ワイヤレスマウスの設定で「説明書通りにやったはずなのに、サイドボタンが反応しない」「もっと細かくカスタマイズしたい」と感じたことはありませんか?サンワサプライのワイヤレスマウスには、実は2種類の専用設定ソフトが用意されており、製品によって使えるソフトが異なるんです。2026年4月には片方のソフトに新機能が追加され、さらに設定の幅が広がりました。この記事では、自分に合ったソフトの選び方から、具体的な設定手順、最新アップデートの活用法、そして実際のユーザーが直面するトラブル解決まで、余すところなく解説していきます。これを読めば、あなたのワイヤレスマウスが、作業効率を劇的に上げる「最強の相棒」に変わるはずです。
サンワワイヤレスマウスの設定前に知るべき「2つのソフト」とは
マウスの設定を始める前に、絶対に押さえておきたいポイントがあります。それは、サンワサプライが提供する設定ソフトが2種類存在するということです。間違ったソフトをダウンロードしても、お使いのマウスが認識されず、時間を無駄にしてしまいます。
1つ目は「SANWA Mouse Function Setting(サンワ マウス ファンクション セッティング)」、2つ目は「SANWA SUPPLY Mouse Utility(サンワ サプライ マウス ユーティリティ)」です。名前が似ているので非常に紛らわしいのですが、機能と対応製品がまったく異なります。
「SANWA Mouse Function Setting」は、高機能な多ボタンマウス向けのソフトウェアです。プレゼンモードやジェスチャー操作、Zoom連携など、ビジネスからクリエイティブワークまで幅広く対応するのが特徴です。一方の「SANWA SUPPLY Mouse Utility」は、シンプルな機能に特化した軽量ソフトで、主に戻る・進むボタンの割り当てなど、基本的なカスタマイズを行いたいユーザー向けです。
対応OSも異なるので注意が必要です。「SANWA Mouse Function Setting」はWindows 11/10/8.1/8に加えて、macOS 10.13以降にも対応していますが、「SANWA SUPPLY Mouse Utility」はWindows専用となっています(サンワサプライ公式サポート情報、2026年7月時点)。
まずは自分のマウス型番を確認しよう
どちらのソフトを使うべきか判断するには、お使いのマウスの型番を確認するのが確実です。マウス底面のシールや本体に印字されている「MA-」で始まる型番をチェックしてください。たとえば「MA-WPR15BK」といった表記です。
この型番を手がかりに、サンワサプライの公式ダウンロードページ(https://www.sanwa.co.jp/support/download.html)で該当するソフトウェアを検索します。型番が分からない場合でも、マウスに「戻る」「進む」ボタンが付いているモデルの多くは「SANWA Mouse Function Setting」が対応しており、ごくシンプルな3ボタンマウスは「SANWA SUPPLY Mouse Utility」が対応していることが多いです。ただし、これはあくまで目安なので、必ず公式サイトで確認するようにしてください。
2つの設定ソフトを徹底比較!自分に合うのはどっち?
ここからは、実際のユーザーが「どっちを選べばいいの?」と迷わないように、2つのソフトを機能面で比較していきます。先ほども触れた通り、「SANWA Mouse Function Setting」は高機能版、「SANWA SUPPLY Mouse Utility」はシンプル版という位置づけですが、具体的に何が違うのかを表で見ていきましょう。
| 比較項目 | SANWA Mouse Function Setting(高機能版) | SANWA SUPPLY Mouse Utility(シンプル版) |
|---|---|---|
| 対応OS | Windows 11/10/8.1/8、macOS 10.13以降 | Windows 11/10/8.1/8のみ |
| 割り当て可能な主なボタン | ホイールボタン、進む/戻るボタン、その他多ボタン | ホイールボタン、サイドボタン(戻る/進む) |
| プレゼンターモード(スポットライト、虫眼鏡、ペンハイライト) | 〇 | × |
| Zoom連携機能 | 〇 | × |
| 水平スクロール設定 | 〇 | × |
| ジェスチャー操作 | 〇 | × |
| 左手モード(左右クリック反転) | 〇 | × |
| 設定できる割り当て機能の数 | 約40種類以上(公式サイト参照) | 限定された基本機能のみ |
| おすすめユーザー | プレゼンやリモート会議が多いビジネスパーソン、多機能をフル活用したいパワーユーザー、Macユーザー | ブラウジング時の「戻る」「進む」ができれば十分なライトユーザー、Windowsのみを使うユーザー |
(出典:サンワサプライ公式サポートページ「SANWA Mouse Function Setting」および「SANWA SUPPLY Mouse Utility」各機能説明をもとに作成、2026年7月)
この比較表を見てわかる通り、「SANWA Mouse Function Setting」は圧倒的に機能が豊富です。特に「プレゼンターモード」は、オンライン会議や社内プレゼンでマウスをレーザーポインター代わりに使えるという、他社製品にはない独自の強みがあります。
一方、「SANWA SUPPLY Mouse Utility」はインストールも軽快で、設定項目もシンプル。「とにかくサイドボタンにコピー&ペーストを割り当てられればいい」というユーザーには、こちらのほうが迷いが少なくて快適でしょう。
それぞれのソフトのインストール手順
インストール自体はどちらも難しくありません。公式サイトからセットアップファイルをダウンロードし、指示に従って進めるだけです。ただし、ここで一つ注意点があります。
Windowsでインストールしようとすると、「WindowsによってPCが保護されました」というセキュリティ警告が表示されることがあります(サンワサプライ公式サポート情報、https://www.sanwa.co.jp/support/mouse_function_setting/driver.html)。これは「不明な発行元」のソフトウェアとしてブロックされているだけなので、「詳細情報」をクリックし、「実行」を選べば問題なくインストールを続行できます。この表示は、サンワサプライがMicrosoftの厳格な認証プロセスを経ていないために発生するもので、ソフト自体に危険性があるわけではありません。
2026年4月のアップデートで何が変わった?新機能を徹底活用!
ここがこの記事の最大の目玉です。2026年4月17日、高機能版の「SANWA Mouse Function Setting」にバージョン 1.1.build 20260408 がリリースされました。このアップデートで、「デスクトップ左移動」「デスクトップ右移動」という2つの新機能が追加されています(サンワサプライ公式ダウンロードページ、2026年4月17日)。
これは「仮想デスクトップ」をマウス操作で切り替えられる機能です。Windows 10/11には標準で仮想デスクトップ機能が搭載されており、作業内容ごとにデスクトップを分けることができます。たとえば「デスクトップ1」でメールやチャット、「デスクトップ2」で資料作成、「デスクトップ3」でWeb会議用のブラウザを開いておく、といった使い方です。
従来は Ctrl + Win + 左/右矢印キー というキーボードショートカットで切り替える必要がありましたが、この新機能を使えばマウスのサイドボタンに「デスクトップ左移動」「デスクトップ右移動」を割り当てることで、ワンクリックで瞬時にデスクトップを移動できるようになります。
新機能はこう使え!具体的な活用シーン
では、この「デスクトップ移動」機能は、実際の作業でどのように役立つのでしょうか。複数のユーザーから集まった声(Xや各種レビューサイトでの投稿、2026年7月確認)を総合すると、以下のようなシーンでの活用が想定されます。
- 会議中にサッと資料を切り替える:会議用デスクトップと資料用デスクトップを分けておけば、サイドボタンをクリックするだけでシームレスに資料を切り替えられます。画面共有中に「ちょっと待ってください」とキーボードを探す必要がなくなります。
- 集中したいときにSNSを隠す:仕事用デスクトップとプライベート用(SNSやニュース)デスクトップを分けておき、集中したいときは仕事用デスクトップだけを表示。気が散らずに作業に没頭できます。
- マルチディスプレイ感覚で使う:複数のアプリケーションを開きっぱなしの状態でも、デスクトップごとに整理すれば、タスクバーがごちゃごちゃせず、目的のウィンドウを探すストレスが激減します。
この新機能は「SANWA Mouse Function Setting」のユーザーであれば、アップデートさえ行えばすぐに使えるようになります。設定方法は後ほど詳しく説明しますが、割り当て機能の一覧から「デスクトップ左移動」「デスクトップ右移動」を選ぶだけの簡単操作です。
設定方法をステップバイステップで解説
ここからは、実際の設定手順を画像を見るようにイメージしながら進めていきます。ここでは高機能版「SANWA Mouse Function Setting」を例に解説しますが、シンプル版「SANWA SUPPLY Mouse Utility」も基本的な操作の流れは似ています。
ステップ1:ソフトウェアを起動する
インストールが完了したら、スタートメニューから「SANWA Mouse Function Setting」を起動します。すると、現在接続されているマウスのモデルが表示され、設定画面が開きます。
ステップ2:カスタマイズしたいボタンを選ぶ
画面にはマウスのイラストが表示され、各ボタン(左クリック、右クリック、ホイールボタン、サイドボタンなど)がクリックできるようになっています。カスタマイズしたいボタンをクリックすると、割り当て可能な機能の一覧がプルダウンで表示されます。
ステップ3:機能を割り当てる
一覧から好きな機能を選ぶだけ。たとえば「コピー」を割り当てれば、そのボタンを押すだけでコピーが実行されます。ここで、先ほど紹介した新機能「デスクトップ左移動」「デスクトップ右移動」も選択可能です。
ステップ4:設定を適用する
すべての割り当てが終わったら、「適用」または「OK」ボタンをクリック。これで設定は即座に反映されます。特に再起動などの面倒な作業は必要ありません。
設定で困ったら?ユーザーの生の声から見るトラブル解決
どんなに便利なソフトでも、設定中に壁にぶつかることはあります。実際のユーザー投稿(X、Yahoo!知恵袋、Amazonレビュー等、2026年7月確認)から、特に多く見られたトラブルとその解決策をまとめました。
よくあるトラブル1:「ソフトがマウスを認識しない」
これは最も多い相談です。原因のほとんどは、対応していないソフトをインストールしているケースです。先ほど解説した通り、お使いのマウスが「SANWA Mouse Function Setting」対応なのか「SANWA SUPPLY Mouse Utility」対応なのかを、公式サイトで改めて確認してください。また、マウスが正しくUSBレシーバーまたはBluetoothで接続されているかも再確認しましょう。
よくあるトラブル2:「設定を保存しても、PC再起動後にリセットされる」
この場合、ソフトウェアが管理者権限で起動していない可能性があります。一度ソフトを終了し、右クリックから「管理者として実行」を選んで起動し直してから設定を行ってみてください。
よくあるトラブル3:「インストール中にセキュリティ警告が出て進めない」
これは先述の通り、Windowsの保護機能によるものです。「詳細情報」をクリックし、表示された「実行」ボタンを押せばインストールが続行されます。この表示はメーカーのソフトウェアではよくあることで、特に心配は要りません。
よくあるトラブル4:「Bluetooth接続が不安定。スリープ復帰後に繋がらない」
これはマウス本体というより、PC側のBluetooth省電力設定が原因であることが多いです。デバイスマネージャーからBluetoothアダプタのプロパティを開き、「電源の管理」タブで「電源を節約するためにコンピューターでこのデバイスの電源をオフにできる」のチェックを外すことで改善されるケースが報告されています。
どの記事にも書かれていない「設定ソフトの裏ワザ」
ここからは、公式サイトや他の解説記事ではあまり詳しく触れられていない、実践的なテクニックを紹介します。
よく使う機能を「お気に入り」に登録する
「SANWA Mouse Function Setting」には、よく使う機能を「お気に入り」として登録できる機能があります。割り当て機能の一覧で、頻繁に使う「コピー」「貼り付け」「デスクトップ移動」などをあらかじめお気に入り登録しておけば、次回以降の設定が格段に速くなります。
アプリケーションごとに設定を変える
実はこのソフト、アプリケーションごとにボタンの割り当てを変更できるのをご存知でしょうか?たとえば「Excelではコピー&ペーストを割り当て、ブラウザでは戻る&進むを割り当てる」といった使い分けが可能です。設定画面の「アプリケーション別設定」タブから、特定のexeファイルを指定してカスタマイズできます。
ジェスチャー機能を活用してさらなる時短を
高機能版には「ジェスチャー操作」機能があります。マウスの特定のボタンを押しながらマウスを上下左右に動かすだけで、異なる機能を実行できるというものです。たとえば「ボタンを押しながら上に動かす=音量アップ」「下に動かす=音量ダウン」といった具合に、1つのボタンで最大4つの操作を割り当てられます。最初は慣れが必要ですが、使いこなせばキーボードに手を伸ばす頻度が格段に減ります。
設定ソフトが対応している最新マウスモデル
2026年に入ってからも、サンワサプライからは新しいワイヤレスマウスが発表され、それぞれ専用のドライバが公開されています。たとえば2026年6月23日には製品「MA-WPR16GM」用のドライバ(Ver.1.0.0)が新たに公開されました(サンワサプライ公式ダウンロードページ、2026年6月23日)。また、同日には既存モデル「NT-19UH2BKN2」用ソフトウェアも更新され、Enterキー割り当て時の挙動が修正されています。
このように、サンワサプライは比較的頻繁にソフトウェアアップデートを行っています。最新機能をいち早く使いたい方や、より安定した動作を求める方は、定期的に公式ダウンロードページをチェックすることをおすすめします。
まとめ:サンワワイヤレスマウスの設定を極めて作業効率を最大化しよう
ここまで、サンワワイヤレスマウスの設定について、2つのソフトの違いから、最新アップデート情報、具体的な設定手順、トラブルシューティングまで、網羅的に解説してきました。
もう一度おさらいすると、最初にやるべきことはたった一つです。自分のマウスの型番を確認し、対応する設定ソフトが「SANWA Mouse Function Setting」なのか「SANWA SUPPLY Mouse Utility」なのかを公式サイトで調べることです。これを間違えなければ、設定の9割は成功したも同然です。
そして、もしあなたのマウスが高機能版「SANWA Mouse Function Setting」に対応しているなら、2026年4月に追加された「デスクトップ左移動」「デスクトップ右移動」機能は絶対に試す価値があります。仮想デスクトップの切り替えがワンクリックでできるようになれば、マルチタスクのストレスが劇的に減り、作業効率が飛躍的に向上すること間違いなしです。
もし設定でどうしてもわからないことがあれば、サンワサプライの公式サポートページやFAQ(https://www.sanwa.co.jp/support/faq/kaito?qa_id=6647 など)も参考にしてください。
あなたのワイヤレスマウスが、単なるポインティングデバイスから、あなたの作業を強力にサポートする「最強のパートナー」に変わることを願っています。さあ、今日から設定を見直して、快適なマウスライフを始めましょう!
【おすすめ設定ソフト対応マウス】
自分にぴったりのマウスを探している方や、設定ソフトの対応モデルを検討中の方に向けて、特におすすめの製品を紹介します。
- MA-WPR15BK:多機能版「SANWA Mouse Function Setting」に対応したスタンダードなワイヤレスマウス。進む/戻るボタンに加え、プレゼンモードも使える万能モデルです。
- MA-WPR16GM:2026年6月にドライバが公開された最新モデル。デザイン性と機能性を両立し、新機能「デスクトップ移動」ももちろん使えます。
- NT-19UH2BKN2:エントリーモデルながら「SANWA SUPPLY Mouse Utility」に対応。シンプルなカスタマイズで十分という方に最適なコスパモデルです。

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