Bluetoothイヤホンを使っていて、誤ってイヤホンのボタンに触れてしまい、知らない人に電話をかけてしまった……そんな経験はありませんか?
特にAndroidスマホを使っている場合、イヤホンのボタン操作でリダイヤルが実行されてしまうケースが多くあります。本記事では、AndroidでBluetoothイヤホンのリダイヤルを無効にする方法を、通話機能を残したまま対策できるかどうかも含めて詳しく解説します。
Bluetoothイヤホンのリダイヤルが発生する原因とは?
まず、なぜBluetoothイヤホンでリダイヤルが発生するのか、その原因を理解しておきましょう。
多くのBluetoothイヤホンには、イヤホン本体に操作ボタンが搭載されています。このボタンをダブルクリックすると、最後にかけた電話番号に自動で発信する「リダイヤル」機能が作動する仕様になっています。
これはBluetoothのAVRCP(オーディオ/ビデオ リモートコントロール プロファイル)という規格に基づく動作で、Androidスマホ側もこの操作を受け付けるようになっているためです。
つまり、イヤホンをポーチにしまったり、耳に装着し直したりする際に誤ってボタンを2回押してしまうと、知らない間に電話をかけてしまうことがあるわけです。
AndroidでBluetoothイヤホンのリダイヤルを無効にする具体的な設定手順
Androidスマホでリダイヤルを無効にする方法は、思ったよりシンプルです。Androidの標準機能を使って、Bluetoothイヤホンごとに「通話の音声」プロファイルをオフにする方法をご紹介します。
注意点として、この設定を行うとそのイヤホンでは通話機能が使えなくなります。音楽や動画の再生には影響しませんが、電話の着信応答や発信が一切できなくなる点をあらかじめご了承ください。
設定手順(Android 12/13/14 共通)
- Androidスマホの「設定」アプリを開く
- 「接続済みのデバイス」または「機器接続」をタップ(機種によって表記が異なります)
- 「Bluetooth」をタップし、ペアリング済みのイヤホンの一覧を表示する
- リダイヤルを無効にしたいイヤホンの右側にある「歯車(設定)」アイコンをタップ
- 表示された詳細設定画面で「通話の音声」または「電話の音声」のトグルスイッチをオフにする
これで設定完了です。この操作を行うことで、イヤホンのボタンをダブルクリックしてもリダイヤルは実行されなくなります。
この設定で変わること・変わらないこと
- 変わらないこと: 音楽・動画の再生/一時停止、音量調整、曲送り/曲戻しなどの操作は引き続き利用できます
- 変わること: イヤホンで電話をかける・電話に出る・通話するといった通話関連のすべての機能が使えなくなります
通話機能を残したままリダイヤルだけを無効にする方法はある?
「リダイヤルは防ぎたいけど、通話機能は使いたい」というのが本音ですよね。
結論から言うと、Androidの標準設定だけでは、通話機能を残したままリダイヤルのみを無効にすることはできません。先ほど紹介した「通話の音声」をオフにする方法では、通話機能ごと無効化されてしまうためです。
ただし、イヤホン側の設定でリダイヤルだけを防げるケースもあります。
メーカー純正アプリでボタン割り当てを変更できる場合
SonyやBose、Ankerなどの一部のBluetoothイヤホンメーカーは、専用のコンパニオンアプリを提供しています。このアプリを使って、イヤホンのボタンに割り当てられた機能をカスタマイズできるモデルがあります。
例えば、ダブルクリックの動作を「リダイヤル」から「音量調整」や「次の曲へ」などに変更できれば、通話機能はそのままにリダイヤルだけを回避できます。
ただし、この方法はすべてのイヤホンで対応しているわけではありません。お使いのイヤホンに専用アプリがあるかどうかを確認し、アプリ内でボタンのカスタマイズが可能かチェックしてみてください。
どうしても通話機能を残したい場合の対策
専用アプリでのカスタマイズに対応していないイヤホンの場合、通話機能を残すことを優先すると、リダイヤルのリスクと付き合うしかありません。
その場合は、以下のような運用で対策するのもひとつの手です。
- イヤホンをしまう前に、スマホのロック画面を確認してからポーチに入れる
- イヤホンのボタン部分が押されにくいケースやポーチを使う
- タッチ操作式のイヤホンは、タッチセンサーの反応をオフにする機能が搭載されているモデルもあるため、設定を確認する
よくある質問(Q&A)
Q. イヤホン側でリダイヤルを無効にする設定はありませんか?
A. 多くの市販されているBluetoothイヤホンには、本体だけでリダイヤル機能をオフにする設定は搭載されていません。イヤホンはスマホに対して「リダイヤル操作をしましたよ」という信号を送るだけなので、基本的にはスマホ側での対応が必要です。
Q. 設定を変更したらイヤホンが全く使えなくなることはありますか?
A. いいえ。「通話の音声」をオフにしても、音楽再生などのメディアオーディオ機能はそのまま使えます。イヤホンがペアリング解除されるわけでもないので、ご安心ください。
Q. Androidのバージョンによって設定メニューが違うのですが?
A. Androidのバージョンやスマホメーカー(Samsung、Xiaomi、Google Pixelなど)によって、設定メニューの名称や階層は若干異なります。「接続済みのデバイス」が見つからない場合は、「Bluetooth」や「機器接続」というメニューを探してみてください。また、設定アプリの画面上部にある検索窓で「Bluetooth」や「通話」と検索すると、該当メニューにたどり着きやすくなります。
Q. リダイヤルを防ぐアプリはありますか?
A. 現時点では、Androidの標準機能でリダイヤル動作を制御する一般的なアプリは広く認知されていません。Bluetoothプロファイル自体の制御はOSレベルでの対応となるため、先述した設定変更が最も確実な方法です。
まとめ:自分の使い方に合った対策を選ぼう
AndroidでBluetoothイヤホンのリダイヤルを無効にするには、以下の選択肢があります。
| 対策方法 | 通話機能 | リダイヤル防止 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| Androidで「通話の音声」をオフにする | 使えなくなる | 確実に防止できる | イヤホンを音楽専用で使いたい人 |
| メーカー専用アプリでボタン機能を変更する | 使える(機種による) | 防止できる場合がある | 対応機種を使っている人 |
| 運用でカバーする | 使える | リスクは残る | どうしても通話機能を残したい人 |
リダイヤル誤発信に悩んでいる方は、まずはAndroidの設定を見直してみてください。音楽視聴がメインで通話をほとんどしないという方には、通話の音声をオフにする方法が最も確実でおすすめです。
もし通話機能も必要で、かつリダイヤルも防ぎたいという方は、次にイヤホンを買い替えるタイミングで、ボタン割り当てをカスタマイズできるモデルを検討してみるのもよいでしょう。
ご自身の使い方に合わせて、最適な対策を選んでくださいね。

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