「買ったはいいけど、説明書が全然役に立たない…」
METISのメカニカルキーボードを手にして、そう思った人は多いはずです。僕も最初は戸惑いました。箱から出してワクワクしながら説明書を開いたのに、書いてある通りに操作してもBluetoothがつながらない。有線と無線の切り替えもうまくいかない。
でも大丈夫。この記事を読めば、そんなイライラとは今日でおさらばです。実際の動作に基づいた正しい設定方法から、自分にぴったりの軸選びまで、まるっと解説していきます。
そもそもMETISのメカニカルキーボードって何者?
最初にざっくりと製品の正体をおさえておきましょう。知っている人はここを飛ばして次の見出しへどうぞ。
METISブランドで売られているメカニカルキーボードの多くは、「RK61」というモデルです。これは中国のRoyal Kludgeというメーカーが作っていて、日本ではMETISやWENRUIといったブランド名で販売されています。
つまり中身はほぼ同じ。61キーのコンパクトサイズで、デスクが狭くても余裕で置けるのが魅力です。
スペックをざっと並べるとこんな感じ。
- 61キーの英語配列(US配列)
- Bluetoothで最大3台までマルチペアリング可能
- 2.4GHz無線とUSB-C有線接続の3モード対応
- メカニカルスイッチは青軸・赤軸・茶軸から選べる
- LEDバックライト搭載(モデルによって単色かRGBかが変わる)
- 付属品:USB-Cケーブル、2.4GHzレシーバー、キーキャップ引き抜き工具
このスペックで5,000円前後。コスパの良さが最大の武器です。
説明書と実機の動作が違う?最初に知っておくべきこと
ここが一番大事なポイントです。
METISのメカニカルキーボードは、説明書の内容と実機の動作が一致していないことがよくあります。
これって結構なストレスですよね。「不良品を引いたかも」と心配になる気持ち、すごくわかります。でも安心してください。これは仕様であって、あなたのキーボードが壊れているわけではありません。
多くのユーザーが同じ壁にぶつかっています。だからこそ、この記事では実際に動く正しい操作方法をまとめました。
Bluetooth接続の正しいやり方
説明書には「Fn + P」でペアリングモードに入ると書かれていることが多いです。でも、それでうまくいかなかった人、手を挙げてください。僕もその一人です。
実際の正解はこれ。
「Fn + Q」「Fn + W」「Fn + E」のいずれかを長押しする。
この3つのキーが、それぞれデバイス1・2・3のペアリング用スロットになっています。たとえばスマホをつなぎたいときは「Fn + Q」を長押し。キーが点滅し始めたら、スマホ側のBluetooth設定画面で「RK61」を探してタップすれば完了です。
パソコンとタブレットを使い分けたいときは、それぞれをWとEに割り当てれば、あとはショートカットひとつで切り替え放題。3台まで同時にペアリングしておけるので、作業効率がグンと上がります。
ペアリング前に確認すること:
- 背面の電源スイッチがONになっているか
- 有線/無線の切替スイッチが「B」または「OFF」側(無線モード)になっているか
この2つをチェックしないまま「つながらない!」となっているケースが多いので、まずは背面をのぞいてみてください。
有線と無線の切り替え、うまくいかないときは?
説明書には「Fn + Tab」で切り替えと書かれていますが、これも個体差があるようで、反応しない場合があります。
そんなときに試してほしいのは、背面にある物理スイッチです。
- 無線(Bluetooth / 2.4GHz)で使うとき → スイッチを「OFF」または「B」に
- USBケーブルで有線接続するとき → スイッチを「ON」または「G」に
キーボードのソフト的な切り替えよりも、まず物理スイッチの位置を疑ってください。これだけで問題が解決することがほとんどです。
バッテリー切れのサインを見逃さないで
「Altキーが急に効かなくなった」「特定のキーだけ反応しない」
こんな症状が出たら、バッテリー切れを疑ってください。残量インジケーターがついていないモデルなので、突然の不調で気づくことになります。
厄介なのは、すべてのキーが一気に動かなくなるわけではないこと。部分的に不調が出るので、「壊れたかも」と焦ってしまいます。
そんなときは、まずUSB-Cケーブルをつないで充電してみてください。しばらく充電したら、何事もなかったかのように元通り。これだけで済むことが多いです。
目安としては、普段からこまめに充電する習慣をつけておくと安心です。
自分に合う軸はどれ?青軸・赤軸・茶軸の選び方
初めてのメカニカルキーボードだと、軸の違いがよくわからないですよね。ここで簡単に整理しておきます。
青軸
カチカチというクリック感が強く、打鍵音が大きめ。タイピングしている実感がほしい人にぴったり。ただし、オフィスや夜中に使うと音が気になるかもしれません。打っていて一番楽しい軸です。
赤軸
クリック感がなく、スコスコとした軽い打ち心地。音も静かめで、長時間の作業やゲームに向いています。メカニカルだけど存在を主張しすぎないタイプ。
茶軸
青軸と赤軸のちょうど中間。軽いクリック感がありつつ、音は控えめ。バランス重視で、初めての一台に選ばれることが多い軸です。
どれにするか迷ったら、まずは茶軸を試してみるのが無難です。ただ、打鍵感の好みは本当に人それぞれなので、家電量販店で実物を触れる機会があればぜひ触ってみてください。
バックライトの操作とカスタマイズ
METISのRK61はバックライトが光ります。モデルによって単色とRGBがありますが、基本的な操作は同じです。
- ライトの切り替え:Fn + バックスラッシュキー(Enterキーの左あたり)
- 明るさ調整:Fn + 矢印キー(上/下)
- 光り方のパターン変更:Fn + 右矢印キー
光り方は数パターンあり、キーを押すたびに反応するモードや、ゆっくり色が変わっていくモードなど、意外と遊べます。仕事中は消灯、ゲーム中は光らせる、なんて使い分けもかっこいいですよ。
それでも調子が悪いときの最終確認リスト
いろいろ試したけどやっぱりおかしい。そんなときにチェックしてほしい項目をまとめました。
- 背面の電源スイッチはONになっているか
- 有線/無線の物理スイッチが目的のモードになっているか
- 充電は十分か(まず30分以上充電してみる)
- ペアリングの長押しは3秒以上続けているか
- 接続先のデバイスでBluetoothが有効か
意外と見落としがちなのが「長押しの時間」です。一瞬押しただけではペアリングモードに入らないので、キーが点滅するまでしっかり押し続けてください。
まとめ:METIS メカニカルキーボードは説明書より実践が大事
METISのメカニカルキーボードは、確かに説明書が不親切です。でも、それを差し引いても価格以上の価値がある製品だと僕は思います。
61キーのコンパクトさ、3台マルチペアリングの便利さ、そして何よりメカニカルスイッチの快適な打鍵感。5,000円前後でこれだけの体験ができるキーボードは、そう多くありません。
最初のセットアップさえ乗り越えてしまえば、あとは快適なキーボードライフが待っています。説明書に振り回されず、この記事を参考にどんどん使いこなしてください。
もしこの情報が役に立ったら、ぜひ周りのMETISユーザーにも教えてあげてくださいね。

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