ワイヤレスイヤホンを選ぶときに、「ゲームをしたいけど音ズレが気になる」「複数のデバイスで切り替えて使いたい」といった悩みを持つ人は少なくありません。
そんなときに注目されるのが、ドングル(USBレシーバー)が付属するワイヤレスイヤホンです。通常のBluetoothイヤホンとは異なる接続方式を採用することで、より安定した通信と低遅延を実現できるのが特徴です。
この記事では、ドングル付きワイヤレスイヤホンの選び方と、おすすめの製品を紹介します。
ドングル付きワイヤレスイヤホンとは?通常のイヤホンとの違い
まず、ドングル付きワイヤレスイヤホンがどんなものなのか、簡単に説明します。
ドングルとは、小さなUSB型のレシーバーのことです。これをパソコンやゲーム機のUSBポートに挿すことで、イヤホンと直接通信できるようになります。
通常のワイヤレスイヤホンは、スマートフォンやパソコンとBluetoothで接続します。一方、ドングルを使うモデルは、2.4GHz帯などの専用無線通信を使うものが多く、以下のような違いがあります。
- 遅延が少ない:Bluetoothよりも通信の安定性が高く、映像と音声のズレが気になりにくい
- 接続が簡単:ドングルを挿すだけでペアリング完了するモデルが多い
- 対応デバイスが広い:Bluetooth非搭載のデバイス(一部のゲーム機や業務用機器)でも使える場合がある
ただし、ドングルは製品ごとに専用設計であることがほとんどです。なくしてしまうと代替品が手に入りにくい場合もあるので、取り扱いには注意が必要です。
ドングル付きワイヤレスイヤホンの選び方
ドングル付きのワイヤレスイヤホンを選ぶときは、以下のポイントをチェックしておくと失敗しにくいでしょう。
使用するデバイスを確認する
ドングルの形状は主にUSB-AタイプとUSB-Cタイプがあります。パソコンやゲーム機のポートがどちらなのかを事前に確認しておきましょう。
また、Nintendo SwitchやPS5、スマートフォンなどで使いたい場合は、対応機種として明記されているかどうかも重要な判断材料です。
遅延性能を比較する
メーカーによっては「低遅延モード」や「ゲーミングモード」を搭載しているモデルがあります。数値で表記されている場合もありますが、体感できるレベルかどうかは実際に使ってみないと分からない部分もあります。
公式サイトで公開されているスペックを確認しつつ、レビューなどで実際の使用感を参考にするのもひとつの方法です。
バッテリー持続時間をチェックする
イヤホン本体の連続再生時間はもちろん、充電ケースの容量も確認しておきましょう。長時間のゲームプレイや映画鑑賞を想定するなら、バッテリー持ちは重要なポイントになります。
装着感やデザインも考慮する
完全ワイヤレスイヤホンは長時間装着することもあるため、耳へのフィット感は非常に大切です。カナル型やインナーイヤー型など形状もさまざまなので、自分の使い方に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ドングル付きワイヤレスイヤホンのおすすめ製品
ここからは、ドングルが付属するワイヤレスイヤホンの候補を紹介します。各製品の最新スペックや価格、在庫状況は必ずメーカー公式サイトや販売ページでご確認ください。
1. Soundcore VR P10
Soundcore(サウンドコア)から販売されているモデルで、2.4GHzのドングル接続とBluetooth接続の両方に対応しているのが特徴です。
- 特徴:USB-Cドングル付属で、Nintendo SwitchやPC、スマートフォンなど幅広いデバイスで使用可能
- メリット:ドングル接続時は低遅延でゲームに適している。ドングルは充電ケースに収納できるコンパクト設計
- デメリット:専用ドングルをなくすと代替品が入手しにくい可能性がある
- 向いている人:Nintendo Switchやスマホでゲームを楽しみたい人、デバイスを頻繁に切り替えて使いたい人
- 向いていない人:ドングルの管理が面倒に感じる人、特に高音質を求めるオーディオファン
- 注意点:価格やスペックは公式サイトで最新情報を確認してください
2. final ZE3000
final(ファイナル)ブランドから展開されているモデルで、ゲーミング向けにドングル付属のバリエーションが用意されています。
- 特徴:音質設計に定評のあるfinalによるチューニングで、ゲームだけでなく音楽鑑賞にも配慮したサウンドが特徴
- メリット:ドングル接続による安定した通信と、finalらしい繊細な音づくりを両立している
- デメリット:ゲーム特化型と比べると価格帯がやや高めになる場合がある
- 向いている人:ゲームも音楽もバランスよく楽しみたい人、ブランドの音質志向に共感できる人
- 向いていない人:とにかく安価な製品を探している人
- 注意点:ドングル付属モデルと非付属モデルがあるため、購入時は仕様をよく確認してください
3. EPOS GTW 270 Hybrid
EPOS(エポス)から販売されているゲーミング向け完全ワイヤレスイヤホンです。
- 特徴:USB-Cドングルによる2.4GHz接続とBluetooth 5.1のハイブリッド対応
- メリット:PCやPS4、Nintendo Switchなどに対応しており、ゲーム用途に最適化された低遅延設計
- デメリット:ドングル付属モデルは価格が高めに設定されている傾向がある
- 向いている人:本格的なゲーミングオーディオをワイヤレスで楽しみたい人
- 向いていない人:軽い音楽鑑賞だけに使いたい人、予算を抑えたい人
- 注意点:対応デバイスやバッテリー駆動時間は公式スペックを必ず確認してください
4. HyperX Cloud Mix Buds
ゲーミングデバイスブランドとして知られるHyperX(ハイパーエックス)のワイヤレスイヤホンです。
- 特徴:専用USB-CドングルとBluetoothの両方に対応し、ゲームと日常使いをカバーする設計
- メリット:コンパクトなドングルで持ち運びやすく、ゲーム中の音ズレが気になりにくい
- デメリット:ドングルを挿しっぱなしにするとバッテリー消費が気になる場合がある(使い方次第)
- 向いている人:ゲームとスマホの両方でワイヤレスイヤホンを使いたい人
- 向いていない人:特に高音質を求めている人、ドングル管理が負担に感じる人
- 注意点:製品の仕様や価格は公式サイトで最新情報を確認するようにしてください
ドングル付きワイヤレスイヤホンに関するよくある疑問
ドングル付きのワイヤレスイヤホンを検討するときに、多くの人が抱く疑問をいくつかまとめました。
ドングルはスマートフォンでも使えますか?
USB-Cポートを搭載したスマートフォンであれば、ドングルを挿して使える場合があります。ただし、すべてのスマホで動作を保証されているわけではないので、対応機種として明記されているかどうかを事前に確認しましょう。
ドングルをなくしたらどうすればいいですか?
多くの製品では、ドングルは専用設計となっており、一般の市販品で代用できません。メーカーに問い合わせて代替品を入手できるか確認する必要があります。なくさないように注意して管理することをおすすめします。
通常のBluetoothイヤホンより音質はいいですか?
音質は製品ごとに大きく異なります。ドングル接続は遅延や安定性に優れることが多いですが、音質そのものはドライバーやコーデック、チューニングに依存します。ゲーム用途に最適化されたモデルと、音楽鑑賞向けのモデルでは傾向が違うので、自分の目的に合った製品を選ぶとよいでしょう。
ドングル付きワイヤレスイヤホンを選ぶときの注意点
製品を購入する前に、以下の点にも注意しておきましょう。
- 価格やスペックは記事執筆時点のものです。最新情報は必ず公式サイトや販売ページで確認してください。
- ドングルは製品専用のものが多く、互換性がない場合があります
- ゲーム用途を想定している場合でも、対応デバイスが限られている製品があるため要確認
- バッテリー持続時間は使用方法や環境によって変わることがあります
- 口コミはあくまで参考情報として扱い、自分の目的に合うかどうかを最優先に判断しましょう
まとめ|自分の用途に合ったドングル付きワイヤレスイヤホンを選ぼう
ドングル付きのワイヤレスイヤホンは、通常のBluetoothイヤホンにはない「安定性」と「低遅延」という大きなメリットがあります。
ゲームを快適に楽しみたい人や、複数のデバイスでワイヤレスイヤホンを使い回したい人にとっては、非常に魅力的な選択肢です。
一方で、ドングルの管理が必要だったり、製品ごとの対応デバイスが限られていたりする点も無視できません。
今回紹介した製品を参考に、価格やスペック、対応デバイスを比較しながら、自分の使い方にぴったり合うドングル付きワイヤレスイヤホンを見つけてください。
購入前には必ず各メーカーの公式サイトで最新情報を確認し、納得したうえで選ぶようにしましょう。

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