GarminのスマートウォッチやGPSデバイスを使っていると、画面にいろいろなアイコンが表示されますよね。
「このマーク、どういう意味だろう?」
「点滅してるけど、これって正常な状態?」
そんな風に思ったことはありませんか?
アイコンの意味がわかると、デバイスの状態がひと目で把握できるようになります。バッテリーの減りやGPSの接続状況、心拍数の測定状態もすぐに確認できます。
この記事では、Garminデバイスに表示される代表的なアイコンをカテゴリごとにまとめて解説します。初心者の方でもわかりやすいように、アイコンの意味と見分け方をていねいに説明していきますね。
Garminのアイコンはモデルによって異なることをまず知っておこう
Garminのアイコンを調べるときに、最初に押さえておきたいポイントがあります。
それは、すべてのアイコンがすべてのデバイスで表示されるわけではないということです。
Forerunnerシリーズ、Instinctシリーズ、Venuシリーズ、Fenixシリーズ……モデルによって搭載されている機能が違うので、表示されるアイコンもそれぞれ異なります。
たとえば、アウトドア向けのInstinctシリーズにはABC(高度計・気圧計・コンパス)のアイコンが表示されますが、ランニング向けのForerunnerシリーズには表示されないものもあります。
逆に、Forerunnerシリーズにある高度なトレーニング指標のアイコンが、他のシリーズにはないこともあります。
つまり、「このアイコンが表示されない=故障」ではなく、そのモデルにその機能が搭載されていないだけというケースが多いんです。
とはいえ、基本的なステータスアイコン(GPSやバッテリー、心拍数など)はほとんどのモデルで共通しています。まずはそのあたりから見ていきましょう。
Garminアイコンの基本ルール:点滅と点灯で状態がわかる
アイコンを読み解くうえで、いちばんシンプルで大事なルールがあります。
それは、アイコンが点滅しているか、点灯しているかで状態が判断できるという点です。
- 点滅している:信号をサーチ中、またはセンサーが測定を開始しようとしている状態
- 点灯している(点きっぱなし):信号を捕捉完了、またはセンサーが正常に接続・測定中の状態
たとえばGPSのアイコンが点滅していたら「GPS信号を探している最中」です。点灯したら「位置情報を取得できました」という合図になります。
このルールを覚えておくだけでも、デバイスの状態がある程度わかるようになりますよ。
基本・ステータス系のGarminアイコン一覧
まずは、どのモデルでも見かけることの多い、基本的なステータスアイコンから見ていきましょう。
GPSアイコン
GPSのアイコンは、位置情報を取得しているかどうかを示します。
- 点滅:GPS信号をサーチ中。屋外に出てしばらく待つと捕捉されます
- 点灯:GPS信号を捕捉完了。位置情報が正確に取得できています
GPSが点灯しないと、アクティビティの記録が正しく取れないので、ランニングやサイクリングを始める前には必ず確認したいアイコンです。
バッテリーアイコン
バッテリー残量を示すアイコンです。アイコン自体の形は他のデバイスと似ていますが、Garminでは残量が少なくなると赤色に変わったり、アイコンが空っぽの状態になったりします。
バッテリー残量が少ない状態でGPSを使うアクティビティを始めると、途中で電源が切れてしまう可能性があります。出かける前には必ずチェックしておきましょう。
スマートフォン接続アイコン
スマートフォンとのBluetooth接続状態を示すアイコンです。
- 点滅:スマートフォンとペアリング中、または再接続を試みている状態
- 点灯:スマートフォンと正常に接続完了
このアイコンが点灯していないと、通知の受信やGarmin Connectアプリとのデータ同期ができません。もし点灯しない場合は、スマートフォンのBluetooth設定を確認してみてください。
Wi-Fi接続アイコン
Wi-Fiネットワークに接続しているかどうかを示します。スマートフォンが近くにないときでも、Wi-Fi経由でデータをアップロードしたり、ソフトウェアアップデートをダウンロードしたりするときに使います。
心拍数アイコン
光学式心拍計の状態を示すアイコンです。
- 点滅:心拍数を測定中、またはセンサーが起動している状態
- 点灯:心拍数が安定して測定できている状態
このアイコンが点滅しなくなったり、まったく表示されなくなった場合は、センサーが正しく動作していない可能性があります。リストバンドの装着具合を確認してみてください。
キーロックアイコン
ボタン操作がロックされている状態を示します。誤操作を防ぐために、アクティビティ中や水辺での使用時に自動でロックがかかることがあります。
ロックを解除するには、通常は右上のボタンを長押しします。モデルによって解除方法が異なる場合があるので、マニュアルで確認してみてください。
おやすみモードアイコン
通知やアラームがミュートになっている状態を示します。就寝中や集中したいときに使うモードです。
このアイコンが表示されている間は、着信やメッセージの通知がデバイスに届きません。設定で時間指定することもできます。
ヘルス・フィットネス系のGarminアイコン一覧
Garminデバイスの大きな魅力は、健康やトレーニングに関するデータが豊富なことです。これらのアイコンは、自分の体調やトレーニング状態を把握するのに役立ちます。
Body Batteryアイコン
体のエネルギーレベルを0〜100のスコアで表示するアイコンです。睡眠やストレス、アクティビティなどのデータをもとに、どれだけエネルギーが残っているかを可視化してくれます。
数値が高いほど「体がよく回復している」状態です。逆に低いときは、休息や睡眠を優先したほうがよいサインかもしれません。
ストレスレベルアイコン
現在のストレスレベルを表示するアイコンです。心拍変動(HRV)をもとに算出され、数値が低いほどリラックスしている状態、高いほどストレスを感じている状態を示します。
このアイコンを見ながら、自分がどんなときにストレスを感じやすいのかを把握するのもおすすめです。
トレーニングステータスアイコン
自分のトレーニングがどれくらい効果的かを示すアイコンです。フィットネスレベルの変化やトレーニングの継続性をもとに、「効率的」「維持」「回復」「過負荷」などのステータスが表示されます。
トレーニングの質を高めたい人にとっては、とても参考になる指標です。
VO2 Maxアイコン
最大酸素摂取量の推定値を示すアイコンです。心肺フィットネスの指標としてよく使われます。
数値が高いほど持久力が優れていることを示します。ランニングやサイクリングを続けていると、この数値が徐々に変わっていくのを実感できるでしょう。
歩数アイコン
その日の歩数を表示するアイコンです。1日の目標歩数に対して、どれだけ達成できているかがひと目でわかります。
シンプルなアイコンですが、日常的な活動量を把握するにはとても便利です。
消費カロリーアイコン
その日の総消費カロリーを表示します。基礎代謝に加えて、アクティビティで消費したカロリーも含まれます。
睡眠アイコン
前夜の睡眠時間や睡眠の質を表示するアイコンです。深い睡眠と浅い睡眠の割合も確認できます。
良いパフォーマンスを発揮するには睡眠の質がとても大事。毎朝チェックする習慣をつけると、自分の体調管理に役立ちますよ。
呼吸数アイコン
1分間あたりの呼吸回数を表示します。通常は安静時に1分間で12〜20回程度と言われていますが、個人差が大きい指標です。
異常に高い・低い値が続く場合は、体調に何か変化があるサインかもしれません。
パルスオキシメーター(Pulse Ox)アイコン
血中酸素飽和度を測定するアイコンです。高地トレーニングや睡眠中の呼吸状態をチェックするのに使われます。
HRVステータスアイコン
心拍変動の状態を示すアイコンです。HRVは自律神経のバロメーターとも言われ、体調や回復状態を把握するのに役立ちます。
持久力スコアアイコン
持久力のレベルをスコア化したものです。ランニングやサイクリングなどの有酸素運動を続けると、この数値が上がっていくのを感じられるでしょう。
ヒルスコアアイコン
坂道でのパフォーマンス能力を示すアイコンです。ヒルスコアが高いほど、坂道での走行や登りに強いことを示します。
トレーニングレディネスアイコン
今トレーニングを行う準備ができているかを総合的に判断するアイコンです。睡眠、ストレス、回復状態などをもとに算出されます。
「今日はトレーニングをしても大丈夫そう」「今日は休息を取ったほうがよさそう」という判断の目安になります。
強度アクティビティ時間アイコン
週間の強度別アクティビティ時間を表示します。中強度と高強度のアクティビティに分けて表示され、健康維持に必要な運動量を達成できているかがわかります。
環境・アウトドア系のGarminアイコン一覧
アウトドアアクティビティを楽しむ人には、これらのアイコンが特に役立ちます。
高度計アイコン
現在の高度を表示するアイコンです。登山やトレイルランニングなど、標高の変化を把握したいときに便利です。
GPSで高度を計測するモデルと、気圧式高度計を搭載しているモデルがあります。
気圧計アイコン
現在の気圧と気圧のトレンドを表示するアイコンです。急激な気圧の変化は天候の変化を示すことがあるので、登山をするときには要チェックです。
コンパスアイコン
方角を示すアイコンです。地図と組み合わせて使うと、現在地や進行方向を把握しやすくなります。
ABCアイコン
高度計(Altimeter)・気圧計(Barometer)・コンパス(Compass)の3つをまとめて表示するアイコンです。Instinctシリーズなど、アウトドア向けモデルでよく見かけます。
気温アイコン
現在の気温を表示します。デバイスに搭載された温度センサーで計測されますが、体温や直射日光の影響を受けることもあるので、あくまで目安として捉えておきましょう。
天気アイコン
現在の天気と気温を表示するアイコンです。スマートフォンと連携している場合、インターネット経由で天気情報を取得します。
日の出・日の入りアイコン
その日の日の出と日の入りの時刻を表示します。登山やキャンプの計画を立てるときに重宝します。
降水確率アイコン
その日の降水確率を表示します。これもスマートフォン連携で取得できる情報です。
その他のGarminアイコン
通知アイコン
スマートフォンからの通知の有無を示します。メッセージや着信、アプリの通知が届くとこのアイコンが表示されます。
ミュージックコントロールアイコン
音楽再生をコントロールする画面に移動できるアイコンです。ランニング中やトレーニング中に、曲を切り替えたり音量を調整したりできます。
カレンダーアイコン
当日の予定があるかどうかを示すアイコンです。スマートフォンのカレンダーと連携している場合に表示されます。
inReachアイコン
inReach衛星通信デバイスと連携している場合に表示されるアイコンです。山岳地帯など携帯電話の電波が届かない場所でも、衛星経由でメッセージの送受信やSOSの発信ができます。
DogTrackアイコン
ドッグトラッキングシステムと連携している場合に表示されます。愛犬の位置情報を追跡したいときに使う機能です。
よくある質問と対処法
ここからは、Garminユーザーからよく寄せられる質問とその対処法をまとめました。
Q. 見慣れないアイコンが表示されたけど、どうすればいい?
まずは落ち着いて、そのアイコンが何を示しているのかを確認しましょう。この記事の一覧を参考にしていただければ、ほとんどのアイコンの意味がわかるはずです。
それでもわからない場合は、お使いのデバイスのオーナーズマニュアルを確認するのが確実です。Garminの公式サポートサイトでも、モデルごとにアイコンの説明が公開されています。
Q. アイコンがいつもと違う色で表示されている
アイコンの色が変わっている場合は、何らかのステータス変化を示していることが多いです。
たとえばバッテリーアイコンが赤くなっていれば残量が少ないサインですし、心拍数アイコンが灰色になっていれば測定がうまくできていない可能性があります。
Q. GPSアイコンがずっと点滅したまま
GPS信号を捕捉できない状態が続いている可能性があります。
- 屋外に出て、周りに高い建物や木がない場所に移動する
- しばらくその場で静止して待つ(動きながらだと捕捉しにくい)
- デバイスの再起動を試す
これらの方法で改善されない場合は、公式サポートに問い合わせることをおすすめします。
Q. アイコンが表示されない機能がある
その機能がお使いのモデルに搭載されていない可能性が高いです。すべてのGarminデバイスにすべての機能が搭載されているわけではありません。
お使いのモデルの仕様を確認してみてください。
Garminアイコンを正しく理解して、デバイスをもっと活用しよう
今回は、Garminデバイスに表示される主要なアイコンをカテゴリ別に紹介しました。
アイコンの意味がわかると、デバイスが今どんな状態なのかをすぐに把握できるようになります。GPSの接続状況やバッテリー残量、心拍数の測定状態など、アクティビティを始める前に確認しておきたい情報がひと目でわかるのは大きなメリットです。
特に覚えておきたいのは以下のポイントです。
- アイコンはモデルによって異なるので、表示されないからといって故障とは限らない
- 点滅はサーチ中、点灯は接続完了が基本ルール
- 健康関連のアイコンはあくまで参考値として捉え、体調管理の補助に使う
もしこの記事に載っていないアイコンに出会ったら、お使いのデバイスのオーナーズマニュアルやGarmin公式サポートサイトを確認してみてください。モデルごとに詳しい説明が用意されています。
Garminデバイスは、正しく使いこなせばとても頼りになるパートナーです。アイコンの意味を理解して、日々のアクティビティや健康管理に役立ててくださいね。

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