テレビを大音量で楽しみたいけど、夜は家族や隣の部屋を気にしちゃう……。そんなときに便利なのがワイヤレスイヤホンです。
でも、「テレビにワイヤレスイヤホンってどうやって繋ぐの?」「音ズレが気になるんだけど大丈夫?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、テレビ視聴にぴったりなワイヤレスイヤホンのおすすめモデルを紹介しながら、音ズレしない選び方や、テレビがBluetoothに対応していない場合の解決策までわかりやすく解説します。
テレビ用ワイヤレスイヤホンを選ぶ前に知っておきたいこと
テレビ用にワイヤレスイヤホンを選ぶとき、いちばん気になるのが「音ズレ」です。口の動きと音がズレていると、映画やドラマに集中できませんよね。
音ズレを抑えるには、コーデックという技術が重要になってきます。コーデックとは、音声データを圧縮して送受信するときのルールのようなものです。
テレビ視聴におすすめのコーデックは、aptX AdaptiveやaptX Low Latencyです。これらは遅延が少ないことで知られています。一方、SBCやAACは汎用的ですが、テレビとの相性によっては遅延が目立つことがあります。
また、自分のテレビがBluetoothに対応しているかどうかも確認が必要です。対応していない場合は、別途Bluetoothトランスミッターを用意する必要があります。
テレビ用ワイヤレスイヤホンの選び方
ここでは、テレビ用ワイヤレスイヤホンを選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめました。
テレビとの接続方法をチェック
まずは、テレビ本体にBluetooth機能が搭載されているかを確認しましょう。最近のテレビは内蔵されているモデルも増えていますが、古い機種にはない場合もあります。
もしBluetooth非対応のテレビでも、光デジタル出力やイヤホンジャックに接続するトランスミッターを使えばワイヤレス化が可能です。おすすめモデルの中には、トランスミッターが付属しているものもあるので、そういった製品を選べば別途用意する手間が省けます。
形状で選ぶ
耳への装着感は、長時間のテレビ視聴では特に重要です。
- カナル型:耳穴を密閉するタイプで、遮音性が高く音に集中しやすいです。ただし、耳が圧迫感を感じやすい人もいます。
- オープンイヤー型・イヤーカフ型:耳穴を塞がないので、周囲の音が聞こえやすく、家族との会話をしながらでも使いやすいです。耳への負担が少ないのが魅力です。
- ネックバンド型:左右のイヤホンがコードでつながっており、首にかけて使います。落とす心配が少なく、紛失防止にもなります。
連続再生時間をチェック
映画を2本続けて観るような長時間の視聴には、バッテリー持続時間が重要なポイントになります。5時間以上のモデルなら、ほとんどの映画を最後まで楽しめるでしょう。
テレビ専用か汎用かを考える
テレビ専用に設計されたモデルは、トランスミッターが同梱されていたり、設定が簡単だったりするのが特徴です。一方、音楽用や通話用としても使いたいなら、aptX Adaptiveなど低遅延コーデックに対応した汎用モデルを選ぶのも手です。
テレビ用ワイヤレスイヤホンのおすすめ12選
ここからは、テレビ視聴にぴったりなワイヤレスイヤホンを紹介します。テレビ専用モデルと、テレビでも使える汎用モデルを分けてご紹介しますね。
テレビ専用モデル
1. サンワサプライ ワイヤレス テレビ用 イヤホン 400-BTAD014
耳を塞がないオープンイヤー型のテレビ専用イヤホンです。約25gという軽さが特徴で、長時間装着していても疲れにくいでしょう。
メリット:送信機が付属しているので、Bluetooth非対応のテレビでもすぐに使えます。約50msの低遅延設計で、音ズレが気になりにくいのもポイントです。
デメリット:オープンイヤー型のため、遮音性は高くありません。騒がしい環境では音が聞き取りにくいことがあります。
向いている人:設定の手間をかけずにすぐ使いたい人。家族の呼びかけにも気づきたい人。
向いていない人:外部の音を遮断して集中したい人。
注意点:対応コーデックはSBCです。専用送信機を使うことで低遅延を実現しているため、他のBluetooth機器と接続した場合の遅延は保証されません。
2. 日本トラストテクノロジー JTT Online ワイヤレス TVサポートイヤホン OTOMO 音友 WTSEOB
首かけタイプのネックバンド型イヤホンです。送信機が同梱されており、テレビに直接接続できます。
メリット:2.4GHz通信方式を採用しており、低遅延で安定した接続が期待できます。首にかけて使うので、イヤホンをよく落としてしまう人にも安心です。
デメリット:完全ワイヤレス型に比べるとデザインの自由度は低めです。
向いている人:イヤホンを紛失しやすい人。軽量で首への負担が少ない製品を探している人。
向いていない人:完全にコードレスなスタイルを好む人。
注意点:本体重量は約29gと軽量です。
3. サイエルインターナショナル SaiEL 耳を塞がない イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン SLI-WH01C
耳穴を塞がないイヤーカフ型のモデルです。片耳約5gという極軽量設計で、耳への負担が気になる方に選ばれています。
メリット:圧迫感が少なく、耳が痛くなりにくいです。送信機付属でテレビにすぐ接続できます。
デメリット:遮音性がないため、周囲の音が気になる環境には不向きです。
向いている人:耳栓タイプの圧迫感が苦手な人。家事をしながらなど、ながら視聴をしたい人。
向いていない人:音に没頭したい人。
注意点:バッテリー持続時間は約5時間です。Bluetooth 5.4に対応しています。
おすすめの汎用モデル(テレビでも使いやすい)
ここからは、音楽用やスマホ用としても使える汎用モデルですが、低遅延コーデックに対応しているためテレビでもおすすめできる製品を紹介します。
4. EarFun Air Pro 4
aptX Adaptiveに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。高音質と低遅延を両立しており、コストパフォーマンスの高さで人気のモデルです。
メリット:テレビだけでなく、スマホでの音楽鑑賞や通話にも使える汎用性の高さが魅力です。
デメリット:テレビがBluetooth非対応の場合は、別途トランスミッターが必要です。
向いている人:テレビ用とスマホ用を兼用したい人。コスパの良い製品を探している人。
向いていない人:テレビ専用の簡単セットアップを求める人。
注意点:テレビとの接続には、テレビ側がBluetoothに対応しているか、トランスミッターが必要です。
5. SoundPEATS Air5 Pro
こちらもaptX Adaptiveに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。低価格帯ながら低遅延性能が高いと評価されています。
メリット:比較的リーズナブルな価格で、低遅延モデルを試してみたい方に適しています。
デメリット:テレビ非対応の場合は、やはりトランスミッターが別途必要です。
向いている人:予算を抑えつつ、音ズレが少ない製品を試したい人。
向いていない人:遮音性や高音質を最優先する人。
注意点:aptX Adaptive対応機器との組み合わせで、低遅延性能が発揮されます。
6. Sony WF-1000XM5
ソニーが誇るハイエンド完全ワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリング性能が非常に高く、音質も評価されています。
メリット:最高レベルのノイズキャンセリングで、テレビの音に集中できます。もちろん音楽鑑賞用としても最適です。
デメリット:価格が高額です。テレビ用として特化されているわけではないため、テレビがBluetoothに対応しているか確認が必要です。
向いている人:テレビと音楽の両方で最高品質を求める人。ノイズキャンセリング機能を重視する人。
向いていない人:予算を抑えたい人。
注意点:テレビがBluetooth非対応の場合は、別途トランスミッターを用意する必要があります。
7. Apple AirPods Pro 3
Apple製品との連携が強みの完全ワイヤレスイヤホンです。特にApple TVとのシームレスな接続が魅力です。
メリット:Apple製品を使っている人にとっては、非常にスムーズな接続体験が得られます。
デメリット:Androidユーザーや他社製テレビとの互換性は、Apple製品ほどスムーズではない場合があります。
向いている人:Apple TVやiPhoneをすでに使っている人。
向いていない人:Androidスマホや他社製テレビをメインで使っている人。
注意点:他社製テレビとの接続には、テレビ側のBluetooth対応やトランスミッターが必要な場合があります。
8. Anker Soundcore Liberty 4 Pro
Ankerの人気シリーズのひとつで、ノイズキャンセリングや高音質に定評があります。aptX対応で遅延も抑えられています。
メリット:コストパフォーマンスが高く、汎用性も抜群です。
デメリット:テレビ用に特化したモデルではないため、テレビがBluetooth非対応の場合はトランスミッターが別途必要です。
向いている人:テレビと普段使いをひとつのイヤホンでまかないたい人。
向いていない人:テレビ専用の付属品が欲しい人。
注意点:対応コーデックを確認してから購入しましょう。
9. JBL Tune Flex
JBLらしい元気なサウンドが特徴の完全ワイヤレスイヤホンです。オープンイヤー型も選べるモデルで、耳の疲れにくさが魅力です。
メリット:装着感が軽く、長時間のテレビ視聴にも向いています。
デメリット:遮音性はカナル型に比べて低めです。
向いている人:耳への負担を減らしつつ、それなりの音質を求める人。
向いていない人:完全な遮音環境でテレビを観たい人。
注意点:テレビがBluetooth非対応の場合は別途トランスミッターが必要です。
10. Technics EAH-AZ80
パナソニックのオーディオブランド、Technicsのフラッグシップモデルです。高音質と快適な装着感を両立しています。
メリット:aptX Adaptiveに対応しており、音質のよさと低遅延を両立したい方におすすめです。
デメリット:価格が高めです。
向いている人:音質にこだわるオーディオファン。テレビの音も高品位に楽しみたい人。
向いていない人:コストを最優先する人。
注意点:テレビとの接続には、テレビ側のBluetooth対応またはトランスミッターが必要です。
11. Bose QuietComfort Ultra Earbuds
Boseならではの強力なノイズキャンセリングと、没入感のあるサウンドが特徴のハイエンドモデルです。
メリット:外の騒音をしっかりカットして、テレビの音に集中できます。
デメリット:価格は高額です。テレビ専用ではないため、接続環境の確認が必要です。
向いている人:ノイズキャンセリング性能を最重視する人。
向いていない人:リーズナブルな価格帯を探している人。
注意点:テレビがBluetooth非対応の場合はトランスミッターを別途用意しましょう。
12. Samsung Galaxy Buds2 Pro
サムスンのフラッグシップモデルで、ハイレゾ相当の高音質と効果的なノイズキャンセリングを備えています。
メリット:Androidユーザーとの親和性が高く、スマホとテレビの両方で活躍します。
デメリット:iPhoneユーザーには一部機能が制限されることがあります。
向いている人:Androidスマホを使っている人。テレビとスマホを同じイヤホンで使いたい人。
向いていない人:Apple製品で統一している人。
注意点:テレビ側のBluetooth対応を確認し、非対応ならトランスミッターを用意しましょう。
テレビがBluetooth非対応の場合の対処法
「テレビにBluetoothが搭載されていないけど、ワイヤレスイヤホンを使いたい」という方も多いはず。そんなときは、Bluetoothトランスミッターを活用しましょう。
トランスミッターは、テレビの音声出力端子(光デジタル出力やイヤホンジャック)に接続して、Bluetooth信号を飛ばす機器です。
今回紹介したテレビ専用モデルにはトランスミッターが付属しているので、そういった製品を選べば別途用意する必要はありません。
もしお手持ちのイヤホンを使いたい場合や、汎用モデルを選ぶ場合は、トランスミッターを別で購入する必要があります。選ぶときは、イヤホンと同じコーデックに対応しているかどうかを確認してください。
テレビ用ワイヤレスイヤホンに関するよくある質問
Q. スマホ用のイヤホンはテレビでも使えますか?
A. 使えますが、テレビがBluetoothに対応しているか、トランスミッターが必要です。また、低遅延コーデックに対応していない場合は音ズレが気になることがあります。
Q. テレビ用とスマホ用でイヤホンを分けるべきですか?
A. テレビ専用モデルは設定が簡単で初心者向けですが、汎用モデルでも十分使えます。用途に合わせて選びましょう。両方で使いたいなら、aptX Adaptiveに対応した汎用モデルがおすすめです。
Q. 音ズレしないイヤホンを教えてください。
A. 完全に「ゼロ」は難しいですが、aptX AdaptiveやaptX Low Latencyに対応したモデルは遅延が少ない傾向があります。また、今回紹介したテレビ専用モデルのように、専用送信機で低遅延を実現している製品も選択肢になります。
まとめ:自分のテレビ環境と好みに合った一台を選ぼう
テレビ用ワイヤレスイヤホンを選ぶときは、まずテレビがBluetoothに対応しているかを確認しましょう。非対応ならトランスミッター付属のモデルか、別途トランスミッターを用意する必要があります。
次に、装着感やバッテリー持続時間、音ズレへの対応など、自分が何を重視するかを決めると選びやすくなります。
耳を塞がずに家族とのコミュニケーションも取りたいならオープンイヤー型やイヤーカフ型、音に集中したいならカナル型のノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめです。
この記事で紹介した製品は、どれもテレビ視聴に適したモデルばかりです。自分のテレビ環境や使い方に合わせて、ぴったりの一台を見つけてくださいね。

コメント