ロジクールのワイヤレスマウスを使っていて、「あれ、充電ってどうやるんだっけ?」と一瞬迷ったことはありませんか?あるいは「せっかく買ったのに、充電がすぐ切れる気がする」とモヤモヤしている方もいるかもしれません。
実はロジクールのマウスには、機種によっていくつかの充電方式があります。そしてちょっとしたコツを知っているだけで、バッテリーの持ちは驚くほど変わってくるんです。この記事では、あなたのその悩みや疑問をまるっと解決していきます。
まずは自分のマウスがどのタイプか知ろう
一口にロジクールのワイヤレスマウスと言っても、充電にまつわる仕組みは大きく3つに分かれます。自分が使っているマウス、あるいはこれから買おうとしているマウスがどれに当てはまるのか、ここを最初にハッキリさせておきましょう。
USBケーブルで直接充電するタイプ
最もスタンダードなのが、マウスにケーブルを挿して充電する方式です。最近のモデルは端子がUSB-Cに移行していて、上下の向きを気にせずサッと挿せるのが嬉しいポイント。例えば MX Master 3S や MX Anywhere 3S といったMXシリーズの最新機種がこれにあたります。ゲーミングマウスなら G PRO X SUPERLIGHT 2 もUSB-C充電です。一方で、少し前のモデルだとMicro-USB端子を採用しているものもあります。G703h などはこちらですね。充電中はマウスのランプが呼吸するようにゆっくり点滅し、満タンになると消灯か緑色に変わります。ランプの色やパターンは機種によって細かく異なるので、説明書を一度確認しておくと安心です。
充電の手間すら忘れる「POWERPLAY」システム
「ケーブルを挿すことすら面倒だ」「ワイヤレスなのに、結局ケーブルに繋がれる瞬間があるのが嫌だ」。そんなあなたにこそ知ってほしいのが、ロジクール独自のPOWERPLAYワイヤレス充電システムです。対応するマウスパッドの上にマウスを置いておくだけで、使っている間も、放置している間も、常に充電され続けます。バッテリー残量を気にする生活とは、これで完全にお別れです。
このシステムに対応しているのは、Gシリーズと呼ばれるゲーミングラインの一部ハイエンドモデル。G502 X PLUS や G903 LIGHTSPEED、先ほど名前が出た G703h などが代表的です。注意したいのは、このPOWERPLAYはあくまでロジクール独自の規格だということ。スマホ用のQi充電パッドには一切対応していませんし、MX Master 3Sのような非対応マウスを乗せても、残念ながら充電は始まりません。「便利そうだから買ってみよう」という前に、必ずお手持ちのマウスが対応しているかどうかを確認してくださいね。
電池交換で長期間動き続けるタイプ
「充電そのものが面倒」という方には、いっそ電池式を選ぶという賢い選択肢もあります。例えば M650 は単三電池1本で最大2年間も動き続ける驚きの省電力設計です。音が静かなのでオフィスでも使いやすいですし、電池が切れてもサッと交換すれば即復活。複数のデバイスを切り替えたいなら、M720r という選択肢も。これまた単三電池1本で最大2年持つ上に、3台のパソコンをボタン一つで行き来できる優れものです。「コードは邪魔だけど、充電の管理もしたくない」というワガママを、叶えてくれるモデルたちです。
充電がすぐ切れる?その悩み、設定で解決できるかもしれません
「フル充電したはずなのに、思ったより早くバッテリーがなくなる」。そう感じているなら、マウス本体の設定を見直すだけで、状況が劇的に改善する可能性があります。
特にゲーミングマウスを使っている方は、G HUBというロジクールのソフトウェアを開いてみてください。ここで見るべきは主に2つ。一つは「ポーリングレート」、つまりマウスがパソコンに情報を送る頻度です。ゲーム中は1000Hzといった高頻度に設定している人も多いと思いますが、普段使いなら125Hzに落としても操作性に大きな差は感じません。それでいてバッテリー消費は大幅に抑えられます。もう一つは「照明」です。ロゴやホイール部分がカッコよく光っていると気分は上がりますが、正直バッテリーはゴリゴリ削られます。輝度を下げるか、思い切ってオフにしてしまえば、体感できるレベルで駆動時間が伸びますよ。
ロジクールのバッテリー、寿命を延ばす3つの習慣
リチウムイオンバッテリーとは、結局のところ「使い方」で寿命が変わる消耗品です。ちょっとした意識で、マウスを長く快適に使えるようになります。
まず、バッテリーをカラッカラになるまで使い切る「過放電」は厳禁です。これはバッテリーに一番ダメージを与えます。「残量20%くらいになったら充電しよう」と心がけて、早め早めに継ぎ足し充電するくらいがちょうどいいんです。未使用時の自動スリープもしっかり活用しましょう。ロジクールのマウスは賢いので、数分放置すれば自分で勝手に省電力モードに入ります。こまめに電源を切る必要はありません。そして、高温多湿の環境はバッテリーの大敵です。夏場に窓際へ置きっぱなしにしたり、結露しそうな場所での保管は避けてください。
「充電できない!」その時まず試してほしいこと
いざ充電しようと思ったら、うんともすんとも言わない。そんな時は焦りますよね。でも多くの場合、原因は驚くほどシンプルです。
最初に見てほしいのは、マウス側の充電端子とケーブルのコネクタ部分です。デスクの上に置いていると、本当に細かい埃や汚れが入り込んでいることがよくあります。まずは乾いた綿棒やエアダスターを使って、端子の中をそっと掃除してみてください。たったこれだけで接触不良が解消され、充電が再開することは驚くほど多いんです。ケーブルやパソコンのUSBポートを変えてみるのも、簡単で効果的な切り分けです。それでもダメな場合は、G HUB上でファームウェアの更新が来ていないか確認してみましょう。まれにソフトウェア側の問題で充電制御がうまくいっていないケースもあります。
結局どれを選べばいいの?充電方式の選び方
知識が揃ったところで、最後はあなたにとってのベストな選択を考えてみましょう。
デスク周りを完全にワイヤレス化したい人、バッテリー切れのストレスを人生から抹消したい人は、初期投資はかかりますがPOWERPLAY対応モデル一択です。一度この「充電を忘れる」体験をしてしまうと、もう戻れません。一方、外出先での使用が多いノマドワーカーなら、USB-C充電のモデルが気楽です。ノートパソコンの充電ケーブルをそのまま挿せますし、何より1分充電で3時間使える急速充電機能は、出先でのピンチにめっぽう強い。そして、とにかく面倒くさいのが嫌だ、という方には電池式モデルを。年に1、2回、単三電池を入れ替えるだけでいい生活は、ある種の清々しさすらあります。
大事なのは、「どの充電方式が自分にとって一番ストレスが少ないか」という視点です。あなたの使い方にぴったり合う1台が、きっと見つかるはずです。

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