失敗しない87キーメカニカルキーボードおすすめ10選。省スペースで仕事もゲームも快適に

メカニカルキーボード
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「テンキーって、正直いらないんだよな」

デスクに向かうたび、そんな風に思ったことはありませんか。マウスを大きく動かすたびにキーボードの右端にぶつかるストレス。気づけば肩が内側に入って、夕方には首がバキバキになっている。

でも、矢印キーやHome、Endキーは仕事に必須だし、60%サイズのちっちゃいキーボードはさすがに不便そうで手が出せない。

そこで選びたいのが、87キーメカニカルキーボードです。

テンキーレスとも呼ばれるこのサイズ感は、省スペースと機能性の絶妙なバランスポイント。この記事では、実際に複数台を使ってきた経験をもとに、あなたの使い方にぴったり合う一台を見つけるお手伝いをします。軸の選び方から、予算別のおすすめ機種、後悔しないためのチェックポイントまで、会話するように解説していきますね。

なぜ今87キーボードが選ばれるのか

フルサイズキーボードを使っている人の多くは、テンキーを「たまにしか使わない」と気づいています。確定申告の時期だけ打つ数字のために、年間300日もデスクの右半分を占領されているとしたら。

87キーボードに変えると、マウスを置く位置が自然と体の正面に近づきます。これだけで肩甲骨まわりの窮屈さが解消されて、長時間のPC作業がぐっと楽になる。実際に「キーボードを小さくしたら四十肩がマシになった」という声も珍しくありません。

そしてもう一つ、見た目の満足感も無視できません。デスク上がすっきりすると、それだけで「さあやるか」という気持ちになれる。特に在宅ワークだと、この心理効果は馬鹿にできないんです。

メカニカルキーボードの軸選び。赤・青・茶、どれが正解?

メカニカルキーボード初心者が最初にぶつかる壁、それがキースイッチ選びです。大まかに分けると3種類。それぞれ「どんな人に向いているか」で選ぶのがコツです。

リニア(赤軸)派
押し込むときにカクンという感触がなく、スムーズに底まで下りるタイプ。軽い力で入力できて、ゲームで連打が必要な人や、一日に何千文字も打つライターさんにおすすめ。ただし「底打ち音」がカタカタ気になる場合もあるので、そこは後述する静音モデルでカバーしましょう。

クリッキー(青軸)派
カチカチという明確な打鍵音と、押した感覚が指にビシッと返ってくるタイプ。キーボードを叩いている実感が欲しい人、タイプライター感覚を楽しみたい人に向いています。ただし音はかなり大きいので、オフィスや家族がいるリビングで使うと「うるさい」と言われる覚悟が必要です。

タクタイル(茶軸)派
赤軸の滑らかさと青軸のクリック感を足して二で割ったような存在。そっと押せば静か、しっかり押せばコクンと感触がある。初めてのメカニカルなら、とりあえず茶軸を選んでおけば大きく外さない、と言われています。

最近はメーカー独自の軸も増えていて、静電容量無接点方式というまた別の選択肢もありますが、まずはこの3系統を押さえておけば迷いません。

接続方式で変わる使い勝手。有線か、無線か、両方か

87キーボードには、主に3つの接続タイプがあります。

有線タイプは、遅延がほぼゼロで安定性は最強。FPSや格闘ゲームをガチでやるなら、やっぱり有線が安心です。ケーブルが取り外せる着脱式なら、持ち運びも断線リスクも減らせます。

Bluetooth無線タイプは、デスク上の配線を完全に消し去りたい人向け。タブレットやスマホと切り替えて使えるモデルも多く、複数デバイスを使う人には作業効率が劇的に上がる魅力があります。ただし、ごく稀に接続が不安定になることや、バッテリー切れの心配はあります。

2.4GHz無線(USBレシーバー)タイプは、Bluetoothより低遅延で安定した接続が特徴。ゲーミング向け無線モデルはだいたいこの方式です。レシーバーをなくさないようにだけ注意。

そして理想なのは「有線・Bluetooth・2.4GHzの全部盛り」モデル。普段は無線でスッキリ、ゲームのときだけ有線、という使い分けができて本当に便利ですよ。

87キーメカニカルキーボードおすすめ10選

ここからは、実際に選ぶ際の参考になる機種をカテゴリ別に紹介します。リンク先はamazonで確認できます。

コストパフォーマンス重視派に

1. Keychron K8 Pro
言わずと知れた大本命。ホットスワップ対応で軸を自分で差し替えられるから、軸選びに失敗しても大丈夫。MacとWindows両方に対応していて、アルミフレームの高級感もありながら価格は控えめ。初めての87キーメカニカルキーボードとして、まずこれを選べば間違いありません。

2. Royal Kludge RK87
とにかく安くて多機能なモデルを探しているならこれ。3モード接続、ホットスワップ、RGBライティングと、上位機種並みの機能を詰め込んでこの価格。入門機として手に取ってみるのにぴったりです。

3. EPOMAKER TH80 Pro
ボリュームノブがついているのが地味に便利で、作業中にサッと音量調整できます。カラバリも豊富で、デスク周りをポップにしたい人に。

ゲーミングで勝ちたい人に

4. Razer BlackWidow V3 Tenkeyless
ゲーミングデバイスの王道。ダブルショットABSキーキャップの打鍵感は非常に軽快で、高速入力が必要なFPSやMOBAプレイヤーに支持されています。専用ソフトでキーマップの細かな設定ができるのも強み。

5. SteelSeries Apex 9 TKL
光学スイッチ搭載で、反応速度にこだわるならこれ。アクチュエーションポイントが通常のメカニカルより浅いため、指が疲れる前にキーが反応する感覚がクセになります。

6. Logicool G Pro X TKL
プロゲーマーも使う定番モデル。交換可能なスイッチと持ち運びやすい堅牢設計で、大会に機材を持ち込むストリーマー層にも人気です。

静音性・打ち心地を極めたい人に

7. FILCO Majestouch 2 TKL 静音赤軸
日本が誇るダイヤテック社のFILCO。派手さは一切ないけれど、打鍵の安定感と静かさは別格です。「メカニカルだけどうるさくできない」というオフィスワーカーにこそ使ってほしい一台。

8. Leopold FC750RBT
静音性と打鍵音の美しさを両立した、いわゆる「沼」の入り口。工場出荷時点でスタビライザーに潤滑剤が塗られていて、スペースキーやエンターキーのガチャつきが驚くほどありません。Bluetooth対応でデスクもスッキリ。

9. HHKB Professional HYBRID Type-S
こちらは厳密には87キーではなく静電容量無接点方式ですが、打ち心地の良さと静音性を求めるなら外せません。高価ですが、一度触ると他のキーボードに戻れなくなる魔性の打鍵感です。

ワイヤレス自由自在がいい人に

10. NuPhy Air75
ロープロファイル(薄型)の87キーメカニカル。薄くて軽くて、それでいてメカニカルの打鍵感はしっかり残っています。カフェやコワーキングスペースに持ち出したいフリーランスの方にこそ。

後悔しないためのチェックポイント

購入前に、ここだけは確認してほしいポイントをまとめます。

キーキャップの素材と形状
よく使うキーの印字が半年で消えた、という残念な体験をしないために、PBT素材の二色成形キーキャップを選びましょう。表面がツルツルになりにくく、文字が消えません。

ホットスワップ対応か
軸を自分で交換できるかどうかは、長く使ううえで想像以上に大事です。「思ってたより青軸がうるさかった」というときも、スイッチを買い足して好みの打鍵感を探せます。はんだごて不要で軸を引き抜けるので、キーボードのカスタマイズも楽しくなりますよ。

スタビライザーの質感
意外と見落とされがちなのが、スペースキーやエンターキーの端を押したときの感触。ここがカタカタ鳴ると、キーボード全体のチープさに直結します。レビューで「スタビライザーのルブ(潤滑)が良い」と書かれているモデルは、その時点でかなり信頼できます。

打鍵音のトレンドと内部構造の進化

最近の87キーメカニカルキーボード界隈では、「打鍵音」を重視する流れが加速しています。

単に静かならいい、という時代は終わりました。今求められているのは「心地よい音」。具体的には、厚めの吸音シリコンパッドやPETフィルムを内蔵して、余計な反響音を消した「コトコト」「スコスコ」というASMR的なサウンドです。

KeychronのProシリーズや、先に挙げたLeopoldの最新モデルは、この吸音構造がしっかり組み込まれています。打鍵音はYouTubeなどで実機のタイピング動画を聞いてみると、想像と違ったというミスマッチが防げます。

87キーメカニカルキーボードはあなたのデスクを変える

いかがでしたか。

フルサイズからの乗り換えは、最初の数日だけ「テンキーがない」と違和感があるかもしれません。でもそれを乗り越えれば、広々としたデスクと、肩を締め付けない自然な姿勢が当たり前になります。

それに、87キーメカニカルキーボードのもう一つの楽しみは「愛着」です。キーキャップを着せ替えたり、軸を自分好みに変えたり。道具を育てるように付き合えるのも、このサイズのキーボードならでは。

安い買い物ではないからこそ、この記事があなたの「これだ」を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

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