンには複数のUSBポートが付いていますが、ポートによって電力供給の安定性が違うことがあります。特に、パソコンの前面についているUSBポートよりも、背面(マザーボードに直接つながっている)のUSBポートのほうが安定して電力を供給できることが多いんです。
前面のUSBポートは、ケーブルでマザーボードとつながっているため、どうしても電圧が少し下がりやすくなります。消費電力の大きいアクセサリでは、そのわずかな電力不足がエラーにつながることがあるんですね。
ノートパソコンの場合は、左右どちらかのポートで試してみるのも効果的です。
パソコンを再起動する
地味ですが、かなり効果的な方法です。
パソコンを再起動すると、USBポートの状態がリセットされ、電力供給の制御が初期化されることがあります。アクセサリをつないだまま再起動するのがポイントです。
再起動後に、アクセサリが認識されるかどうかを確認してみてください。
ほかのUSBアクセサリをいったん外す
複数のUSBアクセサリを同時に使っていると、全体の電力消費が増えて、特定のポートやパソコン全体の供給能力を超えてしまうことがあります。
いったん、問題のアクセサリ以外のUSB機器をすべて外してから、エラーが出ていたアクセサリだけをつなぎ直してみてください。それで動くようであれば、電力の総量が足りていなかったのが原因です。
その場合は、ほかのアクセサリを外した状態で使うか、あとで紹介する電源付きUSBハブを検討するとよいでしょう。
USBハブを使用している場合は外す
USBポートを増やすためにUSBハブを使っている場合、ハブを外してパソコン本体のUSBポートに直接つなぎ直してみてください。
特に電源を別途取らないタイプのUSBハブは、パソコンから供給される電力を複数のポートで分け合うことになるため、電力不足が起きやすくなります。パソコン本体に直接接続することで、アクセサリに安定した電力を届けられる可能性が高まります。
デバイスドライバを更新する
まれに、USBコントローラのドライバが古いために、適切に電力制御が行われずエラーが起きることがあります。
Windowsの場合は、デバイスマネージャーを開き、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の項目を展開して、各デバイスを右クリックし「ドライバーの更新」を試してみてください。特に「USB Root Hub」や「Generic USB Hub」と表示されるものが対象になります。
ドライバの更新は、パソコンに詳しくない方でも比較的簡単にできるので、試してみる価値はあります。
それでも解決しない場合の対処法
上の方法を一通り試してもエラーが消えない場合は、以下のような原因が考えられます。
アクセサリ自体の故障の可能性
どうしても解決しない場合、接続しているアクセサリ自体が故障している可能性もゼロではありません。他のパソコンや別のUSBポートで同じアクセサリを試してみて、同じようにエラーが出るようであれば、アクセサリ側の問題の可能性が高いです。
その場合は、アクセサリのメーカーサポートに問い合わせるか、購入店に相談してみるとよいでしょう。
電源付きUSBハブを使う
どうしても消費電力の大きいアクセサリを使いたい場合の最終手段として、ACアダプタ付きのUSBハブ(セルフパワー方式のUSBハブ)を使う方法があります。
電源付きUSBハブは、パソコンからではなくハブ自体のACアダプタからアクセサリに電力を供給するので、パソコンの電力供給能力に依存せずに安定して使えます。外付けハードディスクなど、どうしても電力が足りないアクセサリを使い続けたいなら、この方法が確実です。
このエラーに関するよくある疑問
なぜ同じアクセサリなのに、別のポートでは動くのですか?
USBポートごとに電力供給の安定性が異なるからです。前面ポートはケーブル接続の影響で電圧が下がりやすく、背面ポートはマザーボードに直結しているため比較的安定しています。また、パソコンの機種や設計によってもポートごとの供給能力に差があります。
パソコンを再起動すると直るのはなぜですか?
再起動によってUSBポートの電力制御状態がリセットされるからです。パソコンを長時間使っていると、電力供給の管理が複雑になり、一時的に正常な供給ができなくなることがあります。再起動でその状態がクリアされ、正常に戻ることが多いんです。
アクセサリが壊れてしまったのでしょうか?
このエラーが表示されても、ほとんどの場合はアクセサリが壊れたわけではありません。単に電力が足りていないだけのことがほとんどです。ほかのパソコンや別のポートで試して正常に動くなら、アクセサリは壊れていませんので、ご安心ください。
まとめ
「アクセサリを使用できません このアクセサリは電力使用量が大きすぎます」というエラーが出たときは、まず慌てずに以下の対処法を試してみてください。
- 別のUSBポート(特にパソコン背面のポート)に接続し直す
- パソコンを再起動する
- ほかのUSBアクセサリをいったん外す
- USBハブを使っている場合は外して本体に直接接続する
- デバイスドライバを更新する
これらで解決しない場合は、アクセサリ自体の故障や、電源付きUSBハブの導入を検討するとよいでしょう。
このエラーは、パソコンやアクセサリが壊れたわけではないケースがほとんどです。焦らずに、できることから順番に試していけば、きっと解決できるはずですよ。

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