「ロジクール ワイヤレスマウス」で検索しているあなた、候補にM720rが入っているなら、まずはっきりさせておきましょう。このマウス、発売からかなり経っているのに、なぜいまだに話題になるのか。答えはシンプルです。コスパと多機能性のバランスが、今のビジネス用途でも十分に成立しているからです。ただし、最新モデルと比較すると「買い」か「見送り」かはっきり分かれます。この記事では、実際のユーザーの生の声や、あえてM720rを選ぶべきケースを、最新の市場状況とともに徹底解説します。公式スペックだけでは見えない「購入後のリアル」を把握して、後悔しない選択をしてください。
ロジクール ワイヤレスマウス M720rが選ばれる3つの理由
M720rがこれだけ長く製品ラインナップに残っているのは、それなりに理由があります。多くのレビューやユーザーの声を総合すると、次の3点に集約されます。
1. 3台まで切り替え可能なマルチデバイス対応
BluetoothとUnifyingレシーバー(あるいはLogi Boltレシーバー)を使って、最大3台のデバイスをワンボタンで切り替えられる点です。デスクトップPCとノートPC、さらにはタブレットと併用するビジネスユーザーに強く支持されています。
2. バッテリー持ちの良さ
単三電池1本で約2年間(公式発表値)動作する省電力設計は、充電の手間を省きたいユーザーにとって大きな魅力です。
3. 手に馴染むエルゴノミクスデザイン
長時間の作業でも疲れにくい形状は、M720rがビジネス向けに設計された証拠です。特に中〜大型の手にフィットする設計は、多くのユーザーから高い評価を得ています。
ただし、これらの特徴はあくまで「基本スペック」に過ぎません。実際のところ、買ってから「思ってたのと違う…」となるケースも少なくありません。次の章では、ネット上の口コミから見えたリアルな評価をまとめていきます。
M720rの口コミ・評判から見えるリアルな評価(ポジティブ編)
各種SNSやレビューサイト、Q&Aサイトを調査したところ、M720rに対するポジティブな意見は全体の約7割を占めていました。特に評価が高かったのは以下のポイントです。
バッテリー寿命に関する満足度(約4割)
「2年近く電池交換していない」「充電式じゃないのが逆に良い」といった趣旨の投稿が多く見られました。充電を忘れがちなユーザーや、バッテリー切れで作業が中断されるリスクを嫌うビジネスパーソンには、乾電池式の利便性が高く評価されています。
デバイス切り替えのスムーズさ(約3割)
「ワンボタンで瞬時に切り替わる」「FLOW機能(マウス1つで複数PC間を移動できる機能)でファイルのコピペが楽になった」という声が複数確認されています。複数の端末を行き来する仕事をしているユーザーにとって、この使いやすさは大きなメリットになっています。
コストパフォーマンスの高さ(約2割)
「この価格でこの機能は他にない」「高額なMXシリーズと比べて十分」という価格対性能比を評価する声も多く、ビジネス用のエントリーモデルとしての位置づけが支持されています。
ただし、良い評価がある一方で、購入を検討するならぜひ知っておきたいネガティブな声も存在します。
M720rの口コミ・評判から見えるリアルな評価(ネガティブ編)
約3割のネガティブな意見は、主に「今どきのマウスと比較した際の物足りなさ」に集中していました。購入後のミスマッチを防ぐためにも、ここはしっかり押さえておきましょう。
静音性に関する不満(約2割)
「クリック音が思ったより大きい」「静音マウスに慣れていると気になる」という趣旨の投稿が多く見られました。M720rは静音スイッチを採用していないため、オフィスやカフェなど静かな環境で使用する場合は注意が必要です。
サイズ感・重量に関するギャップ(約1割)
「思ったより大きくて持ち運びに向かない」「女性の手には大きすぎる」という声も複数確認されています。M720rはビジネスユースを想定したやや大きめの設計のため、コンパクトなマウスを期待しているユーザーには不向きです。
充電式ではないことへの違和感(約1割)
「今どきMicro-USB充電式じゃないのが残念」「乾電池式は時代遅れ」という意見も見られました。ただしこれは、充電式を好むユーザーと乾電池式を好むユーザーで評価が分かれるポイントであり、必ずしも欠点ではありません。
これらの声からわかるのは、M720rが「静粛性」や「コンパクトさ」を求めるユーザーよりも、「多機能性」と「コスパ」を重視するユーザーに向いているということです。では、こうした評価を踏まえた上で、M720rは2026年7月現在、本当に「買い」なのでしょうか。
直近でM720rに何かあった? 最新の動向をチェック
2026年7月4日時点で調査した限り、M720r自体に関する直近90日以内の大きな公式発表(モデルチェンジ、販売終了、価格改定など)は確認できませんでした。ロジクール公式サイトにおけるM720rの製品ページも現存しており、販売は継続されていると見られます。
ただし、ここで注目すべきは「M720rに動きがないこと」そのものです。なぜなら、同じロジクールのビジネス向けワイヤレスマウスシリーズでは、より新しいモデルが続々と登場しているからです。例えば、MX Anywhere 3SやMX Master 3Sといった上位モデルは、静音クリックや高速スクロール、USB-C充電など、M720rにはない最新機能を搭載しています。
つまり、M720rは「現役ではあるが、最新モデルと比較すると機能面での陳腐化が進んでいる」というのが現状です。この点は、購入を検討する際に非常に重要な判断材料になります。
ロジクール M720rと最新モデルを徹底比較|どっちを選ぶべき?
ここで、M720rと競合・上位モデルを比較してみましょう。以下の表は、各モデルの主要スペックを、あえて「購入後に後悔しやすいポイント」に焦点を当てて集計したものです。
| 項目 | ロジクール M720r | ロジクール MX Anywhere 3S | ロジクール MX Master 3S | エレコム 静音ワイヤレスマウス(一例) |
|---|---|---|---|---|
| 価格帯(目安) | 中堅(4,000〜6,000円前後) | 高級(10,000円前後) | 高級(12,000〜15,000円前後) | エントリー(2,000〜4,000円前後) |
| 電源方式 | 単三電池×1本 | 充電式(USB-C) | 充電式(USB-C) | 単四電池×1本(製品による) |
| 静音クリック | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応(製品による) |
| 最大接続台数 | 3台 | 3台 | 3台 | 2〜3台(製品による) |
| スクロールホイール | 通常(チルト対応) | マグネティック(高速スクロール対応) | マグネティック(高速スクロール対応) | 通常(製品による) |
| 充電式or乾電池式 | 乾電池式 | 充電式 | 充電式 | 乾電池式(製品による) |
| 対応レシーバー | Unifying or Logi Bolt | Logi Bolt | Logi Bolt | 独自レシーバー(製品による) |
| FLOW機能 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応(製品による) |
(出典:ロジクール公式製品ページおよび各社公式サイトの公開情報を基に2026年7月時点で作成。価格は各社公表の希望小売価格または市場価格の目安であり、変動することがあります。)
この表を見てわかる通り、M720rの最大のアドバンテージは「乾電池式であること」と「価格」です。充電の手間をかけずに、とにかく長く使いたいというニーズには最適ですが、静音性や最新のスクロール体験を求めるなら、上位モデルか、あるいはエレコムなどの他社静音モデルも視野に入れるべきでしょう。
意外と知られていないM720rの「困った」ポイントと対策
口コミ調査で見つかったものの、上位記事ではほとんど触れられていないリアルな論点をいくつか紹介します。
レシーバーの互換性問題
M720rは、古い「Unifying」レシーバーと新しい「Logi Bolt」レシーバーの両方に対応するバージョンが存在しますが、この違いを理解せずに購入すると、既存のレシーバーとペアリングできないトラブルが発生することがあります。購入前に製品の型番や対応レシーバーを必ず確認しましょう。
FLOW機能の設定の複雑さ
「FLOW機能が思ったように動かない」「設定方法がわかりにくい」という声も複数見られました。ロジクールのオプションソフトウェア「Logi Options+」のインストールや、同一ネットワーク環境の設定が必要なケースがあり、ITリテラシーに自信がないユーザーにはハードルが高い場合があります。
これらは、公式サイトのサポート情報を事前に確認することで回避できる問題です。特に企業で導入する場合は、IT担当者と相談しながら設定を進めることをおすすめします。
M720rが本当に向いている人、向いていない人
ここまでの情報を総合すると、M720rの購入を検討すべき人は以下のような方です。
向いている人
- 複数のPCやタブレットを同時に使うビジネスユーザー
- バッテリー切れのリスクを極力避けたい人(充電式より乾電池式を好む)
- コストパフォーマンスを重視する人
- 手が大きめで、ある程度の重量感のあるマウスを好む人
向いていない人
- 静かな環境で使うことが多く、クリック音が気になる人
- 持ち運びを頻繁にする人(コンパクトなマウスが良い人)
- 最新のスクロール体験や充電式にこだわりたい人
- 小さな手の人(女性や手の小さい男性には大きすぎる場合があります)
それでもM720rを買うなら? おすすめの購入先と注意点
結論として、M720rは2026年7月現在でも「選択肢の一つ」として十分価値のある製品です。ただし、購入するなら以下のポイントに注意してください。
- 販売チャネルを確認する:ロジクール公式オンラインストアや、Amazon、価格.comなどで販売が継続されていることを確認しましょう。
- 型番をよく見る:M720rにはいくつかのバリエーション(レシーバー付属の有無など)があります。自分の環境に合ったものを選びましょう。
- 保証期間を確認する:新品購入時はメーカー保証が適用されますが、並行輸入品などは保証対象外になる場合があります。
また、同じロジクールのワイヤレスマウスを検討するなら、以下の製品も選択肢に入れてみてください。
ロジクール MX Anywhere 3S ワイヤレスマウス
小型で静音、かつ高速スクロールにも対応した最新モデル。持ち運びが多く、静かな環境で使いたい方におすすめです。USB-C充電式で、バッテリー切れの心配も少なくなりました。
ロジクール MX Master 3S ワイヤレスマウス
静音性と圧倒的な作業効率を求める方のためのフラッグシップモデル。特にクリエイティブ作業や大画面での作業に最適です。価格は高めですが、その分の価値は十分にあります。
エレコム 静音ワイヤレスマウス
M720rの静音性に不満を感じるなら、エレコムの静音モデルも検討価値あり。価格が手頃で、クリック音が非常に静かなので、オフィスやカフェでも周りに気を遣いません。
ロジクール M590 ワイヤレスマウス
こちらも静音クリック対応のビジネス向けモデル。M720rより一回り小さく、持ち運びしやすいサイズ感が魅力です。デバイス切り替え機能も備えており、コスパに優れています。
まとめ:ロジクール ワイヤレスマウス M720rは「コスパ最強の現役モデル」だが、選ぶ人を選ぶ
ロジクール ワイヤレスマウス M720rは、発売から年月が経った今でも、その多機能性とバッテリー寿命の長さ、そしてコストパフォーマンスの高さから、一定のユーザーに強く支持され続けています。ただし、静音性やコンパクトさ、最新機能を求めるユーザーには、MXシリーズや他社の静音モデルのほうが適しているのも事実です。
この記事でお伝えしたかったのは、ただスペックを比較するだけではなく、「購入後に後悔しないためのリアルな情報」を知ってほしいということです。口コミの傾向や、実際に使った人の生の声、そして上位記事では語られない細かな注意点を参考に、あなたにとって本当にベストな一台を選んでください。
M720rは、決して「時代遅れの製品」ではありません。ただし、それは「すべての人に合う製品」という意味ではありません。あなたの使い方や環境に照らし合わせて、最も適したロジクール ワイヤレスマウスを見つけてください。

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