海外旅行の準備をしていて、iPhoneの設定画面を開いたら「通信のオプション」が見つからない…。そんな経験はありませんか?
データローミングの設定をしようとしたのに、肝心のメニューがどこにあるのか分からない。これは意外と多くの人が直面するトラブルです。
実は、この「通信のオプション」が見つからない原因は、iOSのバージョンアップや機種による表記の違いにあることがほとんど。古い情報を見て操作しようとすると、かえって混乱してしまうんです。
今回は、iPhoneで「通信のオプション」が表示されない場合の正しい設定手順と、よくある原因を解説していきます。
「通信のオプション」がないのはなぜ?
結論から言うと、現在の最新iOSバージョンでは、設定メニューの表記が変更されている可能性が高いです。
旧バージョンのiOSでは「通信のオプション」という名称で表示されていましたが、現在は「モバイルデータ通信のオプション」という表記に変わっています。そのため、過去の情報を参考に「通信のオプション」を探しても見つからないというわけです。
また、もうひとつ考えられる原因として、デュアルSIM(2枚のSIMカードやeSIMを同時に利用できる機能)を使っている場合も、設定画面の表示が若干異なることがあります。
データローミング設定の正しい手順
それでは、現在のiOSでデータローミングを設定する正しい手順を見ていきましょう。
Apple公式サポートでは、以下の手順でモバイルデータ通信の設定を変更できると案内されています。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」のスイッチをオンまたはオフにする
この「モバイルデータ通信のオプション」が、あなたが探している「通信のオプション」にあたります。
もしデュアルSIMを使用している場合は、設定したい回線(SIM)を先に選んでから、同じ手順で「モバイルデータ通信のオプション」を探してください。回線ごとに設定が分かれているため、間違った回線の設定を変更しないよう注意が必要です。
データローミングのオンとオフで何が違う?
ここで、データローミングのオンとオフで何が変わるのかを整理しておきましょう。
NTTドコモの公式説明では、データローミングをオンにすると、海外でもインターネット、地図アプリ、メール、LINEなどデータ通信を利用できるとされています。一方でオフにすると、音声通話とSMS(ショートメッセージ)だけの利用になります。
つまり、データローミングをオフにしても、電話自体は使えなくなりません。「海外では電話もSMSも使えなくなる」と誤解している方もいますが、それは間違い。通話とSMSは引き続き利用可能です。
設定時の注意点
ここで特に注意しておきたいポイントが2つあります。
1. 高額請求のリスク
データローミングをオンにすると、通信料金が定額プランに含まれていない場合、高額な通信費が発生するリスクがあります。
KDDIの公式コラムでも、データローミングは海外で現地の通信会社の回線を借りて通信する仕組みであり、定額プランに未加入の場合は料金がかさむ可能性があると説明されています。海外でのデータ通信が定額になるプランに加入しているか、事前に必ず確認しておきましょう。
2. デュアルSIMでの設定ミス
前述の通り、デュアルSIM対応のiPhoneでは、変更したい回線を正しく選ぶ必要があります。間違った回線の設定を変更してしまわないよう、慎重に操作してください。
よくある質問
Q. 「通信のオプション」がそもそもメニューにありません
A. 「モバイルデータ通信のオプション」という名称になっていないか、もう一度確認してみてください。iOSのバージョンによって表記が変わることがあります。
Q. データローミングをオフにすると海外で電話もできなくなりますか?
A. いいえ、音声通話とSMSは引き続き利用可能です。データ通信(インターネットやメール、SNSなど)だけが利用できなくなります。
Q. デュアルSIMで「通信のオプション」が出てきません
A. 設定したい回線を先に選択してから、同じ手順で「モバイルデータ通信のオプション」を探してみてください。
まとめ
「通信のオプション」が見つからないときは、まず「モバイルデータ通信のオプション」という表記になっていないか確認しましょう。これが最も多い原因です。
もしそれでも見つからない場合は、お使いのiPhoneのiOSバージョンが最新かどうかをチェックし、それでも解決しない場合は、各キャリアのサポートページやAppleサポートで最新情報を確認することをおすすめします。
データローミングの設定は、海外での快適な通信環境と、予期せぬ高額請求を防ぐためにとても重要です。この記事を参考に、自分のiPhoneで正しい設定を行ってくださいね。

コメント