ポケモンファンなら誰しも気になる「ピカチュウモバイルバッテリー」。検索してみると、2017年に発売されたモデルの情報や、モバイルバッテリーじゃない充電器の紹介が混ざっていて「結局どれを買えばいいの?」と混乱している人は少なくないはず。
結論から言うと、2026年8月時点でAnker公式が販売するピカチュウデザインのモバイルバッテリーは「Anker 5200mAh ピカチュウモデル」ただ1つです。 ただし、そのスペックは最新のAnker製品と比べると出力面で見劣りします。デザイン重視か、機能重視か。この記事では、公式情報に基づいて現行モデルの実力を徹底検証し、同じ価格帯で買える最新モデルとの比較も紹介します。
ピカチュウモバイルバッテリーの現行モデルはこれだけ!
2026年8月19日時点で、Anker Japan公式オンラインストアに掲載されているピカチュウデザインのモバイルバッテリーは、「Anker 5200mAh ピカチュウモデル」(型番:A1211NE2)のみです。
気になるスペックは以下の通りです。
- バッテリー容量:5,200mAh
- 最大出力:5V/2A(約10W)
- 入力端子:MicroUSB
- 出力端子:USB-A(1ポート)
- 重量:約125g
- サイズ:96×43×23mm
- 価格:2,480円(税込)
このモデルがいつ発売されたものなのかは公式ページには明記されていませんが、Ankerがポケモンセンターと協業してピカチュウモデルを発売したのは2017年6月が最初でした(PR TIMES、2017年6月)。その後、デザインを刷新しながら販売が続けられていると見られます。
ただし、注意が必要なのは2024年10月の発表です。このときAnkerはマグネット式ワイヤレス充電器や電源タップ、ケーブルなど、ピカチュウデザインの新シリーズを発表しましたが(PR TIMES、2024年10月)、これらはモバイルバッテリーではありません。コンセントに挿して使う据え置き型の充電器なので、持ち歩いてスマホを充電したい人とはニーズが異なります。
つまり、持ち歩けるピカチュウバッテリーを探しているなら、現状選択肢は実質この1つ。在庫状況も「在庫わずか」となっており、品薄感が出ているようです。
デザイン重視か機能重視か。同じ価格帯で何が違う?
「ピカチュウのバッテリー、可愛いけど5,200mAhで2,480円って、最新のバッテリーと比べてどうなの?」という疑問を持つ人も多いはず。
そこで、同じAnkerの製品で、似た価格帯・容量の最新モデルと比べてみました。
| 比較項目 | ポケモン モバイルバッテリー Anker 5200mAh ピカチュウ | Anker Nano Power Bank(22.5W、USB-Cコネクター内蔵タイプ) |
|---|---|---|
| デザイン | 全面ピカチュウ柄でファン心をくすぐる | シンプルな無地デザイン。ケーブル内蔵で持ち運びやすい |
| 容量 | 5,200mAh | 5,000mAh(参考値) |
| 最大出力 | 約10W(5V/2A) | 22.5W |
| 充電端子 | USB-A出力 / MicroUSB入力(別途ケーブル必要) | USB-C端子一体型(ケーブル不要) |
| 重量 | 約125g | 約100g前後(推定) |
| 価格(税込) | 2,480円 | 同価格帯モデルあり(例:2,990円前後) |
| スマホ充電時間の目安 | フル充電に2時間以上かかる場合も | 急速充電対応で短時間で充電可能 |
※Anker Nano Power BankのスペックはAnker公式ブログ(2026年5月)の情報を基に記載。価格は執筆時点の調査に基づきます。
この比較でわかるのは、ピカチュウモデルは「出力」と「入力端子の古さ」で明らかに最新モデルに劣るということ。
例えば、今や主流のUSB-C充電に対応しておらず、充電するのにMicroUSBケーブルを別途用意しなければいけません。出力も約10Wなので、大画面スマホをフル充電しようとすると、最新の22.5Wモデルと比べてかなり時間がかかります。
それでもなお、このバッテリーが支持される理由はただ一つ。「ピカチュウ」というデザインにしかない価値です。
ユーザーは「デザイン」と「実用性」のどちらを選んでいる?
Anker公式サイトの商品レビューを確認すると、「ピカチュウの可愛さで購入。通常の物より割高にはなりますが、和むのでOKです」といった趣旨の声が複数見られました(Anker公式レビュー、2026年7月ごろ)。
対象商品はモバイルバッテリーではなくマグネット式ワイヤレス充電器ではありましたが、ピカチュウデザイン製品を買うユーザーの心理としては共通するものがあります。
つまり、購入者の多くは「機能の最先端」より「所有する喜び」を重視している。これはスペック表だけでは測れない、ファンアイテムならではの価値です。
とはいえ、モバイルバッテリーとしての実用性を求めるなら、同じ2,000円台でもっと充実したスペックの製品が買えるのも事実。ここは「自分が何を大事にしたいか」で選ぶべきポイントになります。
ピカチュウモバイルバッテリー、購入前に確認すべき3つのポイント
購入を検討している人に向けて、押さえておくべきポイントをまとめます。
1. 最新の急速充電には非対応
最大出力が約10Wなので、スマホの急速充電には対応していません。最新のスマホをフル充電するには、従来の充電器よりも時間がかかることを前提にしておきましょう。
2. MicroUSBケーブルが別途必要
同梱されているケーブルはMicroUSBタイプ。今どきのUSB-Cケーブルでは充電できません。もし自宅にMicroUSBケーブルがない場合は、別途用意する必要があります。
3. 在庫は「わずか」の状態が続いている
公式ストアでは「在庫わずか」と表示されており、いつ完売してもおかしくない状況です。確実に手に入れたいなら、早めのチェックをおすすめします。
それでもピカチュウが欲しい人、機能を取る人。おすすめ製品
ここまで読んで、「やっぱりピカチュウデザインが欲しい!」という人もいれば、「いや、機能性を優先したい」という人もいるはず。それぞれのおすすめを紹介します。
ピカチュウデザインを徹底的に楽しみたい人に
ポケモンファンなら持っていて絶対にテンションが上がる一品。機能面では最新モデルに劣りますが、所有する満足感は何物にも代えがたい。軽量コンパクトなので、サブバッテリーとしてバッグに忍ばせておくのもおすすめです。
機能性を妥協したくない人に
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)
USB-C端子が本体に直付けされていて、ケーブルいらずでスマホを急速充電できる最新モデル。ピカチュウデザインはありませんが、価格もピカチュウモデルと大きく変わらず、日常使いの実用性は段違いです。
大容量+ワイヤレス充電も楽しみたい人に
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)
容量10,000mAhで、iPhoneだけでなくApple Watchも充電できるハイスペックモデル。Qi2規格に対応し、最大15Wのワイヤレス出力を実現しています(Anker公式製品ページ、2024年10月)。ピカチュウデザインではありませんが、最新機能を詰め込みたい人にぴったりです。
ピカチュウモバイルバッテリーは、機能だけ見れば「割高」と感じる人もいるかもしれません。でも、あの黄色い姿を見るたびに「かわいい」と思えるなら、それだけで十分な価値があるとも言えます。
今買える現行モデルは1つだけ。スペックの古さを理解した上で、それでも「欲しい」と思えるかどうか。あなたの気持ちが答えを出してくれるはずです。





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