「メカニカルキーボードって打鍵感は最高だけど、音がうるさくて職場や家族に気をつかう…」
そんなジレンマを抱えたことはありませんか。かくいう私もその一人で、仕事の集中力を高めたくて高級キーボードに手を出しては、カチャカチャという騒音問題で挫折したクチです。
最近じわじわと注目を集めているのが、周辺機器メーカーとしておなじみのエレコムが出しているメカニカルキーボード。価格は1万円前後と、いわゆる高級キーボードと比べるとかなり手頃。でも「安かろう悪かろう」だったら意味がないですよね。
今回は実際にエレコムのメカニカルキーボードを触ってみた体験と、周りの評判を交えながら、あなたにぴったりの一台を探していきます。結論から言うと、静音性とコスパを両立したいならかなりアリな選択肢です。
なぜいまエレコムのメカニカルキーボードが選ばれているのか
エレコムのメカニカルキーボードが支持されている理由は、はっきり言って「ちょうどよさ」にあります。
高級キーボードのような尖った個性はないかもしれません。でも、そのぶん日常使いでストレスを感じるポイントがちゃんと解消されているんです。
具体的にはこのあたり。
- オフィスでも使いやすい静音設計が施されている
- メカニカル初心者でも手を出しやすい価格帯(1万円前後)
- 国産メーカーならではのJIS配列やサポート体制
特に最後のJIS配列は地味に重要です。海外製のメカニカルキーボードはUS配列が多く、記号の位置や「全角/半角」キーの有無で戸惑う人も少なくありません。エレコムなら最初から日本語配列で、箱から出してすぐ普段通りに使えます。
実際の打鍵感はどうなのか。静音赤軸モデルを試してわかったこと
エレコムのメカニカルキーボードの中でも、特に評価が高いのが「Leggero」シリーズです。なかでもテンキーレスモデルのTK-MC30UKPBKは、比較記事でも上位にランクインする人気機種です。
このモデルの最大の特徴は、独自の静音赤軸スイッチと吸音シートの組み合わせ。実際に打ってみると、カチャカチャという高音がかなり抑えられていて、底打ちしたときの「コトッ」という低くて柔らかい音が残る程度です。在宅ワークで家族が隣にいても、これなら苦情は来ないでしょう。
打鍵感はリニア軸らしくスコスコとした軽快さがありつつ、底に近づくにつれてクッションで受け止められるようなソフトな感触。指への衝撃が少なく、長時間タイピングしても疲れが溜まりにくいと感じました。
気になる点を挙げるとすれば、キー表面がやや滑りやすいこと。指がツルッと滑ってミスタッチすることも最初はありました。ただ、これは使っているうちに慣れますし、慣れてしまえば問題ないレベルです。
フルサイズが欲しい人にはこれ。作業効率を重視するなら赤軸フルキーボード
「テンキーは絶対に必要。Excelの作業が多いから」
という人には、フルサイズのTK-MC50UKLBKがおすすめです。
こちらもLeggeroシリーズで、スイッチは同じく赤軸。キーストローク4.0mm、動作圧50gと、メカニカルキーボードとして標準的なスペックを持っています。着脱式USB Type-Cケーブル採用で、取り回しのよさも魅力です。
実際の打鍵感はテンキーレスモデルと大きくは変わりません。スコスコとした軽快な打ち心地はそのままに、テンキーがあることで数値入力のストレスが格段に減ります。5000万回のキー耐久性とNキーロールオーバー対応で、ゲームにも使えるスペックを持っているのがうれしいところ。
ただし、どちらも有線接続のみ。無線接続を重視する人には向かないので、その点は購入前にチェックしておきましょう。
エレコムのメカニカルキーボードはこんな人に向いている
ここまで読んで「結局、自分に合うのかどうか」が一番気になるところだと思います。エレコムのメカニカルキーボードが特におすすめなのは、次のような人です。
- 初めてメカニカルキーボードを買う入門者
- オフィスや在宅で静音性を重視したい人
- 日本語配列じゃないと困る人
- 1万円前後の予算で抑えたい人
逆に、キーボードマニアが求めるような「カスタマイズ性の高さ」や「唯一無二の打鍵感」を期待すると、少し物足りないかもしれません。ただ、それはエレコムが悪いのではなく、求めているレイヤーが違うという話です。
ある購入者のブログでは「4万文字くらい書くまでは指が痛かったけど、エイジングしたらとても良い感じになった」という声もありました。使い込むほどに手に馴染んでいく、育てる楽しみもあるようです。
エレコムのメカニカルキーボードを選ぶ際に知っておきたい注意点
最後に、購入前に知っておくべき注意点を整理します。
まず、先ほども触れたように無線接続には非対応です。デスク周りをすっきりさせたい人や、タブレットと併用したい人は要注意。
次に、打鍵感には好みが分かれる点。底打ち感と反発が「中途半端」と感じる人もいれば、「これくらいがちょうどいい」と感じる人もいます。可能であれば店頭で触ってから決めるのがベストですが、難しい場合はAmazonのレビューをしっかり読むことをおすすめします。
そして、エレコムのメカニカルキーボードは「実用本位」であること。過度な期待は禁物ですが、日常のタイピングを快適にしてくれる確かな相棒になってくれるはずです。
価格と性能のバランス、そして静音性。その三点を考えたとき、エレコムのメカニカルキーボードは十分に検討する価値のある選択肢だと感じています。あなたのタイピングライフが少しでも快適になりますように。

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