「できるだけ小さいiPhoneが欲しい」。そう思って調べ始めたものの、最新モデルのラインナップを見て、「あれ?小さなiPhoneってもうないの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、現在Apple Storeで新品として購入できるiPhoneの中で、本当に「コンパクト」と呼べるモデルはかなり限られています。ただ、サイズ感をしっかり理解すれば、自分に合った選択肢はまだあります。
この記事では、歴代iPhoneのサイズを比較しながら、今あなたが選べるコンパクトなモデルを整理していきます。画面サイズだけじゃない、本体の大きさや重さも含めたリアルな比較をしていきましょう。
まずは結論から。今、買える「小さいiPhone」はこれだ
結論から言うと、2026年6月現在、Apple Storeで新品購入できる最もコンパクトなiPhoneは「iPhone SE(第3世代)」 です。
ただし、ここで一つ注意が必要です。「画面が小さい」=「本体が小さい」とは限りません。例えば、iPhone 13 miniは画面サイズが5.4インチで、iPhone SE(第3世代)の4.7インチより画面は大きいのですが、本体の高さは13 miniの方が短いんです。
つまり、「画面の小ささ」と「本体のコンパクトさ」は別物。この違いを理解しておかないと、思っていたより大きいiPhoneを買ってしまうことになります。
この記事では、そんな紛らわしいサイズ感をスッキリ解消していきます。
小さいiPhoneを選ぶ前に知っておきたい「本体サイズ」と「画面サイズ」の違い
iPhoneのサイズを語るとき、よく「インチ」という単位が出てきます。これは画面の対角線の長さを示すもので、いわゆる「画面サイズ」です。
でも、ここで混乱しがちなのが、画面サイズと本体サイズはイコールではないという点。同じ4.7インチの画面でも、ベゼル(画面周りの枠)の太さによって本体の大きさが変わってきます。
例えば、iPhone SE(第3世代)は4.7インチ画面ですが、ホームボタンがある分、上下のベゼルが太くなっています。一方、iPhone 13 miniは5.4インチと画面は大きいものの、ベゼルが細いため、本体の高さはSEよりコンパクトです。
つまり、小さいiPhoneを探すなら、画面インチ数だけで判断せず、本体の高さ・幅・厚さ・重量を総合的に見る必要があるということです。
歴代iPhoneを本体サイズが小さい順に比較
ここからは、歴代のコンパクトなiPhoneを、本体サイズが小さい順に紹介していきます。現在購入できるモデルはもちろん、中古市場で入手可能なモデルも含めて見ていきましょう。
1. iPhone 13 mini(現行モデルとしては販売終了)
iPhone 13 miniは、Appleがこれまでに発売した5.4インチモデルの最終機種です。
- 本体サイズ:高さ131.5mm × 幅64.2mm × 厚さ7.65mm
- 重量:140g
- 画面サイズ:5.4インチ
コンパクトさで言えば、現実的に入手可能なモデルの中ではトップクラス。片手で楽に操作できるサイズ感で、ポケットにもスッと収まります。特に女性の手でも持ちやすいと評判でした。
ただ、残念ながらApple Storeでの新規販売は終了しています。中古市場で探す必要がありますが、バッテリーの最大容量が気になる場合は、交換済みの個体を選ぶなどの工夫が必要です。
- 向いている人:とにかく一番小さくて軽いiPhoneを最優先する人
- 向いていない人:バッテリー持ちを最優先する人、大画面で動画を楽しみたい人
2. iPhone 12 mini(中古市場で流通中)
iPhone 12 miniは、13 miniのひとつ前の5.4インチモデルです。
- 本体サイズ:高さ131.5mm × 幅64.2mm × 厚さ7.4mm
- 重量:133g
- 画面サイズ:5.4インチ
なんと、13 miniよりもさらに軽く(133g)、薄い(7.4mm)のが特徴。13 miniと本体の高さ・幅はまったく同じなので、サイズ感はほぼ変わりません。
ただし、チップがA14 Bionicと1世代古く、バッテリー持続時間も13 miniより短めです。価格は中古市場で13 miniより安く見つかることが多いので、コストパフォーマンスを重視するなら12 miniも有力な選択肢です。
- 向いている人:中古でより安くコンパクトなiPhoneを探している人
- 向いていない人:最新のバッテリー性能を求める人
3. iPhone SE(第3世代)(現行モデルで唯一の小型選択肢)
iPhone SE(第3世代)は、現在Apple Storeで新品購入できるiPhoneの中で最もコンパクトなモデルです。
- 本体サイズ:高さ138.4mm × 幅67.3mm × 厚さ7.3mm
- 重量:144g
- 画面サイズ:4.7インチ
画面サイズは4.7インチと、13 mini(5.4インチ)より小さいのですが、本体の高さは13 miniより約7mmも大きいのがポイント。なぜなら、ホームボタンと上下のベゼル(枠)があるからです。
とはいえ、144gと軽く、現行モデルで買えるという安心感があります。Touch ID搭載の従来型デザインを好む方には、むしろこれ一択と言えるでしょう。
- 向いている人:現行モデルで一番コンパクトなものを探している人、Touch IDを好む人
- 向いていない人:全面ディスプレイデザインを求める人、最新機能を重視する人
4. iPhone SE(第2世代)(中古市場で流通中)
iPhone SE(第2世代)は、第3世代とほぼ同じ筐体サイズです。
- 本体サイズ:高さ138.4mm × 幅67.3mm × 厚さ7.3mm
- 重量:148g
- 画面サイズ:4.7インチ
第3世代と本体サイズはほぼ同じですが、チップがA13 Bionicとさらに古く、バッテリー持続時間も短め(ビデオ再生最大13時間)。ただ、中古市場では第3世代より安く手に入るため、予算を抑えたい場合の選択肢になります。
注意点として、iOSアップデートのサポート期間が残り少なくなっている可能性がある点は押さえておきましょう。
- 向いている人:とにかく予算を最優先する人
- 向いていない人:ある程度の性能とバッテリー持ちを求める人
「本当に小さいiPhone」はもう買えない?今後の見通し
ここまで読んで、「結局、最新モデルには小さいiPhoneがないんだな…」と感じた方も多いでしょう。
実際、2026年現在の最新ラインナップ(iPhone 17シリーズ、16eなど)には、13 miniのような5.4インチクラスのコンパクトモデルは存在しません。 Appleはここ数年、小型モデルの開発を縮小する方向にあります。
では、「小さいiPhoneが欲しい」というニーズはどうすれば満たせるのか。現実的な選択肢は以下の3つです。
- 中古で13 miniまたは12 miniを探す
- 現行モデルの中で最もコンパクトなSE(第3世代)を選ぶ
- あえて大きめのモデルに慣れることを検討する
特に「片手操作のしやすさ」を最優先するなら、中古の13 miniが現実的な最適解でしょう。バッテリー交換済みの良品を選べば、まだまだ快適に使えます。
コンパクトなiPhoneを選ぶときの注意点
バッテリー性能とのトレードオフ
小型モデルは本体が小さい分、バッテリーも小型化せざるを得ません。そのため、同じ世代の大型モデルと比べるとバッテリー持続時間は短くなります。
例えば、13 miniのビデオ再生時間は最大17時間。一方、同じ13シリーズの13 Pro Maxは最大28時間です。この差は、使い方によっては大きく感じるかもしれません。
「コンパクトさ」と「バッテリー持ち」は、ある意味でトレードオフの関係にあると理解しておきましょう。
中古で買う場合のチェックポイント
中古で13 miniや12 miniを購入する場合は、以下の点を必ず確認してください。
- バッテリー最大容量(80%を切っていると交換推奨)
- 画面の状態(傷や焼き付きがないか)
- 外部の傷(本体のへこみや大きな傷)
- 付属品の有無(純正ケーブルなど)
- キャリアロック(SIMフリーかどうか)
特にバッテリーは消耗品なので、交換済みの個体を選ぶか、交換費用をあらかじめ予算に含めておくと安心です。
よくある質問:小さいiPhoneに関するQ&A
Q. 一番小さいiPhoneは何ですか?
歴代全てのiPhoneで見ると、初代iPhone SE(2016年発売) が最もコンパクトです。本体サイズは高さ123.8mm × 幅58.6mm × 厚さ7.6mm、重量113g、画面は4.0インチです。
ただし、サポートが終了に近く、現実的にメイン端末として使うのは難しいでしょう。現実的な選択肢としては、13 miniまたは12 miniが最適です。
Q. 今買える一番小さいiPhoneは?
Apple Storeで新品購入できるのは「iPhone SE(第3世代)」 です。ただし、本体サイズで言えば、中古の13 miniの方がコンパクトです。
Q. iPhone 13 miniのケースは他のモデルに流用できますか?
残念ながら、13 mini専用のサイズなので、他のモデル用のケースは流用できません。ケースを購入する際は、必ず「iPhone 13 mini用」と明記されたものを選びましょう。
まとめ:あなたに合ったコンパクトなiPhoneの選び方
小さいiPhoneを探すなら、「画面サイズ(インチ数)」ではなく「本体サイズ(高さ・幅・厚さ・重量)」で比較することが大切です。
それぞれの選択肢を整理すると、次のようになります。
- とにかく今すぐ新品で買いたい → iPhone SE(第3世代)
- とにかくコンパクトさを最優先したい → iPhone 13 mini(中古)
- コスパ重視でコンパクトなモデルが欲しい → iPhone 12 mini(中古)
「小さいiPhone」というニーズは、残念ながらAppleの最新ラインナップでは満たしにくくなっています。でも、中古市場を含めて考えれば、まだまだ選択肢はあります。
あなたが「何を最優先するか」を明確にして、自分にぴったりの一台を見つけてくださいね。

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