iPhoneの塗装って、実際どうなんだろう。
「自分好みのカラーに変えたい」「傷が気になるから塗装でカバーしたい」……そう思ったことはありませんか?
でも、いざ調べてみると「保証が効かなくなる」とか「防水がダメになる」なんて話も出てきて、なかなか踏み切れないですよね。
この記事では、iPhone塗装を検討している人に向けて、塗装の方法やリスク、業者選びのポイントをまとめています。
「DIYで挑戦するか」「プロに依頼するか」で迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたにとってベストな選択肢が見つかるはずです。
iPhone塗装を検討する前に知っておくべきこと
まずは、iPhone塗装の「3大リスク」 をしっかり認識しておきましょう。
塗装をするということは、単に見た目を変えるだけではありません。それに伴うデメリットもきちんと理解しておく必要があります。
メーカー保証が完全に無効になる
iPhoneを分解して塗装する行為は、Appleの公式サポートページにおいて 「改造」 に該当します。
つまり、塗装を施したiPhoneは、Appleの保証およびAppleCare+の対象外になります。
たとえ塗装後にバッテリーが膨らんだり、画面が映らなくなったりしても、AppleStoreや正規サービスプロバイダでは修理を受け付けてもらえません。
防水性能がほぼ失われる
iPhoneは防水性能を備えていますが、これは工場出荷時の密閉状態があってこそです。
塗装のために分解・再組み立てを行うと、防水シールが破損したり、正しく密閉されなくなったりします。
プロの業者に依頼したとしても、元の防水性能を完全に維持したまま塗装するのはほぼ不可能と考えてください。
下取り・買取価格がゼロになる可能性がある
塗装されたiPhoneは、改造端末として扱われます。
そのため、Appleの下取りプログラムには出せませんし、買取ショップでも査定がつかないか、通常の買取価格と比べて大幅に減額されることがほとんどです。
「数年後に売る予定」という方は、この点も重く受け止めておくべきでしょう。
iPhone塗装の主な方法は2つ|DIYか業者依頼か
それでも塗装したいと思った場合、選択肢は大きく分けて2つです。
- 自分でやる(DIY)
- プロの業者に依頼する
それぞれの特徴を、費用・品質・リスクの面から比較していきましょう。
自分で塗装する(DIY)
特徴
自分でiPhoneを分解し、塗装する方法です。市販のスプレー塗料やエアブラシを使って仕上げます。
メリット
- 費用が安い:数千円〜1万円程度で始められます。
- 自由度が高い:自分好みの色や質感を選べます。
- 達成感がある:自分でやったという満足感が得られます。
デメリット
- 失敗リスクが非常に高い:塗料のノリが悪かったり、ムラになったり、塗料が内部基板に入り込んで故障する可能性もあります。
- 技術と根気が必要:美しく仕上げるには、分解・マスキング・塗装・組み立てと、かなりのスキルと手間がかかります。
- すべて自己責任:失敗しても、保証はもちろん、誰にも文句は言えません。
向いている人
- とにかく費用を抑えたい人。
- DIYが好きで、失敗しても納得できる人。
- 完璧な仕上がりよりも「自分でやった」という体験を重視する人。
向いていない人
- 完璧な仕上がりを求める人。
- 保証や防水性能を少しでも維持したい人。
- iPhoneを長く大切に使いたい人。
プロの業者に依頼する
特徴
iPhone塗装を専門に行うショップに、端末を預けて塗装してもらう方法です。
メリット
- 品質が高い:プロの技術で、美しく耐久性の高い仕上がりが期待できます。
- 失敗リスクが軽減される:多くの業者は、塗装後の動作確認や一定の保証を提供しています。
- 幅広いカラーバリエーション:マット、グロス、メタリックなど、プロならではの仕上げが可能です。
デメリット
- 費用が高い:相場は 2万円〜5万円以上 かかります。
- 預けている間、iPhoneが使えない:代替機を準備する必要があります(数日〜1週間程度)。
- 業者によって品質にバラつきがある:実績や使用塗料をしっかり確認する必要があります。
向いている人
- 費用よりも品質を重視する人。
- 完璧な仕上がりを求める人。
- 自分でやる自信がない人。
向いていない人
- 費用を抑えたい人。
- すぐにiPhoneを使う必要がある人。
- 業者選びに時間をかけたくない人。
プロの塗装業者を選ぶときの3つのチェックポイント
プロに依頼する場合、業者選びが仕上がりを大きく左右します。
「なんとなく」で選ぶのは危険です。以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
1. 実績写真が豊富か
実際に塗装したiPhoneの写真が、公式サイトやSNSに多数掲載されているかを確認しましょう。
- 細かい部分の仕上がり(カメラ周り、ボタン周辺)がきれいか。
- 色の再現性はどうか。
「加工しすぎている写真」や「極端に少ない実績」は、信頼性に欠ける可能性があります。
2. 使用する塗料が明示されているか
塗装の耐久性や美しさを左右するのが 「塗料」 です。
専門的な業者であれば、自動車用のウレタン塗料など、耐久性の高い塗料を使用していることを明示していることが多いです。
「使用塗料はお問い合わせください」という業者は、品質に自信がないか、不明な塗料を使っている可能性もあるため、注意が必要です。
3. アフター保証はあるか
塗装後の「色剥がれ」や「動作不良」に対する保証が設定されているかを確認しましょう。
- 保証期間はどれくらいか。
- 保証対象になるトラブルと、ならないトラブルは何か。
保証内容が明確でない業者は、トラブルが起きたときに泣き寝入りするリスクがあります。
よくある質問|iPhone塗装の疑問を解決
ここでは、iPhone塗装に関するよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 塗装しても防水機能は完全に失われるの?
A. はい、ほぼ失われると考えてください。
プロの業者でも、元の防水性能を維持したまま塗装するのは不可能に近いです。水回りでの使用は避け、万が一水に濡らした場合はすぐに電源を切り、乾燥させるなどの対応を心がけましょう。
Q. 塗装に適したiPhoneの機種はある?
A. 基本的には全機種可能ですが、背面がガラスのモデルは特に注意が必要です。
iPhone 8以降の背面ガラスモデルは、分解の難易度が高く、割れるリスクがあります。業者によっては対応していない場合や、追加料金が発生する場合もあります。
Q. 自分で分解して、筐体だけ業者に塗装してもらうことはできる?
A. 可能な場合もありますが、対応している業者は限られます。
これは「ハイブリッド方式」と呼ばれる方法で、工賃を抑えられる可能性があります。ただし、分解は自己責任であり、分解時に端末を破損するリスクもあります。業者に事前に確認することをおすすめします。
Q. 塗装にかかる期間はどのくらい?
A. 業者によりますが、通常は3日〜1週間程度です。
塗装の工程(脱脂、下地処理、塗装、乾燥、組立、検査)に時間がかかるためです。預けている間の代替機は必ず準備しておきましょう。
iPhone塗装は「覚悟」が大切|まとめとあなたへのアドバイス
いかがでしたか?
iPhone塗装は、単なるカスタマイズではなく、保証・防水・下取りという3つの重要な価値を「手放す」行為 であることがおわかりいただけたと思います。
改めて、塗装を検討する際のチェックリストです
- [ ] メーカー保証が無効になることを受け入れられるか。
- [ ] 防水性能が失われるリスクを理解しているか。
- [ ] 下取り・買取価格がゼロになる可能性を許容できるか。
- [ ] DIYの場合、失敗しても自己責任で納得できるか。
- [ ] プロに依頼する場合、業者選びのポイントを実践できるか。
このチェックリストに一つでも「ノー」があるなら、一度立ち止まって考え直してみてください。
どうしても「塗装したい!」という気持ちが強いなら、リスクを最大限に理解したうえで、自分にとって最適な方法(DIY or プロ)を選んでください。
特にプロに依頼する場合は、価格だけで判断せず、実績・使用塗料・保証の3つを必ず確認して、後悔のない選択をしてくださいね。

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