「ワイヤレスマウス 青」って、どんなマウスのことだろう?と思ったことはありませんか。
パソコン用のマウスを選んでいると、「ブルーLED搭載」や「青く光る」といった表記を目にすることがあります。この「青」は、単なるデザインの色ではなく、マウスがデスクの上を読み取るための技術に関係しているんです。
この記事では、ワイヤレスマウスの「青」が何を意味するのか、ほかの読み取り方式と何が違うのか、そしてブルーLEDマウスの選び方とおすすめの製品を紹介します。マウス選びで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ワイヤレスマウスの「青」とは?ブルーLEDの仕組み
「ワイヤレスマウス 青」の「青」は、マウス本体の色ではなく、ブルーLED(青色発光ダイオード)を搭載した読み取り方式のことを指します。
マウスは、底面から光を当ててデスクの表面を撮影し、その画像の変化から動きを検出しています。このときの光源が青色のLEDだというわけです。
ブルーLEDは、波長が短く拡散率が高いという特性を持っています。つまり、青色光は赤色光などと比べて、わずかなホコリやデスク表面の凹凸をより細かく感知しやすいんです。
そのため、従来の赤色LED(光学式)では読み取りにくかった木目調のデスクや、少し凹凸のある素材でも、比較的安定して動作しやすくなっています。
ただし、注意したいのが光沢面です。鏡のように光を反射する素材や、透明なガラスデスクの上では、ブルーLEDでも正確に読み取れない場合があります。これは、どの読み取り方式でもある程度共通する弱点です。
ワイヤレスマウスの読み取り方式、4つの違いを比較
ブルーLEDマウスの特徴をより理解するために、代表的な読み取り方式を簡単に比較してみましょう。
| 読み取り方式 | 光源の色 | 主な特徴 | 得意なデスク素材 |
|---|---|---|---|
| ブルーLED | 青色 | 拡散率が高く、凹凸を検知しやすい | 木目、金属、プラスチックなど多様な素材 |
| 光学式(赤色LED) | 赤色 | 最も一般的でコストが安い | 布製マウスパッド、無地のデスク |
| レーザー | 不可視(赤外線) | 非常に高精度で、ほとんどの素材で動作する | 光沢のある素材、ガラス(一部を除く) |
| IR LED | 不可視(赤外線) | 省電力性に優れ、電池寿命が長い | 光学式(赤色LED)と同程度 |
ブルーLEDは、光学式(赤色LED)よりも読み取り精度が高く、レーザー方式ほど高価ではないという、ちょうどいいバランスの方式といえます。価格帯も手頃な製品が多く、初めてワイヤレスマウスを選ぶ方にもおすすめしやすい選択肢です。
ブルーLEDワイヤレスマウスのメリットとデメリット
ここで、ブルーLEDワイヤレスマウスの良いところと、注意すべき点を整理しておきましょう。
メリット
- 木目調のデスクや、つるつるした素材でも安定して動作しやすい
- レーザーマウスより比較的価格が抑えられている製品が多い
- 省電力性能も高く、電池交換の頻度が少ないモデルもある
デメリット
- 鏡や透明ガラスの上では動作が不安定になる、または動作しない
- 読み取り精度はレーザー方式にはやや劣る場合がある
- 製品によっては、特定のOSで一部の機能(サイドボタンなど)が使えないことがある
ブルーLEDマウスを選ぶときは、自分のデスク環境が光沢面ではないかを最初に確認すると失敗しにくいでしょう。
おすすめブルーLEDワイヤレスマウス2選
ここからは、実際に購入を検討しやすいブルーLED搭載のワイヤレスマウスを2つ紹介します。どちらも大手メーカーの製品で、販売が継続的に確認できているモデルです。
1. コスパ重視のシンプルモデル:サンワダイレクト ワイヤレスマウス
まず紹介するのは、サンワダイレクト ワイヤレスマウスです。
対称形のデザインで、右手でも左手でも使いやすいのが特徴です。カーソルの動く速さを3段階(800/1200/1600カウント)で切り替えられるスイッチが付いているので、パソコンの設定をいじらなくても感覚を調整できるのが便利なポイントです。
サイドには「進む」「戻る」ボタンも付いているので、ウェブサイトの閲覧がスムーズになります。
- メリット:価格が手頃(参考価格 ¥1,598 税別)で、基本的な機能がしっかり揃っている。
- デメリット:Macシリーズではサイドボタンが使用できない場合がある。静音設計ではないため、クリック音が気になる方には向かない。
- 向いている人:Windowsパソコンを使っていて、コストパフォーマンスを重視する人。
- 向いていない人:Macユーザーでサイドボタン機能を必要とする人。静かな場所での使用を重視する人。
- 注意点:連続動作時間は約130時間。電池の持ちが特に気になる方は、次に紹介するモデルも検討しましょう。
2. 握り心地を重視するなら:エレコム EX-G ワイヤレスマウス
次に紹介するのは、エレコム EX-G ワイヤレスマウスです。
人間工学に基づいたデザインが特徴で、手のひらにしっかりフィットする形状を採用しています。長時間のデスクワークでも手が疲れにくいと評価されているモデルです。
ブルーLEDに加えて、分解能が2000カウントと高精度なのもポイント。細かい作業や、大きなモニターでのカーソル移動もストレスなく行えます。
- メリット:握り心地が良く、長時間の使用に適している。分解能が高く精密な操作が可能。
- デメリット:サンワダイレクトの製品よりやや価格が高め(参考価格 ¥1,998 税別)。
- 向いている人:1日のパソコン使用時間が長く、マウスの操作感や疲れにくさを重視する人。
- 向いていない人:左右対称のマウスを好む人。とにかく安い製品を探している人。
- 注意点:非磁性体(木製机など)での通信距離は10mですが、磁性体(スチール机など)では通信距離が3mに短縮されます。電池の持ちは非常に良く、連続動作時間は約370時間、想定電池使用可能期間は約722日とされています。
ブルーLEDマウスを選ぶときのチェックポイント
実際にブルーLEDマウスを購入するときに、確認しておきたいポイントをまとめました。
- 自分のデスク環境を確認する:光沢のある机やガラスデスクで使う予定があるなら、ブルーLEDではなく、一部のガラスデスクに対応した高性能レーザーマウスを検討したほうがよいかもしれません。
- OSの互換性をチェックする:特にMacで使う予定の方は、サイドボタンなどの多機能ボタンが対応しているか、メーカーの公式サイトで確認しましょう。
- 電池の持ち具合:ワイヤレスマウスは電池交換が面倒に感じることもあります。長時間動作するモデルを選ぶと、快適に使い続けられます。
- 静音性の有無:オフィスやカフェ、夜間の使用など、クリック音が気になる環境なら静音モデルを選びましょう。今回紹介したモデルは静音仕様ではありません。
ワイヤレスマウス 青に関するよくある疑問
ここで、ブルーLEDマウスについて読者がよく抱く疑問にお答えします。
Q. ブルーLEDマウスはガラスデスクで使えますか?
A. 原則として、透明なガラスデスクや鏡の上では動作しません。一部の高価なレーザーマウスにはガラス対応のものもありますが、ブルーLED方式では難しいと考えておいたほうが無難です。
Q. ブルーLEDとレーザー方式はどちらが良いですか?
A. 読み取り精度や対応デスク素材の広さではレーザー方式が優れていますが、その分価格も高くなる傾向があります。一般的なオフィスや家庭のデスク(木目調やプラスチック製など)で使うなら、コスパの良いブルーLEDで十分すぎるほどの性能が得られます。
Q. 「ブルーLEDマウス」と「青いマウス」は同じですか?
A. 全くの別物です。「ブルーLEDマウス」は読み取り方式の名称で、マウス本体の色が青いとは限りません。一方、「青いマウス」は単に筐体(きょうたい)の色が青色のマウスのことです。検索するときは、この違いに注意しましょう。
ワイヤレスマウス選びで失敗しないために
今回の記事でお伝えしたかったことをまとめます。
ワイヤレスマウスの「青」は、ブルーLEDという読み取り方式を意味し、多くのデスク素材で安定した操作を実現する技術です。
すべての環境で使えるわけではありませんが、一般的なデスク環境であれば、ブルーLEDマウスは非常にバランスの取れた選択肢になります。
マウスを選ぶときは、「自分の使っているデスクの素材」と「使っているパソコンのOS」 をまず確認しましょう。そのうえで、今回紹介した製品をはじめとする複数のモデルを比較し、自分の手の大きさや使い方に合ったものを選んでください。
価格や仕様は変更されることがあります。購入前には必ず各メーカーの公式サイトや販売ページで最新情報を確認することをおすすめします。


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