iPhone 15を使って海外へ行く予定がある人、またはすでに海外で「通信のオプション」が表示されなくて困っている人へ。
設定アプリを開いても「通信のオプション」という項目が見当たらず、データローミングをオンにできない――そんな経験はありませんか?
実はこれ、あなたのiPhoneが壊れているわけでも、不具合が起きているわけでもないことがほとんどです。
この記事では、iPhone 15で「通信のオプション」が表示されない原因と、状況別の対処法をできるだけわかりやすく解説していきます。
iPhone 15で「通信のオプション」が表示されないときの主な原因
「通信のオプション」が表示されない理由として、以下のようなケースが考えられます。
- iOSのバージョンによって項目名が変わっている
- モバイルデータ通信がオフになっている
- 機内モードがオンになっている
- シングルSIMとデュアルSIMで設定パスが異なる
それぞれ見ていきましょう。
iOSのバージョンによる名称変更
まず最初に確認してほしいのが、iOSのバージョンです。
実はiOS 18以降、「通信のオプション」という名称が「モバイルデータ通信のオプション」に変更されています。
つまり、最新のiOSにアップデートしている場合、「通信のオプション」を探しても見つからないのは当然なんです。
自分のiOSバージョンを確認するには、設定 → 一般 → 情報で「iOSのバージョン」をチェックしてください。
- iOS 17以前の場合:「通信のオプション」
- iOS 18以降の場合:「モバイルデータ通信のオプション」
この違いをまず把握しておくだけで、設定画面を迷わずに進めるようになります。
モバイルデータ通信がオフになっている場合
「通信のオプション」や「モバイルデータ通信のオプション」は、モバイルデータ通信がオンになっているときにだけ表示されるメニューです。
モバイルデータ通信自体がオフになっていると、このオプション自体が表示されません。
設定 → モバイル通信を開き、「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認してください。
機内モードがオンになっている場合
機内モードがオンになっていると、すべてのモバイル通信が一時的に遮断されます。
この状態でも同様に「通信のオプション」が表示されないことがあるので、コントロールセンターで機内モードがオフになっていることを確認しておきましょう。
デュアルSIM環境で設定パスが異なる
iPhone 15では、物理SIMとeSIMの両方を使ったデュアルSIM環境に対応しています。
シングルSIM(1枚だけ)の場合は「モバイル通信」のトップ階層に設定項目が表示されますが、デュアルSIMの場合は、それぞれの回線ごとに設定を開く必要があります。
つまり、「モバイル通信」のトップ画面には「通信のオプション」が表示されず、各SIMの詳細設定に入らなければならないんです。
これはよく見落としがちなポイントなので、特に覚えておいてください。
原因別・iPhone 15で「通信のオプション」を表示する対処法
では、実際にどうやって「通信のオプション」を表示させるのか。
原因別に手順を紹介していきます。
iOS 18以降の場合の設定手順
iOS 18以降を使っている場合、「通信のオプション」という名称は使われていません。
代わりに以下の手順で設定してください。
- 設定アプリを開く
- モバイル通信をタップ
- シングルSIMの場合はそのまま「モバイルデータ通信のオプション」をタップ
- デュアルSIMの場合は、該当するSIM(例:データ通信用に使いたい回線)を選択
- その後「モバイルデータ通信のオプション」をタップ
この中に「データローミング」のオン・オフ切り替えがあります。
iOS 17以前の場合の設定手順
まだiOS 17以前を使っている場合の手順はこちらです。
- 設定アプリを開く
- モバイル通信をタップ
- シングルSIMの場合はそのまま「通信のオプション」をタップ
- デュアルSIMの場合は該当するSIMを選択
- 「通信のオプション」をタップ
こちらも最終的には「データローミング」をオンにする項目にたどり着きます。
それでも表示されない場合の最終チェック
上記の手順を試しても表示されない場合、以下の点をチェックしてみてください。
- モバイルデータ通信がオンになっているか(設定 → モバイル通信)
- 機内モードがオフになっているか
- Wi-Fiに接続していない状態で試してみる(Wi-Fi依存の表示になっていないか確認)
- iPhoneを再起動してみる
再起動で一時的な表示バグが解消されることも少なくありません。
海外利用前に知っておきたい「データローミング」の注意点
ここで大事なのが、「通信のオプション」が見つかったらすぐにデータローミングをオンにすればいいのかという点です。
答えはノーです。
データローミングをオンにする前に、利用しているキャリアの海外プランに加入しているかを必ず確認してください。
- ソフトバンクの場合:「海外あんしん定額」などのオプションに未加入のままでデータローミングをオンにすると、1日最大2,980円の高額な通信料が発生する可能性があります
- ドコモやau、楽天モバイルなども同様に、海外データ通信には専用のプランやオプションが必要なケースが多いです
つまり、「通信のオプション」が表示されない問題を解決しただけでは不十分で、事前にキャリアの公式サイトで最新の海外ローミングプランを確認することが欠かせません。
また、最近は現地のeSIMサービスを契約して、そちらをデータ通信用に使う方法も一般的です。
その場合も、どの回線でデータローミングをオンにするかはしっかり選ぶ必要があります。
デュアルSIM環境では、データ通信に使う回線を間違えると、高額請求のリスクが発生するので注意してください。
よくある質問
Q. 国内でデータローミングをオンにしても大丈夫ですか?
問題ありません。
国内でデータローミングをオンにしても、通常のモバイル通信と変わらない動作です。
ただし、海外に到着したときに自動でローミングが始まることを想定して、事前にオンにしておくのも手です。
Q. 圏外で「SOS only」と表示されていますが、ローミング設定はどうすれば?
まずは機内モードのオン・オフを切り替えてみてください。
それでも改善しない場合は、設定 → 一般 → 日付と時刻で「自動設定」がオンになっているか確認しましょう。
自動設定がオフになっていると、正しい時刻情報が取得できず、圏外表示が続くことがあります。
Q. 楽天モバイルで「通信のオプション」が表示されないという話を聞きました
一部の口コミでは、楽天モバイル利用時に同様の現象が報告されています。
ただし、これは楽天モバイル固有の問題というよりは、デュアルSIM環境やiOSのバージョンによる設定パスの違いが原因であるケースがほとんどです。
本記事の手順に沿って、SIM個別の設定メニューを確認してみてください。
まとめ:iPhone 15で「通信のオプション」が表示されないときはiOSバージョンとSIM構成を確認しよう
iPhone 15で「通信のオプション」が表示されない原因は、大きく分けて以下の3つです。
- iOSのバージョンによって名称が変わっている(iOS 18以降は「モバイルデータ通信のオプション」)
- モバイルデータ通信や機内モードの設定が原因でメニュー自体が非表示になっている
- デュアルSIM環境では各SIMの詳細設定に入る必要がある
表示されないからといって慌てる必要はありません。
まずは自分のiOSバージョンを確認し、正しい名称で設定画面を探すことから始めてください。
そして、データローミングをオンにする前には、必ずキャリアの海外利用プランを確認するのを忘れずに。
「通信のオプション」が表示されない問題は、正しい手順を知っていれば誰でも簡単に解決できます。
もしそれでもうまくいかない場合は、Appleの公式サポートページや、利用しているキャリアのサポートに問い合わせてみるのが確実です。
この記事が、あなたのiPhone 15での快適な海外通信の一助になれば嬉しいです。

コメント