e元素 Z-88 メカニカルキーボードは神コスパ?リアルな打鍵感を徹底レビュー

メカニカルキーボード
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「メカニカルキーボードに興味はあるけど、いきなり2万円はキツい…」

そんなあなたにこそ、一度触れてほしい製品があるんです。

e元素 Z-88 メカニカルキーボード。5,000円前後という価格で手に入るのに、打鍵感もカスタマイズ性も本格的。でも「安すぎて逆に不安」という声もよく聞きます。

今回はこのZ-88を半年間みっちり使い倒した視点から、良いところも微妙なところも隠さず話していきます。

e元素 Z-88ってぶっちゃけどうなの?半年使ってわかった真実

「e元素」って名前、聞き慣れないですよね。

実はこのメーカー、ASUSやエレコムといった有名ブランドのキーボードをOEM製造している実績があるんです。つまり完全な無名メーカーではなく、ちゃんとした製造ラインを持っている会社の自社ブランド製品なんですよ。

Z-88シリーズは、メカニカルキーボードの入門機として開発されたモデル。なのに仕様を細かく見ていくと、上位機種にも引けを取らない機能がぎっしり詰まっています。

実際に使ってみて一番驚いたのは「値段から想像できないしっかりした打鍵感」。もちろん高級キーボードと完全に同じとは言いませんが、初めての一台として使うなら「こんなに違うのか」と感動できるレベルです。

Z-88の種類と自分に合う軸の選び方

Z-88には大きく分けて81キーのテンキーレスとフルサイズがあります。でももっと大事なのは、キースイッチの種類です。

メカニカルキーボードの心臓部とも言えるスイッチには、大きく3つのタイプがあります。

赤軸はスイッチが軽くてスムーズ。押し込むときの引っかかりがなく、底までスッと沈みます。音が静かなので、夜中にゲームする人やオフィスで使いたい人に向いています。ただ押した感覚が少ないので、タイピング初心者には少し頼りなく感じるかもしれません。

青軸はカチカチと明確なクリック感があるのが特徴です。押した!という手応えと音が気持ちよくて、タイピングにリズムが生まれます。ただし音が結構大きいので、家族がいる部屋やオフィスでは要注意。周りから「うるさい」と言われる可能性があります。

茶軸は赤軸と青軸の中間です。軽い引っかかりがあって押した感覚はあるけど、青軸ほどうるさくない。プログラミングや長文ライティングをする人にバランスが良くて、最初の一台としてもおすすめです。

迷ったら茶軸を選んでおけば間違いありません。僕自身も茶軸モデルを愛用していますが、仕事でもゲームでも不満を感じたことはないですよ。

使ってみてわかった良いところ4つ

良いところは正直たくさんあるんですが、特にお伝えしたい4つに絞りますね。

まずRGBバックライトが綺麗。キーボード本体だけで発光パターンを切り替えられるので、面倒なソフトのインストールは一切不要。明るさも数段階あって、眩しすぎるということもありません。

次に全キー同時押しに対応していること。ゲームで複数キーを同時に押しても反応がバラバラにならないので、FPSや音ゲーでもストレスがありません。ちゃんとアンチゴースト機能も搭載されています。

三つ目はケーブルが着脱式なところ。キーボード側の端子が頑丈で、断線してもケーブルだけ交換すれば済みます。ケーブルを左右と中央の3方向から出せるので、デスクの配線もスッキリ。

そして一番熱いのが、キースイッチの交換ができること。はんだ付け不要でスイッチを引き抜いて差し替えられるので、「やっぱり赤軸が良かった」と思っても後から変更できます。これで5,000円台は正直すごい。

正直なところ微妙だったポイント

良いことばかりじゃありません。ここはきちんとお伝えします。

打鍵音にキーンという金属音が混ざることがあります。特に底まで強く打鍵する人ほど響きやすいです。これはケースの素材や設計によるものなので、完全には消せません。

キーキャップがプラスチックの質感むき出しで、高級モデルと比べると滑りやすく感じます。PBT素材に慣れている人は安っぽく感じるかもしれません。

あとはUS配列。Enterキーが横長で、ひらがな表記も当然ありません。日本語配列に慣れていると最初は記号の位置で戸惑います。

US配列のリアルな壁と乗り越え方

US配列、これがZ-88を選ぶ上で一番のハードルかもしれません。

実際に使っていて困るのは、アンダーバーが打てないと慌てること。日本語配列だとShift+ろで出るアンダーバーは、US配列ではShift+ハイフンキー(0の隣)です。これに気づくまで僕は30分くらい悩みました。

全角と半角の切り替えは、デフォルトだとAlt+~(チルダキー)になります。ただこれは設定でAlt+半角/全角キーに変更できるので、あまり気にしなくて大丈夫。

2~3日も使えば脳が勝手にUS配列モードに切り替わります。記号の配置も合理的なので、むしろプログラミングや英語入力が多い人にはUS配列の方が快適です。初めての人は焦らず、ゆっくり慣れていきましょう。

打鍵音が気になる人のための静音化テクニック

「メカニカルキーボードが欲しいけど音が心配」

この悩み、とても多いです。でも大丈夫。Z-88なら数千円の追加投資で大幅に静かになります。

一番簡単なのは静音リングです。スイッチの軸に小さなゴムリングをはめるだけで、底打ちしたときのカチャカチャ音がコトコトと柔らかくなります。ネットで数百円から買えて取り付けも簡単。

本気で静かにしたい人は、キーボードケースを開けて内部に制振材を敷き詰めるという方法もあります。これは少し手間がかかりますが、金属音の反響がかなり抑えられます。分解するとメーカー保証が効かなくなるので、その点だけ注意してください。

どうしても音を出せない環境なら、最初から赤軸モデルを選ぶのがベスト。赤軸はスイッチ自体の音が小さいので、静音リングを組み合わせればかなり静かになりますよ。

買う前に知っておきたい注意点

価格が安いからこそ、いくつか事前に知っておいてほしいことがあります。

Z-88には無線モデルもありますが、これには技適マークが付いていない場合があります。日本国内で電波を発する機器は技術基準適合証明(いわゆる技適)の表示が必須です。マークがない無線機器を使うと電波法違反になる可能性があるので、無線で使いたい人は必ず購入前に出品者に技適の有無を確認してください。

また、分解や改造はすべて自己責任です。先ほど紹介した静音化のDIYも、メーカーの想定外の使い方になることを理解しておきましょう。

それからZ-88は2020年頃に大きな人気を博したモデルで、今は後継機種や類似製品も増えています。型番が似ている別モデルもあるので、購入時にスペックをよく確認してください。

結局Z-88は誰におすすめ?

こんな人には、Z-88を全力でおすすめできます。

メカニカルキーボードを初めて試してみたい人。これが一番のターゲットです。数千円で本格的な打鍵感を体験できて、後から軸の交換までできる。入門機としてこれ以上のコスパはなかなかないと思います。

予算は抑えたいけど妥協したくない人。高級キーボードと見た目も遜色なく、普通に使う分には機能面での不足はほぼありません。

カスタマイズを楽しみたい人。ホットスワップ対応でスイッチ交換が自由、キーキャップも好みのものに付け替え放題。壊れてもパーツ交換で直せる安心感があります。

逆に、US配列にどうしても抵抗がある人や、打鍵音に徹底的にこだわりたい人は、実物を触ってから判断した方がいいかもしれません。

まとめ:e元素 Z-88はメカニカルキーボードの入り口に最適な一台

e元素 Z-88 メカニカルキーボードは、「とにかく安く、でも本物のメカニカルを体験したい」という人の期待に見事に応えてくれる製品です。

完璧ではありません。でも5,000円前後でこの品質と拡張性。初めての一台としても、サブ機としても十分すぎる価値があります。何より「自分好みにカスタマイズできる」というワクワク感が、長く付き合えるキーボードにしてくれるんです。

デスクの上に、あなただけの打鍵感を置いてみませんか。

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